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初心者でも安心な絵の飾り方について〜最適な取り付け金具から、壁に傷をつけない方法まで〜

▼額縁の飾り方
額縁を飾る場合、額縁に付属の紐を蝶結びに額に取り付け、壁面のフックなどに引っ掛けて設置します。
上記のように結び目は、端に移動しておくといいです。またフックはさほど重くないものであれば、特別なフックでなくても構いません。


飾った際に、このように額縁がお辞儀をしたようになるので、額の傾きが気になる場合もありますが、
その際には、並行になるようにティッシュやスポンジを裏に挟んでおくといいです。

また、大型作品の額吊金具は、Jフックというものがあります。

これが一番のおすすめというわけではありませんが、この記事では私が検索して見つけた商品もご紹介します。

商品選びのご参考にどうぞ。

これは私が展示の際にも使用しているものです。
刺す箇所は多いですが、穴も小さいので会場の壁を修復しやすいです。

▼額縁を飾る場所を、DIYする。


壁面にフックなどがない場合、ピクチャーレールという器具を使い、DIYするのも良いでしょう。




▼額縁を飾る場所を、DIYする。

壁面にフックなどがない場合、ピクチャーレールという器具を使い、DIYするのも良いでしょう。

ピクチャーレールとは、上の写真のような器具のことで、

カーテンレールのような絵画の吊り下げ器具です。それを使用すれば、簡単に飾ることができます。

5000円前後でキットを販売している企業がありますので、お好きなものを探して見てください。


取り付けかたは、それぞれわかりやすい説明つきのものを選びましょう。




▼壁面DIYの注意点

マンションなど、飾る場所によっては、管理規約等によってビス打ちなどをしてはいけない壁面がある場合があります。

そのためピクチャーレールを使用する方は多いようです。

また土壁や塗り壁には基本的にフックの設置ができません。壁に木部の廻り縁がある場合、それを利用して金具を打ち込み

額縁ワイヤーを垂らして飾ることができます。詳しくは、専門業者に相談してください。


何か自分で設置する場合には、万が一の耐性などがご心配な場合もあるかと思います。

そのような際には、施工会社がありますので、そういった業者のサービスを利用するのがベストです。

またコンクリート壁も相談されるのがいいでしょう。




▼飾る場所によって高さを変える

書斎やリビングなどに飾る場合、座って見ていることが多いので床からの距離を110cm、廊下など立っていることの多い場所は160cmくらいに設定しておくと見やすい位置になります。作品によって違ってくるので、微調整をしてください。


▼エアコンや加湿器、直射日光の当たる場所を避ける

絵画は温度や光に弱い場合が多いです。絵の具のひび割れや、湿気によるかびなど発生につながることがありますので

エアコンや直射日光、加湿器は避けて設置してください。



▼壁を傷つけることができない場合にも絵は飾れます。

その最も簡単でおしゃれな方法は、額立てやイーゼルを使用することです。
こちらであれば、作業時間も必要ありませんし、模様替えなどをする際にはさっとたたんで片付けることもできます。また、大きなものから卓上サイズまでありますので、どこにでも簡単に飾ることができます。下記のような商品を見つけました。




▼和室には、額ふとんを。
額縁を鴨居や長押に載せるのは危険ですので、しっかりとした飾り金具があるといいです。
額吊金具、額受金具、額ふとんがあるといいです。

いかがでしたでしょうか。
案外、絵の飾り方は難しくなく簡単であるかと思います。
ぜひこれを機会に絵を壁面に設置し、昨日よりも刺激的で豊かなアート作品のある日々を
皆様に楽しんでいただければ幸いです。


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