エンタメ小説誌「オール讀物」11月号の目次絵を募集します! 「#オール讀物目次絵コンテスト」で、これまでにないアイデアをぜひ投稿してください。
エンタメ小説誌「オール讀物」は、今回「#オール讀物目次絵コンテスト」を開催いたします。「11月号(10月21日発売予定)を飾る目次絵を、noteでご活躍中のクリエイターさんの才能から発掘したい!」というまったく新しい試みです。
対象となる11月号は、第102回「オール讀物歴史時代小説新人賞」発表号です。「オール讀物新人賞」はこれまで、赤川次郎さん、宮部みゆきさん、門井慶喜さん、木下昌輝さんなど、数多くのベストセラー作家を輩出してきました。
新たな才能を世に送り出す号で、目次絵も新進気鋭のクリエイターさんにお任せしたいという企画です。
応募作の中から、最優秀作品を「オール讀物」11月号の目次絵として実際に採用いたします。賞金(掲載料)5万円に加え、副賞として「オール讀物」1年分(計10冊)も進呈します。
ぜひとも、奮ってご応募ください!
※テンプレートを「募集要項」に追加いたしました。お描きいただく際の枠として、お役立てください!(8月3日追記)
【募集期間】
7月1日(金)~8月31日(水)
「オール讀物」とは?
ところで、みなさんは「オール讀物」をご存じでしょうか?
「オール讀物」は日本一の発行部数を誇るエンターテインメント文芸誌で、年に10回発行しています。昭和5年の創刊以来、90年以上の歴史を積み重ねてきました。
ミステリーや時代小説、恋愛もの、ファンタジーまで幅広いジャンルの小説に加え、ノンフィクションやエッセイ、マンガなど、あらゆる読み物を掲載しています。初めて手に取ると、一冊のボリュームに驚かれるかもしれません。
また、年に2回開催される直木賞の発表媒体です。現在発売中の7月号で第167回直木賞候補作を発表、9・10月合併号(8月22日発売予定)で受賞作品を大きく特集します。
そもそも、目次絵とは?
では、今回募集したい目次絵とはどのようなものか、ご紹介します!
「オール讀物」は今では珍しくなった「観音開き」の目次を採用しています。
5月号の目次絵を担当したのは台湾在住の漫画家・高妍さん。村上春樹さん『猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋刊)の挿画を担当したイラストレーターさんです。「読む、台湾。」特集を組んだ5月号に合う、ノスタルジックな雰囲気あふれるイラストが話題になりました。
目次内容と絵を合体すると、こんな風に完成します!
7月号(6月22日発売)では、草野碧さんにイラストを依頼しました。高校生直木賞&ミステリー特集号にちなみ、爽やかでありながらも、どこか不穏な雰囲気の目次絵になりました。
絵のテイストによってさまざまな顔を見せてくれる目次は、「オール讀物」の隠れた見どころのひとつです。
いかがでしょうか? これまで毎月プロとしてすでに活躍中のイラストレーターさんが描いてきた目次絵ですが、今回は「#オール讀物目次絵コンテスト」を開催し、「やる気と才能にあふれる新たなクリエイターさんに、ぜひともお願いしたい!」と考えています。
以下の要項にて、7月1日(金)から「#オール讀物目次絵コンテスト」の募集を開始します。
募集要項はこちら!
■募集作品
「オール讀物」11月号(10月21日発売予定)の目次絵。
(11月号では「オール讀物新人賞」(歴史時代小説に特化した新人賞)受賞作品を発表します。)
■参加方法
#オール讀物目次絵コンテスト のハッシュタグをつけて、noteに応募作をご投稿ください。
イラスト画像はjpg、またはpngなどのデータを投稿記事に貼り付けていただくだけで構いません(実際に採用された場合のみ、高解像度のデータで入稿していただく必要があります)。
■応募期間
7月1日(金)~8月31日(水)まで
■結果発表
9月末ごろ発表予定。審査終了後、受賞者には本の話からnoteの「クリエイターへのお問い合わせ」機能を通じてご連絡します。noteに登録されているメールアドレス宛にご連絡がいきます。
■賞
最優秀賞:「オール讀物」11月号目次絵に採用。賞金(掲載料)5万円、副賞は「オール讀物」1年分(計10冊)です。クリエイターさんのお名前ももちろんイラストとともに掲載されます。
佳作:副賞として図書カード5000円分を進呈。(5作品ほど選出予定)
■選考
・野中深雪(文藝春秋デザイン部。「オール讀物」デザイナー、多くの単行本の装丁も担当)
・川田未穂(「オール讀物」編集長)
■イラストのサイズおよび注意点
以下を参照ください。
上図のように、天地左右の端・トンボ分3ミリ(ピンク色の部分)が断裁されます。
寸法A 天地54ミリ 左右340ミリ
寸法B 天地54ミリ 左右264ミリ
寸法C 天地36ミリ 左右340ミリ
寸法D 天地36ミリ 左右264ミリ
イラストの枠の使い方に決まりはありません。
テンプレートはこちらからダウンロードいただけます。(Illustrator用)
「オール讀物」2022年1月号
「オール讀物」2022年2月号
上記の内容をご確認の上、どしどしご応募ください!
募集にあたり、イラストの具体的なテーマ設定はありませんが、「オール讀物新人賞発表号」「販売期間(10月末~11月末の1か月間、書店に並びます)の季節感」を念頭に置いて創作いただければと思います。
大胆で個性豊かな目次絵を、お待ちしております!
ちなみに、このコンテストを担当しているのは、この4月に文藝春秋に入社し「オール讀物」編集部に配属となった嶋田です。(ここまでお読みいただき、ありがとうございます!)
実はわたくし、配属されてから「オール讀物」という雑誌の面白さを知りました。特定のジャンルや自分の好みに縛られることなく、世に生みだされたばかりの小説をたくさん読める……これって本当にすごいことではないでしょうか?
ぜひ、お気軽にご投稿ください。何より、私自身が「オール讀物」を知り始めたばかりです。既存の枠にとらわれないご投稿を、楽しみにお待ちしております!
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