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7月第1週 今週の「本の話」 ベスト3!

3位★「選考委員への挑戦状」とされた第30回松本清張賞。新感覚の「読書体験」をもたらすデビュー作、創作の舞台裏。

5人の選考委員、阿部智里さん、辻村深月さん、森絵都さん、森見登美彦さん、米澤穂信さんに「挑戦状」を叩きつけ、受賞を勝ち取った森バジルさん。読者だけが理解できる奇想天外な構成。何を書いてもネタバレになる『ノウイットオール あなただけが知っている』を、著者自身が解説します。


2位★【米澤穂信さん新刊発売記念!】『可燃物』ネタバレトークイベント

米澤穂信さんの初の警察ミステリ『可燃物』が7月25日に発売されます。
2度のミステリーランキング3冠(『満願』『王とサーカス』)と『黒牢城』では史上初のミステリーランキング4冠を達成した著者の最新作。余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している葛警部。警察官が名探偵となり事件を解決する本格ミステリの新たな傑作が誕生しました。
本作発売を記念して、ネタバレトークイベントを開催します!
詳細はこちら。


1位★東野圭吾のガリレオシリーズ・ジュニア版、第3弾『ガリレオvs.メタルの魔術師』が発売。感想文を書いて「特製クリアファイル」をゲットしよう!

ベストセラー作家・東野圭吾さんの代表作である「ガリレオシリーズ」を、小学生や中学生に読んでもらいたい、とスタートしたジュニア版『ガリレオの事件簿』。この第3弾『ガリレオ vs. メタルの魔術師』(画・うめ)が、7月5日に刊行となりました。
夏休みの読書感想文にもピッタリのこの一冊! そして、感想文を文藝春秋宛にお送りいただいた方、全員に「ガリレオの事件簿 特製クリアファイル」をプレゼントする【感想文キャンペーン2023】を実施します。
ふるってご応募くださいませ! 


●今週のポッドキャスト

佐伯泰英新シリーズ「柳橋の桜」4カ月連続文庫書き下ろし刊行!

1999年1月刊行の『密命』から25年、「文庫書き下ろし時代小説」という一大ジャンルを作り上げてきた佐伯泰英さんは、来たる2024年1月に、書下ろし作品刊行点数300冊という大きな到達点を迎えます。300冊までのカウントダウン開始となる294冊目は、文春文庫の新シリーズ「柳橋の桜」。6月発売の『猪牙の娘』、続いて7月発売の2巻『あだ討ち』の読みどころ、佐伯作品の魅力について担当編集者2人が熱く語ります!


【5分で聴く♪文春新書】高橋杉雄編著『ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦』

防衛省防衛政策研究所所長の高橋杉郎さんらが、ロシア・ウクライナ戦争をケーススタディに、「大国間競争」に埋め込まれた「終わらない戦争」について考える文春新書『ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦』。グローバリゼーションが進んだ世紀におけるウクライナ戦争の開始は、「終わらない戦争」の始まりを告げる出来事となったという――見えない情報の行き交うサイバー戦、イーロン・マスクのスターリンクに代表される民間による宇宙利用もが戦争の命運を握る。ウクライナ戦争以後、戦争はどう変わったのか? この戦争に終わりはあるのかなど、リアルタイムの戦争研究の成果が詰まった一冊について担当者が解説します(聞き手:前島篤志文春新書編集長)。


【話題作🎧試し聴き】濱 嘉之『国境の銃弾 警視庁公安部・片野坂彰』朗読・宮本淳

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 公安出身の濱嘉之さんによる、最新の国際インテリジェンス情報小説「警視庁公安部・片野坂彰シリーズ」は、オーディオブックでもお愉しみいただけます。イェール大学、FBIで研修し、はては傭兵会社の経験もあるという、片野坂彰はどんな声の持ち主でしょう?


【翻訳の部屋⑯】巨匠タランティーノの『その昔、ハリウッドで』。小説と映画はまったく別物!?(後編)

アカデミー賞2部門受賞、ゴールデングローブ賞3部門受賞した映画〈ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド〉を、監督のクェンティン・タランティーノ自ら小説化した⁠⁠⁠『その昔、ハリウッドで』(文藝春秋)⁠⁠⁠。これは単なるノベライズではなく、映画にはない場面や映画にはない結末を擁した、堂々たる長編小説だった——それを実証すべく、なんと小説は読まずに映画だけしか観ていない、翻訳出版部員タカハシと本作を検証していく前代未聞の企画の後編です(聞き手:文藝春秋翻訳出版部部長・永嶋俊一郎)!

前編はこちら


【5分で聴く♪文春新書】家森幸男『80代現役医師夫婦の賢食術』

約40年にわたり世界中の長寿・短命地域で健診を行い、食と健康の関係を科学的に調査・研究してきた85歳の京大名誉教授の家森幸男さんは、1980年代に当時の「世界三大長寿地域」だったジョージアを訪れ、健康長寿の鍵を握る現地のヨーグルトを持ち帰って分析。それがのちに「カスピ海ヨーグルト」として一大ブームを巻き起こしたことでも知られています。研究の結果明らかになった「世界最高の健康長寿食」を、夫婦揃って実践し続け、元気に現役を続けている家森夫婦が、毎日「何をどのように食べているのか」!?最期まで健康な頭と身体で生きるための賢い食べ方を『80代現役医師夫婦の賢食術』(文春新書)では大公開します。(聞き手:前島篤志文春新書編集長)


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