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朝カレーと大竹まこと(2005年06月16日)


2005年06月16日 記

 今日の朝食はカレーだった。昨日の晩御飯の残りである。朝、カレーを食べるといつもなにか後ろめたい気分になる。大竹まことの言葉を思い出すのである。ずっと昔、20年ぐらい前に名古屋地区で放送されていた若者向けの番組がある。「5時SATマガジン」というのがそれで、その番組中、大竹が「朝からカレーが食えるかっ!」と叫んでいた。その一言が、けっこうカルチャーショックだったりしたわけで。「えっ? 朝からカレーって食べちゃ駄目なの? それが常識??」と思った次第。我ながら馬鹿みたいなのであるが、いやぁ、多感な年頃だったもので(笑)。

「5時SATマガジン」といえば当時の僕にとっては、唯一の情報源といっても過言ではない。大竹まことといえど、すでに全国区のタレントだったので、田舎高校生の胸にはたとえアホな言葉であろうとその影響力は甚大であった(ような気がする)。

 そういえば「5時SATマガジン」のJ-POP情報はどこよりも早かったのではなかろうか? 小室哲哉率いるTMネットワークなんか、ほとんど準レギュラー? というぐらいの頻度で出演していた。渡辺美里とかデーモン小暮とかレベッカなんかもよく出てたように思う。

「5時SAT」が本当にすごかったのは、彼らの無料ライブをどかどか実施していた点だろう。全国ではイマイチ知名度の上がらないミュージシャンをどしどし紹介して、怒涛のごとく無料ライブ。レベッカなんかはその最たるもので、僕的には彼らを有名にしたのは名古屋のファンだと今でも思っているがどうでしょう? その他、BOOWY、聖飢魔IIのライブなんかもあったなぁ。そりゃほとんど全部行きました。タダだもの。「5時SAT」がらみかどうか忘れたけど、今井美樹の無料ライブなんかもあった。そう考えると、当時の名古屋の若者はほんとうに恵まれてたんじゃないかなぁ。外国人アーティストの公演はよくすっ飛ばされてたけどね(笑)

2024年02月08日 追記

 20年前の日記で「20年前」と書いているので、もう40年ぐらい前の話。時の経つのは本当に早い。こわい。ウィキを見ると「5時SATマガジン」は1981年からの放送とある。MCも何人か変わっていて、MAKOTOというタレントの名前もある。誰かと思ったら、北野誠だった。まったく記憶にないのでびっくり。北野誠は現在、CBCラジオの昼帯番組を担当していて、月曜から土曜までずっと名古屋で生放送をやっている。その合間に心霊番組「おまえら行くな。」のロケなどを敢行しているわけで、めちゃめちゃ働き者だと思う。僕がよく観ていた大竹まこと司会の時期は、ほかに矢野きよ実、いんぐりもんぐりがサブMCを務めていた。

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