漢字に救われた話(2005年07月12日)
2005年07月12日 記
高校生の時、すごく風変わりな授業をする英語教師がいた。始まりと同時にぼそりと数字をつぶやく。その日の日付である(今日だったら12)。その数と同じ出席番号の生徒が今日の「ご指名」というわけである。そのあと教師は一言も口を開かない。生徒は呆然と立ちすくむ。時間だけが無為に流れて、下手したらそれで授業終了。なんだかよくわからない。そして運の悪いことに、第1回目の授業の日の日付は僕の出席番号であった。結局僕は何をしてよいやら分からず、一時間ずっと立ちっ