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「あ〜」は朝来の、あ〜っ♪

 「兵庫県の朝来市に移転します!」と書いて送れば大概の方に「なんて読むの?」と聞かれるのですが、「朝来」と書いて「あさご」と読みます。兵庫県の北中部に位置する市で、朝来において最も有名な観光地は天空の城竹田城跡で、次に有名なのが生野銀山。そしてスノボやスキーをする方やキャンプが好きな方には豊かな自然が魅力的☆なところとして馴染みがあるのではないでしょうか。私の中でポイントめちゃ高いのは、とにかく食べ物が美味しいとこ! 但馬牛とかめちゃ美味しいです☆ 内陸部ではありますが、日本海に面した豊岡(近年、東京からの移住者の方も多い温泉町・城崎を含むエリア)も近いために海産物も美味しければ、農業が盛んな養父市も近いため野菜も美味し!と、食いしん坊には大変たまらない町。それが、朝来! イエス、朝来!! ……と、さもさも知っているかのように書きましたが、特にアウトドアでもなければ城跡を見に行くような良い感じの趣味もない身としては、同じ兵庫県内に位置する西宮の出身とはいえ、最初は「ど……どこなん?」と思ったものでした。なんならつい最近まで鳥取のめっちゃ近くだと思い込んでいた(鳥取は、言うほど近くない。でも朝来から大阪に出るよりかは鳥取に行く方が近い)。では、なぜにそんな馴染みのない場所に移転する運びとなったのか。それはもう、ただただ流れに身を任せた結果、というしかございません!

 前回の記事でも書きました通りで、「店舗住居一体」への憧れこそあったものの、「絶対にここ!」という場所ありきで探していたわけではなく、「店ができて生活もできて、大体このくらいの広さの、できれば古民家!」みたいな希望ありきで探していたため、とにかく物件を見に行っては、気に入るか、気に入らないか!みたいな行き当たりばったり方式を採用していたため、どこを見てもいまいち決め手にかけるというか、一見で「絶対ここは無理!」というところはあっても、「ここが正解!」みたいなことにはさっぱりならず……。良いっちゃあいいし、でもなー、でもなー、みたいな感じで、物件を探し始めてから約4.5年の間、内覧から先(持ち主の方との顔合わせ)には一度も進まず。なのに、今回は実にあっさりと進んでいきました。しかし先日買った家は、実のところ最初からこの物件の内覧を希望したわけではなくて、全く別の市の全く別の家を見に行った際に担当してくださった不動産業者さんが「話を聞いていると朝来が合いそうな気がするなー」なんておっしゃったことに端を発しています。そのお言葉を皮切りに、

「あさご……?ってどこなん?」からの「天空の城竹田城跡があるところかー!」からの、「ちょっと朝来市の空き家バンクとか調べてみる?」からの、「物件、見に行ってみる?」からさらに、朝来の空き家バンクの際にお世話になった方に「もう一つまた別ですがおすすめのところありますよ」 → 見に行く → なんかわからんけど、最初に見た時に、この石垣を壊して駐車場にしてー、店の中から前の川見れてー、蔵ではギャラリーとかしたりー、……できるな!! → 持ち主の方と面談(非常事態宣言の時節柄zoomで打ち合わせ) → 助成金(※)出れば、買えるんじゃない? → 助成金申請のための事業計画書などの作成 → 実際店舗を構えても良いかどうかなども聞きたいがゆえの町内会の皆様との顔合わせ → 朝来市商工会議所並びに朝来市役所の皆様と助成金申請に伴い面談(時節柄これまたzoom) → 申請許可 → 物件購入 → いま、ココ!!

(※朝来市は移転並びに事業支援に手厚い市なのでございます☆)

 ……という流れになるのでありました。このあととしては、家のリノベ工事着工 → 引っ越し(家&店) → 住みながら店のリノベ工事 → 来年春頃に再オープン! を目指すような段取りでございますっ☆★☆

 ちなみに画像の川は家の前を流れる川(店の中から見える予定の川)で、夏にはなんと、蛍が出るそうなーっ!!! ビバ、朝来!!!


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