今敢えて問う

コロナ禍になり葬儀の縮小化が問われている。東京では一日葬も増えているようだ。

ウィズコロナの時代の宗教とは – 香の多きを仮らず – | 臨済宗大本山　円覚寺

幸い自坊は一日葬なるものは、コロナ禍に於いて行っていない。枕経・通夜・葬儀という形は維持されている。

枕経から通夜の過程で故人はどんな方だったのか？をよく聞きいわゆる戒名を考える。そこには、生前の故人のあり方をリサーチし、考える。でも本来戒名は、生前住職とともに考え、納得して、授戒的にあずけられるのがベターではないだろうか？

しかし、生前に戒名を着けられると知らない方がほとんどだ。とすれば生前戒名を少しでも知ってもらうことは必要だろう。宗派ではなく、志を同じくする僧侶達で行うことが必要不可欠ではあるが…

また生前の戒名は、自分がどうありたいか？どんな人間として見られたいか？を問うことにもつながる。しかしながら、世間では戒名＝お金と考えられることも多いようだ。

そこで「まいてら」の有志たちと戒名を真正面に据えワークショップを行う。戒名を通して、今までの人生を振り替えり、これからのあり方を考える機会になってもらえたらと考えている。

参加費は、必要経費を除き慈善団体へ寄付となる。

募集は下記をご覧ください。初めての試み様々な意見はあるだろう。しかし、やってみないと見えないものもある。死生観を戒名を通して見直し、今を生きる。新たな挑戦であり、ワクワクしている

【まいてら企画】オンライン「戒名カフェ」 ～ わたしの戒名を考える – まいてら