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復活と挑戦

テンプル・モーニング復活

「草とり中は、余計なこと考え方ないから好きなんです」まだ一時間前なのに来てくださり、草とりを始まられる方も・・。昨日、代務している茂原の妙光寺でテンプルモーニング(お寺朝掃除の会)を行った。

お檀家さん八名が参加してくださり、ラジオ体操、掃除、読経、茶話会というカリキュラムで行った。

ラジオ体操は今回からですが・・三密でない野外で行う。できれば、お孫さんもどうぞという感じで・・という淡い期待も込めてですが。お孫さん誘ったという方はやはりいたそうですが・・残念ながらという話です。参加者の感想は、何十年ぶりかしらみたいな話で、懐かしいなどと・・ありがたいなー。

掃除は外と中に別れて草とりと窓拭き。20分間、私はいつものトイレ掃除をしていましたが・・。

読経は、開経偈、自我偈、唱題、回向で15分ぐらい。ソーシャルディスタンスを守り、マスクをしつつで行いましたが、やはり息が続かない。それでも皆でお経を読むのは、違うなー。ようやくこの場へ戻ってきたなと感じる瞬間。

お茶は、その席のままペットボトルで、近状報告から始まり、草取りと集中やテンプルモーニングの話へ。最後は読と誦の違いと意味を説明、素朴な質問を頂く機会であり、話ながら気づくことが多い、この会のお茶はさながら武者修行です。

草取りすなわち作務がなぜ修行であり、読経とワンセットで行っているか・・。意識の集中と気づきという話をしましたが、納得して頂けたようです。相変わらず「信」を説かないで話してますが・・。

いつものように対面で比較的近い距離でではありませんが・・それでも行えたし、この感覚に慣れる必要がありそうです。

デス・カフェ初参加

テンプルモーニングの後は、三・七日のお経に伺い、墓経へ。

そして、オンラインのデス・カフェに参加。

[カフェのルール]

1)相手のお話に耳を傾けるのが基本ルールです。議論や発言へのジャッジは控えて下さい
2) カフェで聞いたこと、話したこと、個人情報などをネット上や他の場所で公開することは止めて下さい
3) カフェはカウンセリングや死別のケアを行う場ではありません。そうした場をご希望の方は別途ご相談下さい
4) 自殺、自死の方法や助言に関わるお話はおやめください。

というわけで、細かい話はできませんが・・ゆったりした雰囲気でお互いに話をする感じでした・・最後の方で自分が皆さんに質問してみたりもしましたが・・

なんとなくですが、これなら友人とやってみてもよいかもとも思えたり・・色々な意見が出ると考える機会も増える。

距離

さて、テンプルモーニングとデス・カフェ体験をして、これからの時代で大事なのは距離間だと感じます。

オンラインってやはり怖い部分はあるが、これからは、遠くからも参加可能ですから変わっていくだろう。また、参加費もダイレクトで払えるから費用面も少しは落ちるだろう。となれば主流とは言わないが、大きな部分をしめる。

ただし、人間の身体性は大事。テンプルモーニング参加者を見ても、多少のふれあいの力を感じる。共に同じ空間に存在することで得る安心感を感じる。

ソーシャルディスタンスになれながら、我々はどんな社会、人間関係を築いていくのだろうか?新たな世界の入口に立ったのかもしれない。

あっソーシャルディスタンスはよいが、かみさんとはディスタンスは・・ヤバそうだ⤵️⤵️



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