キャリアカウンセラーの読書記録No.15 らくらく売る人のアタマの中
らくらく売る人のアタマの中
著:今井 孝
売れる人と売れない人とでは、どんな考え方の違いがあるのか知りたくて本書を読みました。
この本には、ほとんどの人が売ることが苦手であると書かれていました。理由は、売ることへの悪い思い込みがあるからです。
悪い思い込みが、売ることへの心のブレーキとなっているのです。ですから、売れるようになるには、心のブレーキを外せばよいのです。
ブレーキを外すとは、売ることに対する悪い思い込みを書きかえることです。
本書では、売ることへの悪い思い込みを書きかえるための方法が書かれています。
思い込みは8つあります。それぞれの思い込みについて、定義・考え方・行動の仕方が書かれています。悪い思い込みを、いい思い込みに変え、行動していけるようになっています。
8つの思い込みの1つに「楽したい」というのがあります。
楽するというのは、精神的に苦しさがないことと本書では定義しています。肉体的に楽をしていると、精神的に苦しくなってくる。
書き換えるための考え方は、「売ることは大切な仕事だと思う」「やればやるほど楽になる」「他の人がやりたがらないことをするとオンリーワンになれる」などです。
楽しく大量行動できる方法が3つ示されています。
①目的を常に張っておく。②最初は強制力を使う。③習慣化する。
もともと売れる人がいるのではなく、売れるような人になるために工夫しているのだという事が分かりました。その工夫を手助けしてくれるのが本書です。
このnoteでは4C読書会で読んだ本の紹介をしています。
毎月第土曜日に4C速読法を使った4C読書会を行っています。
関心のある方はこちら↓をご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?