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キャリアカウンセラーの読書記録No.19量子力学的実践術

この本の帯に「ゼロポイントフィールド」という言葉が書かれてありました。
「ゼロポイントフィールド」ってなんだろう?
量子力学を日常生活に生かすってどういうこと?
との疑問が浮かび、この本を読むことにしました。

素粒子とは何なのか?

そもそも素粒子とは何なのでしょうか?

素粒子は物質をそれ以上小さくできないっていうところまで小さくしたものなんです。

小さすぎるので、不思議な振る舞いをするらしいんです。

どんな振る舞いをするのかというと、

「人が見てないと消える」とか「観測すると現れる」

「過去と未来に同時に現れる」

粒のような動きをしてたかと思ったら

波になったりっていうふうに「変身する」とか。

私たちが見ている物質世界では考えられないような動きをしているのです。

両氏の不思議な振る舞いを研究するのが量子力学です。

素粒子には、物質を作る素粒子とエネルギー的な素粒子の2種類あります。

ゼロポイントフィールドとは何なのか?

次に、ゼロポイントフィールドとは何なのでしょうか?

すべての物質すべての現象が生まれる場をゼロポイントフィールドと言います。

何にもないわけではなく、すごい莫大なエネルギーがある場なんだけども、

目には見えないのです。

ゼロポイントフィールドは、どこにあるのかというと、

宇宙みたいな果てしなく遠いところにあるわけではなくて、私たちの周りにあるのです。

例えて言うと、青空に雲が浮かんでいるように、ゼロポイントフィールドの中に私たちが浮かんでいるようなものなのです。

遠くから見たら青空に白い雲が浮かんでいて、触れそうなぐらいふわふわとしたように見えるけど、

実際、雲の中に入ってみたら、雨が降ってるような、霧のようなものがあって、曇っていう形は見えないですよね。

私たちとゼロポイントフィールドは、目には見えないんだけど、実はあるんだっていうものだそうです。

素粒子が生まれるとは?


では素粒子は、どこから生まれてくるんでしょうか?

ゼロポイントフィールドって、何もなかったら静かな場なんです。

エネルギーはあるけど何も動きがない。

でも、どこかからピョンと素粒子が飛んでくると、その静かな場が揺れるんだそうです。

その揺れが隣にどんどんどんどん伝わっていって、それが遠くから見たら粒が移動してるように見えるらしいんです。

このピョンと飛んできた素粒子は何なのかっていうと、それはいろいろあるんだけども、この本に書いてあるのは、

私たちの意識とか思考っていうのも素粒子なので、私たちが何か考えると、私たちの中から素粒子が飛び出して、

私たちの周りにあるゼロポイントフィールドを揺らすのです。

脳波のように、人間の中にも電気が流れてるから、電子が動き回ってるわけなので、電子も元を正せば素粒子からできているから、

私たちが意識したり思考すると、素粒子が飛び出すというのも、理解できるような気がしました。

私たちが何か思うことによって、ピョンピョンピョンって私たちの中から素粒子が出てきて、私たちの周りにあるゼロポイントフィールドを揺らして、

その揺らす周波数が高ければ高いほど、また、揺れる回数が多ければ多いほど、少しずつ少しずつあの素粒子が固まって集まってきて、

現象化するんです。

願いは叶うということを量子力学的に説明すると、上記のようになるんですね。


著者の村松大輔さんは、量子力学の考え方をもとに自分の人生を改善してきた人なんです。

仕事がうまくいかなくて、鬱病になって、家族ともあまり良い関係ではなかったけれど、

量子力学を勉強して、日常生活の中に取り入れていったのです。

具体的には、考え方をあのネガティブな考え方をポジティブに変えていったとか、自分を褒めるとかです。

すると、人生がうまくいき始めたのだそうです。

自己啓発的な考え方を量子力学的な視点で解説してるところが新しいし、興味深いと思いました。


このnoteでは4C読書会で読んだ本の紹介をしています。
毎月第土曜日に4C速読法を使った4C読書会を行っています。
関心のある方はこちら↓をご覧ください。

https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/20683

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