自分を見る目が優しくなった
4月上旬、京都を訪問しました。京都は雨に濡れる新緑と桜が美しかった。しんみりしました。
京都は学生時代を過ごした街です。ふと気が付いたのですが、私は学生時代の自分を少しですが、ほんのわずかですが、肯定的にみられるようになっていました。あるいは、自律神経系がかなり落ち着いてきたことと関係があるのかもしれません。
葵井美香子さん
この方のモニターになりました。
葵井さんは、私が継続して受けている、自律神経系を整えるセラピー Optimal Sense Therapy の考案者です。
いつもお世話になっている セラピストかえさんの先生に当たる方
モニターを受けたその日に月経が来ました。受けている最中にどんどん身体が緩んでいく感じがしていました。そろそろ来るかな、というタイミングだったのですが、それにしてもその日とは。
びっくり。
確かテーマは、
仕事の大事なメールをする。
でした。
私はプレッシャーがかかると、ふっと意識が飛びそうになることがあります。「解離」という状態になっているようです。今回もメールをなかなか書けなくて、セラピストかえさんに励ましてもらってやっと書きました。
しかし、昨年12月に同じような状況になった時は、「箱に押し込められたみたいに手も足も出なくなる。緊張のあまり疲れて仮眠が必要」だったのに比べて、だいぶましですね。
そんな、だいぶ落ち着いた状態でバスの車窓から京都の街並みを眺めていたら、ふと、過去の自分を見つめるまなざしが優しくなったことに気づきました。
自分を「見るに堪えないやつ」、「思い出したくもない行動の数々」と断罪していたのです。見て見ぬふりをして押し込めた記憶もたくさんあります。記憶は押し込めても、存在を訴えているのですね。
劣等感、無価値観、、、
もしかして私は、自律神経系があんな状態で、すごくよくやっていたのではないか。まだメンタルケアの考え方すらなかった時代に、セルフケアの手法も全く知らないで、意志の力と感覚だけで、よくぞここまで。
っていうことを、考えて言い聞かせるのではなくて、すこーしずつ腑に落ちてきたのです。
5%ぐらい。
0%だったことを思えば・・・
身体が緩むと自分への目も優しくなるとは、知らなかった。
お二人のセラピストに感謝いたします。
いただいたサポートは、教養を深めるために使わせていただきます。ありがとうございます。