Landreaall38巻読書感想文

冒頭のアンちゃんとレイの会話、大好きだなあ。
だし抜けに連想ゲームと韻を踏み出すやつ。こういうのは頭の回転が早い人同士だと続くよね。
DXも得意だから全編通してちょいちょい出ては来るけど、通常は受け流しになるだけで、なかなか続かない。
彼とウールンとのタッグはぽんぽん出てくる方だけど、あのコンビだとn年後に外交相手になる可能性もあるだけあって、何かと含みが多いというか、オチの直前が重くなりがちよね。

閑話休題。特別資料発掘の流れがまあ、ステキにそそられる。
レイの天啓に頼むと厄介なのは、狂信者が拡張現実モードで書いた本ではあるけど、そういう人はこの話は周りから集めたとは言いたがらないっていう所があるからかな。
いかにもな場所から発掘できた新しい本もあるし、さあて、何が出てくるかなー？

ダンジョン組ー！オリジン戦後の情報量が多いよ！ありがとう！
ルーディーが天啓をアスピルする相手がリドだけだったのは、ウルファネア系の修練が龍脈との繋がりを強める物で、いわば修練の賜物なんじゃないかな。
後半のおかしくなったって言われてるやつは、36巻でイオンちゃん達がかかってた狂駆状態(スカッド)のが進行したやつかも。天啓の過剰充電みたいな？
DXはかかってなさそうだけど、同じくスカッド認定された六甲も(その状態でのコマ数少ないけど)見た目は普通だし、イオンちゃんの様子がおかしいのもわかるから、DXも抑えてるだけでかかってはいるかもしれない。それか、竜瘡で無効化してる？特にリドは1回地元に封神しかけた経験もあるし、アトルニア人みたいに天啓を自分の物として確立してないとかありそう。
同じ物にしては、単に右から左にルーディーに渡ってるって言うより、途中リドの所で滞ってるっぽいのは、ダンジョンから溢れる天啓(仮)が出る量も受け取る量も、人の体だから出入口に制限があるか、取り込んでから使えるようになるまでに消化が必要だとかでも成り立つ。

時にティティ。君、痩せるの一瞬だね？それとも、最後に顔が痩せるの？
フラグは立ってたとはいえ、スライムを渡された時には、まだもちもちしてたじゃんか？
掲載は月をまたいだとはいえ、作中時間は数分だというのに、なんなの、そのアイドル並にいいお腹。ずるい！

それにしても、ダンジョンに入ってから、DXがシスコンをいじられる頻度上がったよねぇ。むしろ、イオンと離れてる時って、隙あらばいじられてるのかな。
プランBを明かしもしないのに「今じゃない理由がある」とか、どんな不都合があるんやと思わせながら延ばした1番の理由が、「1人になるのヤダ」とか、人間らしくて良いわ〜。ここまでリーダーだからとか、騎士ならそうするとかが行動指針だったし、だからこそ曲解された訳だけど、そりゃ嫌だよね。
っていうか、看破する流れのルーディーが可愛い。女子じゃん。可愛いって言われるの嫌そうだけど。
姉妹がいても、ティティはトリクシーと切れてからも普通だし、メンタル安定してるよね。
5Gが切れたようなものと捉えると、つながる場所が無いかなってうろうろしちゃいそうだけど、そういう依存も無さそうだし。(エネルギーを浪費できないのはもちろんだけど、それでも動いてしまうのが依存なので)
最後のコマを見るに、むしろそれはトリクシーの方だよね。がっつりベッタリしてるかって判定するには、グレーだけどね。遭難生活も切り上げ方を考えなきゃいけなくなってきたくらいの時間が経ってるから、心配も当然。
2人が送受信できるようになった途端に、スライムの味が変わったっていうのも、時系列がおかしいから、上階は2つ以上の出口があって、先に他の出口から下りてきたスライムを飲んだって考えるのが自然かな。
一旦出たら候補生が入れる場所では無いし、後々伝聞でわかるか、他の章でまた入る羽目になるか、変なところに出ちゃうか。
そろそろ出してあげたいなー。