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世界の指導者たちが一致団結し、国際的なパンデミック防止条約を緊急に呼びかけ

2022年3月1日

元記事はこちら。

世界の指導者が一致団結し、国際的なパンデミック防止条約の締結を緊急に呼びかけ

2021年3月30日
ニュースリリース スイス・ジュネーブ

25の政府・国際機関のトップが一堂に会し、異例の共同呼びかけを実施
新しい条約は、将来の健康危機から世界を守るために必要なハイレベルな政治的行動を示すものである
世界の指導者たちは、将来の世代を守るより強固な世界的保健体制を構築するために、「パンデミックへの準備と対応に関する新しい国際条約に向けて」協力すべきだと、本日、世界中のいくつかの新聞に掲載された論評の中で述べています

「パンデミックやその他の大規模な保健衛生上の緊急事態は、今後も発生する可能性があります。この脅威は、単一の政府や多国間機関だけでは対処できない」と、指導者たちは記事の中で述べています。問題は、「もし」ではなく、「いつ」なのだ。私たちは、高度に連携した形で、パンデミックの予測、予防、検出、評価、効果的な対応に、よりよく備えなければならない」と述べている。COVID-19のパンデミックは、皆が安全になるまで誰も安全ではないということを、はっきりと痛感させるものだった。"

パンデミックへの備えと対応のための新しい国際条約の主な目的は、将来のパンデミックに対する国、地域、世界の能力と回復力を強化するための包括的、多部門にわたるアプローチを促進することであろう。これは、この危機を超えた平和的協力のために、世界が地球共同体として団結する機会でもある。

記事によると、この条約は「万人のための健康という原則を支持し、この努力の鍵となる他の関連組織を引き込みながら、世界保健機関の憲法に根ざすものであろう。既存のグローバルな保健制度、特に国際保健規則は、このような条約を支え、私たちが構築し、改善することができる強固で試験済みの基盤を確保するだろう。" と述べている。

本コメンタリーには、J. バイニマラマ・フィジー首相、プラユット・チャンオチャ・タイ首相、アントニオ・ルイス・サントス・ダ・コスタ・ポルトガル首相、マリオ・ドラギ・イタリア首相、クラウス・イオハニスルーマニア大統領、ボリス・ジョンソン英国首相、ポール・カガメ・ルワンダ大統領、が署名しました。エマニュエル・マクロン フランス大統領、アンゲラ・メルケル ドイツ首相、シャルル・ミシェル 欧州理事会議長、キリアコス・ミトタキス ギリシャ首相、ムン・ジェイン 韓国大統領、セバスチャン・ピニェラ チリ大統領。アンドレイ・プレンコビッチ(クロアチア首相)、カルロス・アルバラド・ケサダ(コスタリカ大統領)、エディ・ラマ(アルバニア首相)、シリル・ラマフォサ(南アフリカ大統領)、キース・ロウェイ(トリニダード・トバゴ首相)、マーク・ラッテ(オランダ首相)、カイス・サイード(チュニジア大統領)。Macky Sall セネガル大統領、Pedro Sánchez スペイン首相、Erna Solberg ノルウェー首相、Aleksandar Vučić セルビア大統領、Joko Widodo インドネシア大統領、Volodymyr Zelensky ウクライナ大統領 Tedros Adhanom Ghebreyesus 世界保健機関事務局長。

関連記事

(2021年)11月26日、世界保健機関(WHO)は、南アフリカ共和国で新型コロナウイルス(SARS-COV-2)の新たな変異株を「オミクロン株」と名付けた。その3日後の11月29日から12月1日までの3日間、WHOは史上2回目となる「世界保健総会特別セッション」を開催し、今後のパンデミック対策の刷新に道を開く「パンデミック条約」に関する討議を行った。
https://ajf.gr.jp/covid19_28dec21/


参考記事

1   世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である年次総会が22日、ジュネーブで始まった。将来のパンデミック(世界的大流行)に備える新条約やWHOの予算強化が議論されるが、実を結ぶまでには数年かかりそうだ。

 2022/05/26 08:30


2  世界保健機関(WHO)の第75回年次総会が、2022年5月22日からジュネーブで始まる。


3   発展途上国にワクチンを提供する国際組織「Gaviワクチンアライアンス」のセス・バークリー事務局長が共同通信のインタビューに応じ、
ポストコロナ」に向けた国際保健体制づくりに日本が重要な役割を担うとの見方を示した。日本は2023年の先進7カ国(G7)首脳会議の議長国。

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