現金に代わる新たな世界基軸通貨が今週発表される！ ビッグブラザーは、これは素晴らしいアイデアだと言っています
アイザイア・マッコール
4月13日
元記事はこちら。
One Nation Under CCTV by Tom Blackwell from Flickr
トマス・モアは「ユートピア」という言葉を、ギリシャ語の「ou-topos（どこにもない）」と「eu-topos（良い場所）」という2つの言葉を組み合わせた巧妙な駄洒落として作り上げ、牧歌的な世界が可能か、それとも単なる願望なのか、という疑問を我々に投げかける。
モアは未来が見える生意気な野郎だった。
デジタルIDは、そのようなユートピアです。一見すると腐敗しない身分証明のシステムであり、私たちのアイデンティティに関するすべての悩みを解決してくれるものです。
今週は、そのための大きな一歩を踏み出しました。
IMFと連携して、Digital Currency Monetary Authorityは月曜日のIMF Spring Meetingで国際中央銀行デジタル通貨（CBDC）を発表しました。金融界は、CBDCが約束する強力な通貨主権とIMFの暗号資産政策勧告への準拠により、新しい時代が幕を開けるのを見守りました。
お金やプライバシーのことでいろいろなことが起きていて、頭が混乱しそうです。
これがどのように影響するのか、ご紹介します。
デジタルIDは生活をどれだけ良くしてくれるのか？
Digital Authorityの新しいコインはUniversal Monetary Unit (UMU)と呼ばれています。
"法的に貨幣商品であり、あらゆる法定通貨決済通貨で取引でき、銀行規制を実施し、国際銀行システムの金融の健全性を保護するためにCBDCのように機能する "と説明されています。
マッキンゼーの調査では、デジタルIDは "2030年までにGDPの3%から13%に相当する価値を引き出すことができる "と予測しています。
UMUはまた、あなたのデジタル・アイデンティティに結び付けられ、それは完全なクソではないかもしれません。
デジタルIDを使えば、飛行機に乗るのも、食料品を買うのも、銀行に行くのも、仕事に就くのも簡単になります。
中国では、携帯電話がIDになり、ホテルのチェックインからコンサートのチケット購入まで、あらゆることに利用できるようになりました。
あまりに簡単なので、自問自答するのを忘れてしまうかもしれません："ビッグブラザーに一挙手一投足を監視されてもいいのか？"と自問自答してしまうかもしれません。
ともあれ、あなたがいてもいなくても動いているのです：
2022年の会合でジェローム・パウエル連邦準備制度理事会議長は、「将来的にドルの国際的な役割に影響を与える可能性のある急速な変化が世界の通貨システムで起こっている」と述べました。"ほとんどの主要経済国は、すでに24時間365日の即時決済を導入しているか、その過程にある。私たち自身のFedNowサービスは、2023年にオンライン化される予定です。また、暗号資産やステーブルコインの驚異的な成長を踏まえ、連邦準備制度理事会は、米国の中央銀行デジタル通貨（CBDC）が、すでに安全で効率的な国内決済システムを改善するかどうかを検討しています。"
この10年間は、CBDCが展開され、すべての国民に社会的信用スコアを補完し導入する、新しいデジタルと自動化の時代へと移行します。
ブラック・ミラーとオーウェル、それにハクスリーを加えたような作品です。
中央銀行は、現在の金融政策の現状では窮地に追い込まれているように見えます。というのも、中央銀行にとって、新たな負債を膨らませて膨らませて膨らませてと言われることほど嬉しいことはないからです。
金利を低く抑えれば、ハイパーインフレが現実的な脅威となり、金利を上げれば、誰もが一夜にして破産してしまう。
どうか、彼らがコントロールできていないと甘く見ないでください。彼らは自分たちが何をしているのかよくわかっています。
生活が楽になるし、自動化も進むだろうけど。
キャッシュは段階的に廃止される
現金を追跡できない。シン・エスペランサ（Sin esperanza）！
FRBの新システムFedNowはCBDCではないかもしれませんが、金融のプライバシーや政府による取引の監視に対する懸念があることは同じです。
最悪の場合、支出額が気候変動に関する検証済みの排出量の基準値を超えた場合、処罰されることになります。
(パンデミック時のロックダウンではこのシステムは考えられなかった）。
もしかしたら、これには共同体的な統一効果があり、人間が物々交換するための新しい有形通貨ができるかもしれません。
あるいは、ビッグ・ブラザーの行き過ぎた行為に過ぎないのかもしれません。あなたが決めてください。
本物のペーパーキャッシュは
パーミッションレス
プライベート
アノニマス
また、記録的な量の紙幣印刷のために、毎日切り下げが行われています。そして、現物資産が安全だと思うなら、1930年代のように、彼らはいつでも国税庁の軍隊に金属を押収させることができます。
BRICS、ドル切り下げ、暗号に対抗するために、現在行われていることは、CBDCのインフラを整え続ける間の時間稼ぎだと、私は純粋に考えています。
私たちは、ごく近い将来、銀行部門が完全に見直されるのを見るでしょう。現在のようにリテールバンクを経由するのではなく、中央銀行に直接行き、各自が中央銀行に口座を持つようになるのです。
悪いことばかりではない
身分証明書を持たずに故郷を追われた無数の難民にとって、デジタルIDは救いの手を差し伸べることに他なりません。
予防接種記録、健康記録、運転免許証、社会保障カードがデジタルIDにコード化される。
さらに、新たな景気刺激策は、再配分、支出、そして「コミュニティQE」として無頓着な国民に提示することができるようになる。
新たな推計によると、"世界で約8億5000万人が（デジタルはおろか）身分証明書も持っていない "そうです。
もし彼らが思い通りに動いたら、CBDCとデジタルIDがインターネットにアクセスする唯一の手段になるかもしれません。あなたのオンライン活動を完全に監視し、あなたの行動すべてを結びつける。
それがデジタル奴隷のように聞こえるなら、それはそうだからです！
しかし、見過ごせないメリットもあるのです。
サービスとしての自由
競合するデジタルIDはたくさんあります。
一つは、ロックフェラー財団、Gaviワクチンアライアンス、マイクロソフト、国連が作っている「ID2020」というもので、ブロックチェーンを使って、世界中の誰もが使えるユニバーサルなデジタルIDを作るというものです。
運転免許証、デビットカード、クレジットカード、メトロカード、パスポートなどが、この一元化されたIDに含まれることになります。このサービスは、あなたが利用するすべてのサービスや、あなたが使うすべてのドルに政府がアクセスすることも可能になります。
"サービスとしての自由" - ID2020、2016年発表会
Y'all ready for the world where freedom is a "service"?
— Whitney Webb (@_whitneywebb) October 3, 2021
That's really the root of the whole vaccine passport push if you look at where it originated (i.e. the ID2020 alliance), which Cory's thread here does beautifully. https://t.co/SKxZH79CGM
デジタルIDがもっと透明であれば問題は少ないのですが。
だから暗号（透明なシステム）vsデジタルID（中央集権）なんだ。
暗号の唯一の問題は、暗号に対する社会的信頼が低いことです。Cryptobrosはごく少数派で、一般人は興味がないのです。一般人はカードと電話の利便性を期待している。
暗号は遅くて難解なだけで、表向きは変わる。
しかし、銀行は分散型マネーを恐れています。そのため、貴金属と暗号の両方に糞をするのです（そして密かに両方に投資しています）。
あきらめる
未来は避けられない。ユヴァル・ノア・ハラリが2020年の世界経済フォーラムの講演で言った「2つのクラスが存在することになる」という意味が理解できました：搾取される層と、役に立たない層（デジタルIDやウェアラブル技術などを採用しない人たち）だ。役に立たないより、搾取される方がいい。"
わかったよ～、と軽々しく来ない。
人々は、テクノロジーが電撃的に普及し、誰もプライバシーを気にしなくなったことに気づかない。IoT、AI、インスタントペイメントを使うのが楽しすぎるのです。
しかも、現物通貨に依存し続けると、金融システム全体が立ち行かなくなる。フバーなんです。
分散型システムか、集中型システムか、その両方をミックスするか、あるいは、テクノロジーが私たちの手に負えないほど速く変化するため、すべてを焼き払うか、です。
未来に抗うことはできません。あなたがいてもいなくても、未来は起こるのです。
自分の好きな側で戦えばいい。
私のSubstackに登録している3,000人以上の方と一緒に、新しいeBook "Gold2.0 "を手に入れましょう。
子供の頃からファイナンシャル・アドバイザーになるのが夢でした。残念ながら、それは叶いませんでした。ですから、私はファイナンシャル・アドバイザーではありません。インターネット上の不特定多数の人の話を聞くのではなく、自分で調べるべきです。本書の内容は、投資に関するアドバイスとして解釈されるべきものではありません。
関連記事
1 【IMFが発表した世界通貨「ユニバーサル・モネタリーユニット」が世界経済に革命を起こすと言われている】
「ユニバーサル通貨単位」、別名「ユニコイン」は、「国際中央銀行のデジタル通貨」で、既存のすべての国の通貨と連動するように設計されています。 新しい「グローバル通貨」の普及は、グローバリストのアジェンダにとって大きな前進となるため、これは私たち全員に警鐘を鳴らすべきものです。 IMFがこの新しい通貨を作ったわけではないが、今週初めに開催されたIMFの主要な会合で発表された...。
2 【CBDCの下での専制政治に「限界はない」、欧米の民主主義は「表向きの看板」になる】
ズービーは、人々は「市民的不服従」や「平和的抗議」、またCBDCの「正反対」と呼ぶ「ビットコイン」のような資産を通じて、専制政治に抵抗すべきだと述べた。
"リバタリアン哲学とBitcoinの核心的なものの1つは、権力の分散化です "と彼は説明しました。"政府や中央銀行がすべてをコントロールするのではなく、分散型マネーがリバタリアンの理想に完全に合致する...国家から力を奪って個人の手に戻すものは、リバタリアニズムと一致する"
3 【ID2020デジタルID計画に関するマトメ】
参考記事
1 【「企業の社会的責任」、ESGスコアと中国の社会信用システム】
企業の社会的責任やESGスコアと、中国で最近導入された社会信用システムによる全体主義の進展には、大きな共通点がある。
どちらの制度も、権威主義的な監督者によって一方的に決定された唯一の「道徳」を広めることによって、個人の自由を侵食するものである。
前者が比較的自由な社会で活動する経済エリートで構成され、後者が著しく自由度の低い社会で政府高官で構成されていることは、重要なことではない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？