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【偉人の好物-渋沢栄一編】

 今や日本でもよく見られるようになった”キャッシュレス”での決済。韓国や中国には及ばないものの、近年のスマートフォンの普及やインターネット環境の充実、非金融機関による決済サービスへの参入など、さまざまな理由から拡大したという背景があります。企業の資産を把握しやすくしたり、また現金の調達にかかるコストを削減する目的もあると言われていますよね。

日本でもよく見られるようになった”キャッシュレス決済

 そんな中、2024年7月を目途に新紙幣の発行が予定されています。新たな一万円札の肖像画には「渋沢栄一」が採用されました。”近代日本資本主義の父”と称された彼は日本初の銀行を設立しただけでなく、さまざまな業種な企業設立に携わったほか、一橋大学、日本女子大学など教育機関の発展にも手腕を発揮。当時はまだ閑散としていた銀座に賑わいをもたらしたのも彼でした。そんな彼の好物が埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」と言われる。

埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」

 山梨県の「ほうとう」や群馬県の「おっきりこみ」というよく似た郷土料理があるため、混同されてしまいがちだか、彼はしょうゆベースの出汁と鶏肉、そしてたっぷりの深谷ねぎが入った「煮ぼうとう」を好んで食べたそうで、埼玉の深谷地区には”ゆかりの味”として提供する店も数多くあります。

 小麦粉を練ってつくる幅広の麺を「生めん」の状態で煮込むことで出てくる程よい「とろみ」が特徴なのだとか。とろみといえば『菓子工房ポコアポコ』で販売中の”オクラスープ”も越前オクラのとろみが特徴のスープです。
鰹だしを効かせた和風味、鶏のエキスを効かせた中華スープ・スパイシーな味わいが魅力のカレースープの三種を販売中。ぜひ一度、ご賞味ください。

越前オクラのとろみが特徴のオクラスープ


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