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傲慢

今読んでいる本は、「傲慢と善良」辻村深月さん。

婚活をして付き合っていたカップルをめぐるお話。

ミステリかと最初は、思いました。

読む手がとまらない。

人は自分の価値を高く見積りがちと、

はたと気づきました。

適応障害になって、在宅勤務になった友達のことを

思い出しました。

適応障害になってから、ずっと心配して、

会いに行ったり、LINEして、様子をみていますが、

彼女は、自分自身ことを高く見積もりすぎなんだなと

本を読みながら腑に落ちました。

私はこんなに頑張っているのに、部長が、同僚が、

と文句を言います。あいつは、仕事できないとか、

仕事が遅い、とかね。

会社で号泣したら、そら在宅勤務になりますよ。

まわりの人間からしたら、彼女は、腫れ物。

配慮してもらっているのに、他の人たちのことを貶すのです。

友達になってから、32年。

彼女は、人を褒めません。

最終学歴を重視します。

適応障害になったことは、可哀想だけど、

周りばかりが悪いわけでは無いと思うのです。

人を馬鹿にしてかかったら、

きっと、不満だらけでしょう。

自分より劣っていたとしても、

それが会社です。

仕事を進めてゆくには、協力しあわなきゃ。

適応障害になった原因は、課長さんの塩対応。

「冷たくされてる、嫌われていて怖い」

そうされてるとして、そこには、その人なりの訳があると思います。

診断書で、12月まで休みなさいと言われているのに、

体調の良い日は、勤務して、他の日は在宅勤務です。

会社の人たちは、しっかり休んで欲しいだろうな。

でも、彼女は。私がいなくちゃ回らないとおもっているから、厄介です。

私も適応障害だけどね。

薬で、コントロールしています。

彼女が、治るのをそばでみまもりますね、

でも、わかった、やっと。

彼女は傲慢だと。

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