愚問ですね

明らかに

私への態度が違う

「いつもご苦労様です」

「広いから大変でしょう」

「身体壊さないようにね」

などなど、

職場内のトイレ27箇所を巡る5時間に

すれ違う人達に声をかけていただくことが

増えた

私が四月から同僚になることを

知らされたのかな

24日に

職員会議に出席することになっているので

たぶん、もうみんな知ってるのだろう

それか、うわさ、、。

広まるのはあっというまだもんね。

私は噂話が大嫌い。

女子は好きだよね。

耳に入れたくない。

他人の悪い話には関心が無い。

事実であっても、知らなくていいことだ。

私のことも、どう言われても構わない。

きっと、聞かれるだろうな。

「どうして、清掃の仕事をしてたの?」

「学歴も資格もあるのになぜ?」

学歴が、ものを言う世界だった、ここの職場は。

今頃?30年近く前に卒業してるんだよ。

もう、学歴なんてどうでもよくないか?

国立大ということで?

東大でも、京大でもないのにね。

教員の世界で、学歴云々で

人を判断するなんて

なんだかおかしいな。

情けない。

学ではなく、その人の経験値が

大切なんだと思う

いろんな経験をして

しんどい思いをして

深い人格になってゆくことが大切

見下していた、掃除のおばちゃんが

大卒で、正社員に登用されたことに

驚いてること自体、情けないよ

掃除のおばちゃんが

そもそも、憐れみたいに思ってることが

ナンセンスだし、酷い

私が、清掃の仕事や、パチンコ店や

サービスエ リアのトイレ清掃の仕事、

ドラッグストアのレジ、

シクラメンのビニールハウスで、出会ってきた人たちは

公的な職場、つまり所謂、学がある人たちなんかより、凄ーく人間味溢れて、知恵があって、人情が厚かったよ。

個人的な見解です。

人をみかけで判断し、見下していたことを

1ミリでも恥ずかしいと思ってくれたらいいのに。

無理か?気づかないよね。

そして、

「どーして、そんな仕事してたの?」と

無神経な質問をしてくるだろう。

「海よりも深ーい事情がありまして」

「愚問ですね、よく訊けましたね」

どっちを答えよう。

職業に貴賎はない

一年近く、毎日、汚れた便器と向き合って、

ピカピカに磨いてきた私が思うこと。






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