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クラフトビールをひっかけて

大人になったらきっと勝手に好きになると思っていた物に、コーヒーとビールと政治がある。
未だに全部好きではない。

この3つ、どれも語る事が出来れば格好良いだろうなと思うし、小説でもよく目にする機会が多い。

特にビール。

ドライブの途中、4人が迷い込んだ山荘には、
1台のベッドと冷蔵庫しかなかった。
冷蔵庫には、ヱビスのロング缶と凍ったジョッキが……



ホットサンドと、とろりとした黒ビールの描写がある。


【飲み】についてリレー形式で紡がれる夫婦エッセイ。


今でも、ビールには熱い憧れの眼差しを向けている。向けているだけで飲めないのだが。だって苦い、炭酸がきつい、そして時間を置くとビール党ですら【飲めない】と言うほど不味くなる。


そんな時にこの漫画と出会う。


全国のクラフトビールを紹介した作品。
勿論それだけではなく、物語そのものが面白い。

クラフトビールなら飲めるかもしれない、と漠然と思ったものの、通常のビールの倍近くする価格にビビり手を出せずにいた。
そんな折、友人と旅行に行った際にこちらのお店と出会う。

ブルワリーである。
此処の店で初めて知ったのだが、クラフトビールは一期一会、タイミングによってはもう二度と合うことが出来ないビールもあるらしい。

都内ではこちらもお勧め。個性派ビールと本格的な飯が楽しめる。

通販ではこちらも利用している。
ポップなラベルは眺めていてもコレクションしても楽しい。


当方のお気に入りはNIGHT WATCH PROJECTが手掛けるホットケーキIPA

これがビールである。


旅先で変わったビールを飲むのも楽しい。

こうして改めて考えてみれば、ビールを飲む機会なんて、一番最初は美味いかどうかも分からずに煽る大学の飲み会か、もしくは好きでもない上司とサビ残代わりに行く居酒屋かのどれかだった気がする。

こうして、自分が選び、好きな人と飲む酒は、また別の味なのかもしれぬ。ただ、未だに発泡酒はどんなに冷えていても美味いとは思わぬのだ……(後、第三のビール……)

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