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アンドベースOPEN記念!

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新施設アンドベースの紹介noteを集めたマガジンです
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記事一覧

アンドベースは、ハンディのある方の新たな生活の場、つながる場、ステップの場になる――アンドベース施設長 荻野 直基

 今年で法人設立から13年目を迎えたHomedoor。 相談者数は相談支援を開始した2014年度から比べると約10倍となりました。  また、相談者は路上生活中の高齢男性が大半であった当時と比べ、現在は10~30代が相談者の約半数となり、4人に1人が女性の相談者へと様変わりしています。加えてここ数年、家族単位での相談も以前に比べると目立つようになっています。  今年7月、増える相談者数と変化していく相談者層を踏まえ、新しい支援の形を模索するため、24の個室を擁する新たなシェ

アンドベースは、制度の狭間にいる女性たちの受け皿になる――生活相談員 浦越 有希

 今年で法人設立から13年目を迎えたHomedoor。 相談者数は相談支援を開始した2014年度から比べると約10倍となりました。  また、相談者は路上生活中の高齢男性が大半であった当時と比べ、現在は10~30代が相談者の約半数となり、4人に1人が女性の相談者へと様変わりしています。加えてここ数年、家族単位での相談も以前に比べると目立つようになっています。  今年7月、増える相談者数と変化していく相談者層を踏まえ、新しい支援の形を模索するため、24の個室を擁する新たなシェ

【サンワカンパニー様から】アンドベースへご寄付をいただきました

「くらしを楽しく、美しく。」の経営理念のもと、住設・建材EC事業、住宅事業を展開されている株式会社サンワカンパニー様より、Homedoorが開設したインクルーシブシェルター「アンドベース」へ多額のご寄付をいただきました。 今回、株式会社サンワカンパニーの代表取締役社長の山根 太郎様と取締役副社長の津﨑 宏一様に、応援いただいた理由などについて、インタビューさせていただきました。 ーHomedoorのことを知ったきっかけ 山根社長:8年くらい前に番組制作をしている知り合い

アンドベースは、貧困状態にある若者が巣立っていく「基地」になる ― 生活相談員 石黒 周

 今年で団体設立から丸13年を迎えたHomedoor。相談者数は相談支援を開始した2014年度から比べると約10倍となりました。  また、相談者は路上生活中の高齢男性が大半であった当時と比べ、現在は10~30代が相談者の約半数となり、4人に1人が女性の相談者へと様変わりしています。加えてここ数年、家族単位での相談も目立つようになってきました。  今年7月、増える相談者と変化していく相談者層を踏まえ、新しい支援の形を模索するため、24の個室を擁する新たなシェルターを開設しま

『アンドベース』が生まれるまで

「せっかく相談に来てくれたのに何もできなかった…」 大阪でホームレス状態の人や生活困窮状態の人のサポートを2010年から行っている認定NPO法人Homedoor。立ち上げ当初、スタッフはみんな大学生。SOSを発信してくれた人たちに対して、できることは多くあったとは言えませんでした。忸怩たる思いを抱きながらも活動を続け、設立から13年の月日が経ちました。 まず「身分証がなくても、携帯電話がなくてもできる仕事」としてシェアサイクル事業・HUBchariを2012年に開始し、翌