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「記憶の旅人」

日本が、昭和から平成に変わる際にうまれた
モンスターバンド、それが【Mr.Children】だ。  
結成35年目、デビュー32年目。
今年はMr.Childrenにとってそういった時期にあたる。

30年メンバーチェンジなく続けられるバンドと
初々しい1年目のバンド。
どちらが多いかは分かるであろう。

実際に僕自身も音楽の専門学校に通っていたので、
身近な所にバンド活動してる人が多くて通ったりもしていた時期があった。そこで目に止まるパフォーマンスもあったが持続して見続けられなかったのも事実だ。ある日急に解散してたり、メンバーがごぞっと変わっていたり。事情は聞かなくても何となく分かる。
年齢的な事もあれば関係性の変化もある。
瞬間風速的な輝きももちろんあるがその反面、
継続し持続し続ける美しさも当然ある。 

バンドって売れるより続けることの方が難しいのでは?とすら思ってしまいます笑

そんなデビュー32年目になる彼らの新曲が届きました。新しい音が鳴る度に我々オーディエンスはMr.Childrenに心奪われて来た訳ですが

映画「青春18×2 君へと続く道」の主題歌として
先日配信された新曲ですが、予告編の段階から名曲の顔をチラつかせていましたが結局期待を裏切らず、大名曲の引き出しに無事収納させて頂きました。

映画をまだ観れていないのですが、やはり桜井さんの絵コンテや作品を見て書き上げる作品にハズレは無いですね。近年だと、「永遠」だったり「himawari」が良い例で映画に欠かせないピースとして曲がうまくハマっているのが予告編から滲み出てます。

予告編の段階で、個人的には期待値がめちゃくちゃあがっていて何回もリピートしてました。
その中で、『ずっと手放さずに』というフレーズが耳にそして何より心に残っていたんですが、フル尺で聴いてみるとなんと1番は『ずっと手放せずに』と歌われていて、我慢していた涙腺は崩壊しました。

たかが、1文字。されど1文字。
「さ」と「せ」だけで意味合いも心情も何もかも変わりますね。このマジックにやられて僕の
「記憶の旅人」初聴は終えました。

ここ数年は音楽業界自体が短くてキャッチーで気持ちの良い所を何回も、みたいな傾向にありそれはMr.Childrenにとっても意識していた部分にはなると思うんですが、今作は良い意味でいつものMr.Childrenらしい伝え方になっているなと思います。
色んな人が言うようにこの曲、6分半ありますが
全く長く感じません。(そもそもMr.Childrenを聴いていて長いと感じた事は1度もないですが‥)

サウンド面においても、「SOUNDTRACKS」より
お世話になっているSimon Haleがピアノとストリングスを担当している。予告編で流れていたピアノを聴いて
これは、小林さん!??と思われた方は僕以外にもいると思うんですが予想は大外れでした笑

でも我々リスナーがここ数年聴いているMr.ChildrenのピアノといえばSimonが弾いてる作品が殆どなんです笑
「Brand new planet」「Documentary film」「Are you sleeping well without me?」もそうです。それ以外は小林さんが参加された「永遠」や小谷美紗子さんが参加された「deja-vu」「おはよう」以外はSimonのピアノなんですよね。フィット感が凄すぎて長年構築してきた小林さんかと思いきやSimonだった。ここら辺は流石の腕ですね。僕らリスナーの心も耳も、もうガッチリ掴んでいます。

併せて「青春18×2 君へと続く道」
主演の清原果耶さんですが、とても魅力的な方で
色んなドラマや映画に出演されていますが
Mr.Childrenとも縁があり、
Mr.Children & docomo 25周年という感動的な
CMがあるのですがそちらにも出演されています!
これから益々の活躍が楽しみですねっ🎵

最後に
1人でも多くこの素敵な楽曲と出逢うことを祈って
そして何より、映画が世界中でヒットすることを願っています。

てか、俺も早く観に行かなきゃ!

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