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海外大学で専攻を始めることのジレンマ

こんにちは、テスト期間中のよく喋る大学生です。

勉強ってテスト除いたら楽しいんですけどね。教授も成績をつけなきゃいけないし、自分が理解していない部分を客観的に確認できるので、今回も頑張ってみます🫠

4月にテスト期間?日本の大学じゃないのかな?と思った方、正解です。海外の大学に正規で入学し、現在学部3年生です。海外の大学に進学したのは、専攻の勉強にどっぷり漬かりたかったからです。明確なきっかけは覚えていないのですが、中学生のころに経営学に出会い、その頃から経営学を志すようになって今に至ります。

前述したように、海外の大学に来たのは海外に憧れがあったわけではなく(無かったわけでもありませんが)、経営学(や経済学)に興味があったからなんです。このような経緯に関して、学問に興味があって学部生から海外で学び始めることの限界のようなものを最近感じています。

このnoteを書くきっかけになったのは、はなおでんがん(今は解散してしまいましたが;;)のでんがんさんと、積サーのるんとうさんのこちらの動画👇

後1年で海外へ??返しの天才"るんとう"のドライブお悩み相談で新たな進路が明らかに!

学部生から学問の道に進もうとする際の「よく分からないものを英語で学ぶ」リスクのようなものに言及されているのですが、これが私に強烈にささりました、、、

学部生の正規留学って、ちょっと前まで高校生だった子が「大学」+「海外」っていう未知の世界ダブルコンボの中に放りこまれるので、カオスな状態が少なくとも一学期間は続くんですよね。「海外で生活すること」や「海外で勉強すること」が目的の場合は、このカオスを乗り越えることが目的達成のために必要な過程になると思うのですが、「専攻の勉強に努め、究める」ことが目的の場合、「海外」という要素が障壁になってしまうかもなあと最近思っています(あくまで初めて専攻に触れる学部生の場合です)。

何事も基礎が重要で、学問の場合も同じだと思います。この基礎の部分を学部生では作っていくと思うのですが、「究める」ことを目的に、母国語で学んだ場合と第二言語以降で学んだ場合、基礎の固さに差が出るのではないか、ということです。

日本はかなり多くの分野が、深いところまで日本語で学べる珍しい国です。言語の障壁があっても、ある程度まで日本語で知識を得ることが出来るので、入門者にとってはかなり良い環境なのではないかと思います。

もちろん、学部生から正規留学することを否定するわけではありません。私自身を否定することになりますし、家族をはじめとする送り出してくれた周りの方々、留学先で出会い仲良くしてくださっている方々に感謝しています。幼い段階からこのような経験を積むことが出来たのは、今後の人生のプラス(あるいは累乗)の影響をもたらすと思います。

ただ、専攻を究めれば究めるほど壁にぶち当たっていくのは確かで、これを学部生の内に壊すのはかなり難しいのではないかと思います。いつかはこの壁が壊れると思いますが、それまで学問を続けられるかと聞かれると、堂々と肯定的な答えを出すのは難しいのが正直なところです。

どの道を選んでも正解にも不正解にもなり得るので、選択後の行動の方が大事だとは思います。ですが、一つの目的や目標があるのなら、それに対して長期的に考えてみると、今の環境って悪くないかもしれないという気づきがあるかもしれません。私も海外で学部生をしたことの結果論でしかないので、日本で大学生をしていたら今ほど専門に対するモチベーションは高くないかもしれません。最終目標からの逆算って大事だなあ、と改めて思ったので書いてみました。

何度も書きますが、これは初めて専攻に触れる学部生の場合であり、海外で学部生になることを否定するものではありません。海外での大学生活は楽しいです!専門を究めることが目的の場合に、このようなジレンマがあるかもしれない、というお話です!


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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