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ジャバリン流仕事の流儀!

ジャバリンの洗濯術は、オリジナルが多くよく落ちるといわれます。どのようにしてその方法を思いついたのか。それはお客様と一緒に考え作り上げたものだからです。お客様からのフィードバックが洗濯術のスタート地点。お客様独自の実践的な知識と工夫は可能性が無限大です。

洗濯好きなお客様との出会い

ジャバリンが開店してもう10年以上経ちます。開店当初、私は化学の知識とクリーニング師としての知識はありましたが、洗濯全般に対する知識は持ち合わせていませんでした。実際に汚れが落ちなくて困ったときは、洗濯好きなお客様に相談していました。そのお客様達は喜んで色々を教えてくれたので私はその知識を使って洗濯していました。

経験と知識そしてフィードバック:アイデアの進化

その知識に研究していたころの化学知識をプラスして、お客様から得たアイデアに改良を加えました。お客様の経験からくる洗濯プロセスに化学的なアプローチを導入すると、次第に洗濯術がレベルアップしていきました。新しい手法をお客様にフィードバックすると、お客様がさらに改良を加えて報告してくれるようになりました。これらをたくさんのお客様と共有、SNSでも公開することによって、私だけでなくお客様全体の洗濯レベルは独自に進化して家庭洗濯が得意になっていきました。

お客様とともに洗濯レベルが進化

洗剤の科学:種類別洗濯法の探求

一方でクリーニングで使う洗剤が手に入る立場であったため、業務用の洗剤をいろいろと入手し実験。元々研究員時代には界面活性剤をどのように使うとどう反応するかということをやっていたので、繊維と汚れと洗濯の関係性が徐々にわかるようになりました。最終的には様々な洗剤を使い分けることで、素材や汚れに最適な洗濯方法を見つけることができるようになりました。

洗濯物にも恵まれた?

ジャバリンでは、毎日大量に洗濯していますが、一般衣類や布団だけでなく、法人様の洗濯物もたくさん洗っています。例えば、エステや理美容のタオル、飲食店のユニフォーム、工場のユニフォームなど、さまざまな業種からの洗濯依頼があります。しかも毎週同じものを依頼されるので洗剤や洗い方の比較試験ができ、しかも仕上がりの感想も聞けるという恵まれた環境でした。法人様毎に最適な洗濯方法を考えるようになり、今では個別に対応して洗っています。

コミュニケーションと共有の重要性

このコミュニケーションと情報共有によりお店とお客様の洗濯レベルが向上し、さらに法人のお客様とのやり取りで、より複雑な洗濯物も最適な答えを導くことができるようになりました。今回のプロジェクトでは、まだ出会っていない洗濯で困っている人たちを助けるという目的があります。それはジャバリンの洗濯レベルをさらに引き上げることにもつながっていきます。

まとめ:共有して広がる洗濯の楽しさ

今まで得た洗濯情報はジャバリンのガイドブックにまとめてあります。また各地で洗濯講座でお話をしています。洗濯は、汚れが落ちないとストレスになりますが、汚れがしっかり落ちるとストレス解消になります。今回のプロジェクトを通じて笑顔が増える洗濯を目指しています。

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