Vol.60 悪い私、バイバイ(@^^)/~~~

1テーマ100コラムに挑戦中 60/100話目
転換性の障がいで言動や、行動がまるっきり違う人になっていく。
どんなスイッチがあるのかはわからないけれども、イライラすると出てきたり、不安でいっぱいになると出てきたりする。

たぶんストレスのメモリが降り切れるとそんな状況になるのかと想像するけれどもはっきりとした所見はわからない。
ドクターにもわからないと言われるのできっと脳の仕組み問題なのかもしれない。

いくつの時からこんな状況なのかもわからないので、深く掘ることができないけれども、そういう体質なのか、習慣なのかは本当に不明なことが多い。
ただ、一緒に住んでみてなるほどと思ってことは、どうしてそうなったのかは、わからないので、何もできないということ。
目の前で起きていることに注目して、どうしたら安定するのかを探ること。

それが褒めることなのか、認めてあげることなのか、未来を想像して話をしてあげることなのか、その時々で違ってくる。
ただ言えるのは、安心していていいんだよということ。
子どもの時から、警察を呼ぶよ、刑務所に入るんだよと、大人の意のままにできないときの脅しのような言葉で、恐怖の真ん中にいる時に、キ~~~となりやすい。

もちろん我が家ではそんなことで警察何て呼ぶ必要もないし、幼い年齢の子どもに刑務所の話なんてするはずもない。
けれども、彼女はなにかあると、「警察呼ばないで」とそれは真剣に懇願する。

最初はその意味が分からかったので、呼ぶ必要もないし、そんなことはしないと伝えても、パニックになると、「警察呼ばないで」と真剣に伝えてくる。なので、「呼ばないよ」「安心していいんだよ」「失敗しても大丈夫」と繰り返し伝えてきた。その甲斐があって、「警察呼ばないで」といった後、こちらを見る。そしてクスクス笑う。

はっとして、自分の言ったことに笑う、ケラケラと。

そんなときの表情は初めて会った時の、彼女とは想像もできないくらい美しい。かわいい。
こんな自分に出会っていることも、彼女が「親に叩かれるから家には帰りたくない」という言葉から始まった一時保護からのスタートである。
実際には親からの暴力はなかったようだけれども、適切な子育て環境とは言えないことがわかり、ママにはヘルパーさんが入って、この家庭を支援する体制になった。

学童保育で働いている友人や、現役のママたちに聞くと、似たような家庭はたくさんあるらしい。

でも、親たちは自覚していないのが現状。

このままでいいのかな?日本・・・。

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