#SAW質問箱総集編 04
私の感想ではおっしゃる通りです。もちろん一概に言えないのが音楽の世界ですが、周波数やクレストファクターやインプットゲインを最適化して実機に通した場合、驚くほど真空管から吐き出されるサウンドの仕上がりが異なります
機材はその設計時期や設計思想によって「想定すされるインプット」が違うように思います。いくら憧れの高級EQを揃えたとて、30年近く前に設計されたハードウェアに現代のハイプレッシャー・ハイトランジェントのサウンドを通して期待通りの挙動を示すとは限りません
特にローエンドに関してはこの10年間でのDAWで処理可能な領域が大きく変化していて、迂闊にハードウェアに入れていいシグナルではないように感じるものを受け取ることも多いです。その機材が設計された当時を思い描いて、アナログ部分に100％の仕事をさせてあげたい、そんな気持ちで向かい合っています
*過去に質問箱で回答したものの中から、反響が多かったものを中心に再編集・追記して投稿しています
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