【作例あり】 SIGMA 30mm F2.8 DN | Art 結論から言って大好き
昨年の話になりますが、SIGMA のマイクロフォーサーズ用レンズを中古で購入しました。
それまでメインで使っていた電動ズームは便利だし、コンパクトで見た目も好きで気に入ってるんですが、やはり単焦点レンズのボケと明るさは魅力的だったので、いろいろ物色して SIGMA に決めました。
単焦点レンズはいくつか持っているのですが、ちょっと自分には広角すぎたり、あまりにも「味」がありすぎて普通に物撮りとかしにくいので、テーブルフォトで使えそうな、切れ味のあるレンズが欲しかったのです。
60mm とどちらにするか、とても悩みました。60mm の作例を見るとボケがきれいだし、ポートレートで使えそうだから。でも取り急ぎは普通に仕事で使えそうなやつから買おうと思って、 30mm にしました。
作例をいくつか。
すべて Lightroom でレタッチしてますが、切れ味とかはわかるかなと思います。カメラ本体は LUMIX GX7 mk2 です。
道端のランプがおもしろいデザインだったので撮影。30mm はちょっとした街撮りに最適な距離感です。
佇まいがいい味わいだったので撮影。F値はほとんど開放で撮ってると思います。
晴れているけど寒い日の朝。田んぼに薄氷が張っています。ピントが合っているところはすごくシャープです。
風の強い日、出港準備をしている姿を撮影。水面がキレキレです。
恒例の松江城。けっこう遠くからなら全体が入ります。
全体的に恐ろしい切れ味です。これなら Web 用途ならかなりクロップしても使えますね。もうちょっと寄りたいなというシーンでも、とりあえずこの画角で押さえとけばいいかという気になります。
単焦点レンズって、「もうちょい引きたい」「もうちょい寄りたい」と思うことがけっこうあります。ただ、バチッとその距離がハマったときの仕上がりが最高なので、インスタに上げる用とかちょっといい感じにしたい場合は結局ズームレンズより出番が多いです。
ズームレンズは YouTube の番組制作でめちゃくちゃ使いますけどね。
ちょっと注意点としては、このレンズは手ブレ補正がついてないので、少し手ブレに注意しないといけません。何気なく撮ると手ブレしてることがたまにあります。
それと、オートフォーカスも近頃のものに比べたらかなり遅いと思います。ジワーッと合う感じ。僕は嫌いじゃないですが。Vlogとかで自撮りする人には向かないのかもしれません。まーそもそも 30mm では自撮りしにくいですが。
フォーカスも頻繁に迷う印象があります。奥にいったり手前にいったり。被写体に合っていると思って拡大してみると、少し奥に合っていたり。オートフォーカスで動画を撮るのは厳しい場面が出てきそうです。
でも全然気にしません。そういう時はマニュアルで合わせればいいんです!
とてもいいレンズを手に入れました。次は 60mm を買うと思います。
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