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【不定期コラム】楊梅は孤り高く(楊梅は誇り高く)はイクトゥスだ!(第一回)

三対神徳に関するTBSの「三」を巡る冒険

カトリック神学の三対神徳とは信徳・望徳・愛徳を示し、神学者達は「信徳は精神的建物の土台を作り、望徳はそれを建て、愛徳は屋根をつける」と各役割を説明しています。

Mad as a March hare
「聖ラテン語化」(Libocedrus decurrens)

オックスフォード大学の紋章。ラテン語Dominus illuminatio mea(「主は我が光」の意」

SOS "Save Our Souls"(我らを救え)

詩篇 27:1-14

ダビデの。

ヤハウェがわが光、わが救い、
だれを私は畏れよう。
ヤハウェがわがいのちのとりで、
だれに私はおののこう。
悪をなす者らが私に近づき
わが肉を食らおうとするとき、
彼らはわが仇、わが敵、
つまずいて倒れる。
一軍団か私に対して陣取ろうとも
わが心は畏れない。
戦いが私に対して起ころうとも
このことに私は拠り頼む。
一つのことを私はヤハウェに請うた、
このことを私は願うー
ヤハウェの家に私が住むこと、
わがいのちのすべての日々。
ヤハウェの麗しさを視
かれの御殿に見入ること。
かれは私をおのが仮庵にかくまって下さるからだ、
災いの日に。
おのが幕屋の隠れ場に私を隠し
岩に私を引き挙げて下さるのだ。

そしていま、わが頭は高くなる、
私を囲むわが敵どもに対し。
私は献げよう、かれの幕屋で
凱歌の供犠を。
私はうたい、ほめ歌おう、ヤハウェに。
お聞き卜さい、ヤハウェ、わが呼ぶ声を。
私を憐れみ、私に答え下さい。
あなたにわが心は言った、
「わが顔を尋ねて下さい」と。
あなたの顔を、ヤハウェよ、私は尋ねます。
あなたの顔を私から隠さず、
怒って退けないで下さい、あなたの僕を。
わがたすけと、あなたはなったのです。
私を見捨てず、私を棄てないで下さい、
わが救いの神よ。
まことに、父と母は私を棄てた、
しかしヤハウェは、私を拾い上げる。

ヤハウェよ、あなた道を私に示して下さい。
そして平らな途に私をお導き下さい、
わが敵対者らのゆえに。
私を渡さないで下さい、
わが仇どもの のどに。
私に向かって立ち上がったからです、虚偽の証人どもと
暴虐な証拠人どもが。
私はかたく信じる、
生ける者らの地で
ヤハウェの恩恵にまみえることを。

待ち望め、ヤハウェを。
勇ましくあれ、心が強くあれ。
待ち望め、ヤハウェを。

岩波書店「旧約聖書 詩篇」

うさぎとかめ【兎と亀】
⇨イソップによる寓話の一つ。うさぎと亀が競走して,足の速いうさぎが途中でひと休みして寝込んでしまい,亀に負けてしまう話。日本へはすでに文禄2(1593)年に伝えられている。昔話の動物競走譚の典型として各地に語られ,日本には「きつねとたにし」,グリム昔話集 187には「うさぎとはりねずみ」などがある。亀に負けて帰ったうさぎが村から追出されるが,おりから山のおおかみから子うさぎを差出せといわれて困っていた村のうさぎたちのために,おおかみを退治して帰村を許されるという後日譚的な昔話もある。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

○月(つき)と鼈(すっぽん)
月もスッポンも同じように丸いが、比較にならないほどその違いは大きいこと。二つのものがひどく違っていることのたとえ。提灯(ちょうちん)に釣鐘。

『大辞泉 第二版』 小学館

「月と鼈」は「三日月と亀」と同じと言える。
「三日月と亀」は「ウサギとカメ」を示している。

リテラシー〖literacy〗
〓読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
〓コンピューターについての知識および利用能力。
→コンピューターリテラシー
〓情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。
→情報リテラシー

『大辞泉 第二版』 小学館

コンピューター‐リテラシー〖computer literacy〗
コンピューターを十分に使いこなせる能力。

『大辞泉 第二版』 小学館

じょうほう‐リテラシー【情報リテラシー】ジヤウホウ‐
《information literacy》情報を十分に使いこなせる能力。大量の情報の中から必要なものを収集し、分析・活用するための知識や技能のこと。メディアリテラシーやコンピューターリテラシーとほぼ同義に用いられることもある。

『大辞泉 第二版』 小学館

メディア‐リテラシー〖media literacy〗
《literacyは、読み書きの能力の意》
〓コンピューターや先端的な情報通信機器を使いこなせる能力。
〓メディアに対して主体性を確立すること。コンピューターネットワーク・テレビ・音楽・映画・出版物などさまざまなメディアが伝える価値観・イデオロギーなどをうのみにせず、主体的に解読する力をつけること。

『大辞泉 第二版』 小学館

lit・er・a・cy [lítərəsi]〓
―n.
1 リテラシー,識字能力,読み書きの能力(↔illiteracy);言語運用能力:〓
2 教養がある[教育を受けている]こと,教養:〓
3 (特定の分野・問題に関する)知識,能力:〓
[1883.LITER(ATE)+―ACY]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

リテラシー
literacy 〔←基礎能力〕

『コンピュータ用語辞典 第4版 英和・和英/用例プラス』 日外アソシエーツ株式会社

TBSビッグハット

もしビッグハットの夜のライトアップが「緋色」だったら「cárdinal’s hát」だった。

cárdinal’s hát
―n. 〖カトリック〗 枢機卿(けい)の赤帽子⦅緋色で, 枢機卿の地位と権威を象徴する; red hat, scarlet hat ともいう; cf. biretta, galero, zucchetto⦆.
〖1538〗

『新英和大辞典 第6版』 研究社

「緋色の研究」
〔コナン・ドイル作の小説〕 A Study in Scarlet.

『新和英大辞典 電子増補版』 研究社

scar・let [skáːrlit]〓
―n.
1 緋(ひ)色,鮮紅色,スカーレット. (また scárlet rèd)
2 緋色の服:英国で陸軍将校の正装,最高裁判事の法服,カトリック教会の枢機卿(すうきけい)の衣服・帽子など:〓
3 緋の布.
―adj.
1 緋色の,鮮紅色の.
2 緋の服を着た.
3 (怒りなどで)顔を真っ赤にした:〓
4 極悪非道の;罪深い,みだらな;身持ちの悪い,売春婦の(ような).
[c1250.中期英語<古期フランス語 escarlate<中世ラテン語 scarlata,scarletum,おそらく<アラビア語 saqirlāṭ,siqillāṭ<中世ギリシャ語 sigillátos<ラテン語 sigillātus 浮き彫りの模様で飾られた;⇀SIGILLATE]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

ラテン語 sigillātus 浮き彫りの模様で飾られた;⇀SIGILLATE

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

sig・il・late [sídʒəlèit,―lət]
―adj.
1 〈(特に古代ローマの)陶器が〉押印模様のある.
2 〖植物〗 (葉痕(ようこん)が)封印模様の.
[1471.⇀SIGIL]
sìg・il・lá・tion
―n.

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

押印[おういん]
捺印[なついん] / 押捺[おうなつ]
【共通する意味】
自分のしるしを押すこと。
【英】to seal
【使い方の例】
〖押印〗スル / 声明文に記名押印した
〖捺印〗スル / 署名捺印のない契約書は無効だ
〖押捺〗スル / 名前の後ろに押捺する / 指紋押捺
【それぞれの意味と使い分け】
(1)「押印」「捺印」は、印を押すこと。また、「捺印」は、その押されたしるしもいう。
(2)「押捺」は、印を押す以外に、指紋を押すこともいう。

『使い方の分かる類語例解辞典』 小学館

ふういん¹【封印】
a (stamped) seal; a cachet.
~する
〔文書などを〕 seal; put a seal (up)on…; put 〖a letter〗 under seal; 〔能力などを発揮させないようにする〕 hold 〖sb〗 down; keep 〖sb〗 from doing his best.
〓~を開く[解く]
unseal 〖a letter〗
◾~を破る
break [tamper with] a seal.

『新和英大辞典 電子増補版』 研究社

封印[ふういん]
シール

封緘[ふうかん] / 封緘紙[ふうかんし]
【共通する意味】
封をしたことをしるす印、または紙。
【英】a seal
【使い方の例】
〖封印〗スル / 手紙を封印する
〖シール〗手紙にシールをはる
【それぞれの意味と使い分け】
(1)「封印」は、手紙などの封じ目に印を押すこと、またはその印。実際には、封じ目に「〆」「封」「緘」などと書いたり印を押したりする。
(2)「シール」は、封印のかわりに封じ目にはる紙。また、裏面にのりが塗られ、表面に絵などが印刷してある紙片のこともいう。
【関連語】
〖封緘〗スル 手紙や文書の封を閉じること。「封緘して金庫にしまっておく」「ろうで封緘する」
〖封緘紙〗はって封をするための紙。シールのこと。

『使い方の分かる類語例解辞典』 小学館

ca・chet/kæʃéɪ|–―/〓
〖フランス〗
〓⦅文⦆
1 (公式文書などの)封印(seal).
2 品質保証[優良]マーク, 優秀品シール.
3 威信, 名声, 高い社会的地位〓
4 〖郵趣〗(郵便物に押された)記念スタンプ《a 郵便物の余白などに押されたスタンプ;記念切手等に関するものや各種スローガンなどが主.b (収集家用の)記念封筒の余白に印刷されている絵や写真》.
5 〖薬学〗カプセル(capsule), オブラート《飲みにくい粉薬などをこれに包んで服用する》.
―〓〓〖郵趣〗(郵便物に)〈記念スタンプ〉を押す;〈郵便物〉に記念スタンプを押す.

『ジーニアス英和大辞典 用例プラス』 大修館書店

seal¹ [síːl]〓
―n.
1 (文書などの真正性を保証する)標章,紋章,記号:〓
2 (紋章・記号・文字などを彫った)印,印鑑,印章判,璽(じ):〓
3 (印鑑で押された)印,印判,判:〓
4 (公文書などにつけられた)印章,印証,シール:ろう,鉛,紙などに押された印章で公文書に添えられる.
5 封,封印:〓
6 (封ろう・パラフィン・パテなどの)封印剤;(扉・鉄道車・封筒などの)封印物,密封材,封印紙,封印テープ:〓
7 口封じ,秘密を守る確約:〓
8 装飾[記念]スタンプ;(特に慈善基金の寄付者に与えられる)シール:〓
9 (明らかな証拠となるような)徴候,しるし:〓
10 確証[保証,契約]のしるし:〓
11 ⦅通例 the seals⦆ ⦅英⦆ (大法官・国務大臣などの)官職地位:〓
12 〖配管〗
(1)(下水管の臭気・ガス遮断用の)封水(ふうすい).
(2)(有効に働くための)封水の深さ.
13 ⦅豪・NZ⦆ 舗装道路の表面.
―v.t.
1 …に(認証・証拠として)印を押す,調印する:〓
2 (印を押すなどして)保証する,確認する,締結する:〓
3 (品質・精度などを保証して)…に検印を押す.
4 …に封をする,封印する:〓
5 しっかり締めつける,きつく閉じる;閉じ込める⦅up,down⦆:〓
6 決定する,はっきり決める,確定する:〓
7 〈赦免などを〉与える,下賜する(grant).
8 〖モルモン教〗 〈結婚・養子縁組を〉永遠の縁とする.
9 〖電気〗 〈ソケット・差し込みなどを〉接続する.
10 〈(下水管などの)漏れ口を〉(しっくいやセメントで)ふさぐ,密閉[密封]する.
11 〈木の表面に〉目止めをする,下地塗料を塗る.
12 〖チェス〗 〈手を〉封じる.
13 〖土木〗
(1)(防水・充填(じゅうてん)のために)〈構造物の表面に〉薄い皮膜を作る.
(2)⦅豪・NZ⦆ 〈道路を〉瀝青(れきせい)舗装する.
[c1200?(名詞)中期英語 seel,seil(e),seale 文書につける印<古期フランス語 seel(フランス語 sceau)<後期ラテン語 *sigellum,ラテン語 sigillum(signum SIGN の指小形);中期英語 seil(古期英語(in)segel 印)に取って代わる]
seal・a・ble
―adj.

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

愛称は「ビッグハット」
 放送センターのニックネームは一般公募し、はがきによる応募1万9,540通の中から、社内委員会の選考と社員100人の投票などを経て「ビッグハット」に決まった。「ビッグハット」という案は3人から届いたため抽選を行い、千葉県松戸市在住の主婦新谷みほさんが受賞者と決まり、賞金100万円を贈られた。「パラボラデッキの形が帽子に似ていて何となくユーモラスだったので」というのが、新谷さんの命名での理由である。
 ビッグハットの名を生んだ屋上のパラボラデッキは、法律上許されれば緊急時にヘリコプターが着陸できるようになっている。このパラボラデッキは夜はライトアップされ、晴れはオレンジ、曇りは白、雨はブルーと、照明の色で翌日の天気予報を表すことになった。

TBS50年史

※「パラボラデッキ」は「造語」と思われ「俗ラテン語」を示している。

「パラボラデッキ」の天気予報は新約聖書「ルカによる福音書 時の徴」を示している。

愛徳のTBS鹿倉吉次を偽善者へ倒錯する「黒ミサの儀式」が「パラボラデッキ」(俗ラテン語)を屋上(愛徳)へ設置する意味だった。
これによって屋上(愛徳)は冒涜され「三対神徳」は貶められる。
TBSの「ビッグハット」とは「三対神徳」の磔刑図とされたのです。
鹿倉吉次の「殉教死」です。

「聖ケネディの殉教」と「聖鹿倉吉次の殉教」

みそぎ【禊】
身体に罪や⇨穢れのあるとき,または神事の前に,川や海の水につかって,身体を洗い清めること。特に祭りの当事者や神役は,禊によって身体を清浄な状態にすることが必要であった。「記紀」によるとイザナギノミコトが黄泉(よみ)国から帰ったとき,筑紫日向の橘の小戸(おど)の檍原(あはぎはら)の流れで禊をしたのに始るとされる。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

「聖TBSの復権」は「聖鹿倉吉次信仰」としてあるだろう。
「今道潤三」は「鹿倉吉次」のペンネームであり「アメリカのテレビネットワーク」は「鹿倉吉次」の著書だった。
「アメリカのテレビネットワーク」を読むと「ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ」と「鹿倉吉次」は盟友関係にあったと想像される。
世界的なオピニオンリーダーの「資質」とはカトリック信仰と言える。
両者は世界的なオピニオンリーダーであったがことごとく暗殺された。
ケネディはダラスで銃殺され、鹿倉吉次は自宅で突然死となった。
鹿倉吉次の死は明らかに不審死だったのです。
これは「聖ケネディの殉教」であり、「聖鹿倉吉次の殉教」だった。

時の徴(ルカ 十二 54-56)
また、群衆にも言った、「あなたたちは、雲が西に出るのを見ると、すぐさま、「にわか雨が来るぞ」と言い、まさにそのようになる。そして南風が吹くと、あなたたちは、「熱風になるぞ」と言い、まさに〔そう〕なる。偽善者たちよ、あなたたちは、地と空との模様は吟味するすべを知っていて、どうして〔今の〕この時は吟味するすべを知らないのか。

岩波書店「ルカによる福音書」

TBSビッグハットはTBSの実力派社長・磯崎洋三さんの遺産です。
磯崎洋三さんは安倍晋三さんと同じで「三」が一番下ですね。

さん‐した【三下】
〘名・形動〙
〓ばくち打ちの仲間で下っ端の者。三下奴(さんしたやっこ)。
〓取るに足らない者。下っ端の者。また、取るに足らないさま。「見栄を並べる、―な屋郎(やらう)たあ違ふによ」〈洒・船頭部屋〉
◈ばくちで、賽(さい)の目数が三より下の場合には、まず勝ちめがないというところから言いはじめたという。
⇀さんした‐やっこ【三下▿奴】

『大辞泉 第二版』 小学館

ルンペン〖(ドイツ)Lumpen〗
《ぼろ切れの意》浮浪者。
⇀ルンペン‐ストーブ
⇀ルンペンプロレタリアート〖(ドイツ)Lumpenproletariat〗

『大辞泉 第二版』 小学館

lum・pen [lʌmpən]〓
―adj. 社会的地位を失った人(たち)の,ルンペンの,浮浪者の,根無し草の.
―n. ルンペン,浮浪者.
[1948.LUMPENPROLETARIAT から抽出]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

屋根(愛徳)に設置されたヘリポートが特徴的でなんとも言えない愛嬌(冒涜)を感じさせます。
「ルンペン」らしいです。

「信仰生活(三貴子)」は「恵田乞食えでんこじき」です。こちらは鹿倉吉次だろう。

※禊学生・禊労働者・禊研究者(論文執筆)
(イクトゥスに拘った。)
(ゴルフ場のある場所は鹿倉吉次の肝いりだろう。)

恵田乞食えでんこじき」は「ペルソナ役者」(mitochondria)(Zeus)です。

ペルソナ
persona; person
位格ともいう。本来の意味は俳優のかぶる仮面。そこから奥にある実体を意味することになり,個的人格 personの意となる。キリスト教神学におけるペルソナ(位格)とは,⇨三位一体論に関して,神の唯一の神性のなかの三つの「私」といえる基体の意であり,客観的に1個のそれ自体で完結している全体,直接神に向ってつくられた唯一のものとして,それ自体で完成した理性的な単一実体 substantiaを意味する。これはテルトゥリアヌスによるとされ,以後この語は西欧神学,哲学において,認識と愛とをそなえた精神的実体の意で用いられた。⇨ユングの心理学では,表に現れた仮面として,社会的な⇨パーソナリティを意味する。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

じったい【実体】
ousia; substantia
アリストテレスは実体を主語となって述語とならぬものと定義し,個体を本来的な第一実体,それぞれの個体の属する種や類を第二実体とし,実体の特性として単一でありながら相反する多くの性質を受入れうることをあげた。 substantiaの語はセネカによって用いられて以後,ギリシア語の ousia同様,存在というぐらいの広い意味で普及したが,哲学的にはスコラ哲学はアリストテレスの概念を継承した。近世の実体概念はデカルトによって樹立された。すなわち彼は実体をほかのものに依存せず自己自身によって存在するものと定義し,実体を基体とみるよりむしろ動詞 subsistere(存続する)に関係づけて自存とみた。彼は思惟する精神と延長する物質の二実体を認めはしたが,十全にその定義に適合するのは神のみであると考えていた。これを徹底して神を唯一の実体としたのはスピノザである。これに反してライプニッツは精神を実体の範例として単子による多元論を主張した。経験論では,ロックが実体は知覚された諸性質の主体として想定されたものにすぎないとし,バークリーは物質的実体を否定し,さらにヒュームは精神を一束の観念として心的実体をも否定した。カントはわれわれの変化の知覚の根底に持続を想定する悟性の先天的形式が実体概念であるとした。この間に原子論の方位をとった近代自然科学に実体概念が影響を与えたことも銘記されねばならない。現代では実体は必ずしも存在論の中心概念ではなくなっている。その反面,たとえばラッセルの論理的原子はアリストテレスの実体の論理学的定義に妥当する面がある(彼は永続するものという性格を嫌ってこれを実体とは呼ばない)。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

白質(ハクシツ)
[英] white matter
[ラ] substantia alba
脳と脊髄の断面で,肉眼的に白色を呈する部分をいう。ここには髄鞘をもった有髄神経線維が密に集合している。その多くは神経路あるいは伝導路を形成している。大脳半球や小脳では灰白質(皮質)が白質を包む形になっており,この白質部分をとくに大脳髄質,小脳髄質と呼んでいる。反対に脊髄では,白質は灰白質を取り巻き,背腹方向に,白質は後索,側索,前索の3つの索に分けられている。
(021013)

『医学書院 医学大辞典』 医学書院

ずいしょう【髄鞘】
myelin sheath
ミエリン鞘ともいう。脊椎動物の神経繊維の周囲を包んで,有髄神経をつくり上げている鞘。神経繊維に随伴しているシュワン細胞の細胞膜が伸び広がって,何重にも神経繊維を取巻いたものである。髄鞘は一般の細胞膜よりも脂質に富んでいて,神経の白色光沢はこの髄鞘の色調である。特にスフィンゴミエリンなどの神経に特有の脂質を含む。髄鞘には縦方向に随所にくびれ目があって(ランビエの絞輪という),興奮はこのくびれ目ごとにとんで伝わっていくので(跳躍伝導),有髄神経は,髄鞘をもたない無髄神経よりも伝導速度が大きい。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

髄鞘(ズイショウ)
[英] myelin sheath, medullary sheath
[同義語] 【ミエリン鞘】
有髄神経線維において,軸索を円筒形に取り巻く鞘をいう。髄鞘は1本の神経線維の全長にわたって連続して包んでいるのではなく,所々で切れている。中枢神経系ではオリゴデンドロサイト(乏突起膠細胞)が,末梢神経系ではシュワン細胞が髄鞘を形成する。電子顕微鏡でみると,髄鞘は明暗が交互に繰り返された層板構造であり,よく見ると明るい層の中にやや暗い薄層がみえる。暗い層を周期線,明るい層の中にみえるやや暗い層を周期間線と呼んでいる。周期線は互いに15~18nmの距離で隔てられている。周期線は,単位膜構造を示す細胞膜の内葉同士が,また周期間線は外葉同士が融合したものである。
(021013)

『医学書院 医学大辞典』 医学書院

myelin sheath〓
ミエリン鞘(直径0.5μm以上のほとんどの軸索をおおっている脊椎動物の脂質蛋白性被膜.これは種々の回数で軸索をきつく巻いている二重原形質膜からなり,乏突起膠細胞(脳および脊髄)またはSchwann細胞(末梢神経)によってつくられる.巻かれていない二重膜は,薄紙状の細胞伸展のようにみえ,細胞質がなく,わずかに狭い細胞質の延長がみられるだけであるが,これは正規のミエリン構造が断絶しているようにみえるSchmidt-Lanterman切痕に相当すると思われる.各軸索のミエリン鞘は規則正しい縦方向の分節の連鎖からなり,分節ごとに1つの乏突起膠細胞またはSchwann細胞によってつくられた鞘であることを示している.各2個の隣接鞘間の短い中断すなわちRanvier絞輪では,軸索は髄鞘をもたず,ただ隣接する乏突起膠細胞またはSchwann細胞から突出した指状の膜性突起の絡み合ったものでおおわれているだけである).=medullary sheath

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

乏突起膠細胞(ボウトッキコウサイボウ)
[英] oligodendroglia, oligodendrocyte
[同義語] 【稀突起膠細胞,オリゴグリア oligoglia】
グリア細胞の1つであり,中枢神経系において髄鞘を形成する。発生的にはニューロンやアストロサイトと同じ外胚葉起源である。
(021013)

『医学書院 医学大辞典』 医学書院

oligodendroglia (ol′i‐gō‐den‐drog′lē‐ă)〓
[oligo-+G. dendron, tree+glia, glue].希(乏)突起〔神経〕膠細胞([本語は文法的に単数形である.誤った発音oligodendrogli′ aを避けること].神経細胞とともに中枢神経系組織を構成する4型の神経膠細胞の1つ(他の3つは,星状膠細胞,上皮細胞,および小膠細胞).特徴として種々の数のベール様またはシーツ様の突起を有し,それぞれ軸索の周囲を包み,中枢神経線維のミエリン鞘を形成する(末梢神経系のSchwann cells参照).したがって,灰白質より白質に多数存在する).=oligodendria.

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

mu・ta・tion [mjuːtéiʃən]〓
―n.
1 〖生物〗
(1)突然変異.
(2)突然変異体種.
2 変化すること,変化過程;(形態・性質などの)変化;(人生などの)浮き沈み:〓
3 〖言語〗 母音変異,ウムラウト(umlaut).
4 〖言語〗 (ケルト諸語における)語頭子音の変化:緩音化(lenition)あるいは鼻音化すること.
mu・ta・tion・al
―adj.
mu・ta・tion・al・ly
―adv.

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

mu・ta・tion/mjuːtéɪʃən/〓

1 変化, 変形(change);(人生などの)盛衰, 浮沈.
2 〖生物〗突然変異(種)(mutant).
3 〖生物〗染色体変異により生じた肉体的特徴.
4 〖音声〗(ゲルマン諸語の)母音変異(cf. ablaut, umlaut);(ケルト諸語の)語頭子音の変化.
mutation stop/––/
〖音楽〗(オルガンの)ミューテーションストップ.
〓mu・ta・tion・al/―ʃənḷ/〓
〓mu・ta・tion・al・ly〓

『ジーニアス英和大辞典 用例プラス』 大修館書店

um・laut [úmlaut;Ger. ÚmlaUt]〓
―n.
1 〖言語〗 ウムラウト符号(ä,ö,üの¨). cf. DIERESIS 2.
2 〖言語〗 ウムラウト,母音変異(mutation):ゲルマン語における,後続狭母音 i または半母音 j の影響による母音変化;ドイツ語の Mann>Männer,英語の man>men など.
3 〖言語〗 (2によって生じた)変母音.
4 ⦅米俗⦆ 瓶半分の量のレーベンブロイビール(Löwenbräu beer).
▶名前にウムラウトが2個あることから.
―v.t.
1 〈語形・発音を〉ウムラウトで変化させる.
2 …にウムラウト符号をつける.
[1844.<ドイツ語=um― 向きを変えて(すなわち「変化した」)+Laut 音]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

◊um・laut /úmlàut/
—n.
*《俗》 ⦅ドイツのビール⦆ レーヴェンブロイ (Löwenbräu↙) のボトル半分 ⦅2 つの umlaut 記号をもつことから; cf. TWO UMLAUTS↙⦆.

『リーダーズ・プラス』 研究社

ウムラウト
Umlaut
インド=ヨーロッパ語族のうちゲルマン語派特有の現象で,強勢のある音節の母音が次の音節のi,ī,j,uなどに⇨同化したことをいう。例:⇨古高ドイツ語で単数 kraft(力),複数 krefti;古期英語で単数主格 burg(市),単数属・与格,複数主格 byrig。現代ドイツ語では,a,o,uに対して,ä,ö,üをウムラウトと呼ぶが,これには本来のウムラウト現象によって生じた形のほかに,類推によって生じたものもある。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.
.

突然変異(トツゼンヘンイ)
[英] mutation
染色体や遺伝子に生じる,娘細胞や子孫に伝えられる永続的な変異。ただし,遺伝子の分離や遺伝的組換えによって生じる形質の変化は含めない。突然変異の最小単位は1つのヌクレオチドで,DNA分子に変化を生じた部位を突然変異部位(mutation site)という。あるヌクレオチドが別のヌクレオチドに置き換わると,その部位でのコドンが変化する。また,1塩基の欠失や挿入が起こると,コドンの読み枠(reading frame)がずれ,遺伝情報に誤りが生ずる。遺伝子レベル(DNAレベル)の欠失や挿入は1塩基だけではなくて,数塩基から場合によっては数千塩基に及ぶ場合もある。これに対して,染色体レベルの逆位や転座は,遺伝情報の位置関係を大きく変えるため,個体の生存に与える影響が大きい。これらの構造変化は減数分裂時の染色体の対合異常をもたらすため,世代を経ることによって,多くの場合,集団から除去される。突然変異は体細胞でも生殖細胞でも生じるが,動物の場合は比較的発生の初期に生殖細胞が分化するため,体細胞に生じた突然変異は,一般に,有性生殖によって子孫に伝えられることはない。
(071127)

『医学書院 医学大辞典』 医学書院

とつぜんへんい【突然変異】
mutation
ある生物の種類のなかで不連続的に異なった形質のものが突然に出現して,これが次代に遺伝する現象。 1882年に H.⇨ド・フリースがオオマツヨイグサで多くの突然変異を発見し,突然変異説を提唱した(1901)。環境の差による個体間のわずかずつの形質の差は個体変異といい,これは連続的な変異で遺伝しない。突然変異は,初め原因不明のまま用いられた概念であったが,その後の研究によって遺伝子突然変異と染色体突然変異とが知られるようになった。ことに前者は,遺伝子が DNAであるとの物質的基礎が明らかになったところから,分子レベルの解明が進み,DNAの遺伝コードをなすヌクレオチド塩基の種類が差替えられる現象であることがわかった。ここから,遺伝情報によってつくられる蛋白質分子中でのアミノ酸の差替え→蛋白質の性状や酵素活性の変化→代謝の変化と作用が拡大し,古典概念でいう可視的な突然変異型となって現れたりするのである。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

white matter
[TA].白質(多くは神経線維からなり,神経細胞体あるいは樹枝状の突起をほとんど,あるいはまったく含まない脳と脊髄の部位).=alba; substantia alba; white substance.

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

しんけい‐せんい【神経線維】 ‥ヰ
神経細胞の突起のうち、軸索(じくさく)をいう。ヒトでは1メートルに達するものもある。

『広辞苑 第六版』 岩波書店

しんけいせんい【神経線維】
nerve fiber
⇨ニューロンの一部で,神経細胞の軸索突起をいう。無髄のものと有髄のものに分れる。前者は髄鞘をもたない細い軸索で,汗腺,血管を支配している交感神経などにみられる。後者は普通の神経線維で,ゲル状の軸索の上に髄鞘をかぶり,さらにその上を神経鞘(シュワン鞘)がおおっている。髄鞘は絶縁体の働きをするが,1~3(mm)の間隔で切れ目があり,この部分はランビエの絞輪といわれ,電気抵抗が低い。このためインパルスの伝導は飛び石状に絞輪から絞輪へと効果的に行われる。シュワン鞘は神経細胞の栄養および物質交換に関する機能を果しているが,中枢のニューロンではこの代りにグリア細胞(神経膠細胞)が付着している。インパルスの伝導速度は神経線維の直径に正比例し,神経線維は左右に交差したり,上行性,下行性のものなどが複雑に連絡している。その連絡の仕方から連合線維,交連線維,投射線維に大別される。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

ニューロン
neuron
神経系を構成する基本単位。神経細胞あるいはノイロンともいう。形態的に分けると,細胞体,⇨樹状突起,⇨軸索突起からなっている。形は球形,三角形など多様。細胞体の中には,一般の細胞と同じように 1個の核,遺伝物質,⇨ミトコンドリアがあるほか,特有のものとして⇨ニッスル小体というニッスル染色で青紫色に染まる物質をもっている。機能上からニューロンを分類すると,求心性(感覚)ニューロン,遠心性(運動)ニューロン,介在性ニューロンに分かれる。その効果からは興奮性ニューロン,抑制性ニューロンに分けられる。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

ミトコンドリア
mitochondria
コンドリオゾーム,糸粒体とも称した。糸状,粒状,ラケット状など,長さ1~2μmの小体で細胞の呼吸機能をになう重要な顆粒で,すべての真核細胞に多数存在する。有気的条件下でヤヌスグリーンBで青色に生体染色されるが,無気的条件下では染色されないか,あるいは還元脱色される。電子顕微鏡的には表面は二重,厚さ約 4nmの単位膜で包まれ,内膜が内部の基質内に突出して多数のクリステ(櫛状構造。多くは動物細胞)やビライ(小毛構造。多くは植物細胞)を呈する。基質にはクエン酸回路や脂肪酸代謝に関与する酵素が存在し,また膜系には有気呼吸に必要な電子伝達系が局在し,細胞内呼吸すなわち細胞内エネルギー獲得の役割を果している。少量の DNAも存在し,自己増殖能を有し,一部分の蛋白質はこれに基づいて合成されるが,他の多くの蛋白成分は核 DNAの遺伝情報に支配される。進化的起源については,古く進化途上で,一部の小型の好気的原核細胞が,他の原核細胞内にもぐりこんでミトコンドリアに変化したという共生説(寄生説)が,有力視される。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

基質にはクエン酸回路や脂肪酸代謝に関与する酵素が存在し,また膜系には有気呼吸に必要な電子伝達系が局在し,細胞内呼吸すなわち細胞内エネルギー獲得の役割を果している。

aerobic respiration〓
有気呼吸(分子状酸素が消費され,二酸化炭素と水とが生成される呼吸の一形態).

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

aer・o・bic [ɛəróubik]〓
―adj.
1 〖生物〗 〈生物体・組織が〉好気[有気]性の;好気[有気]性生物の(↔anaerobic):〓
2 酸素の存在による,酸化力のある,好気的な:〓
3 エアロビクスの(原理を用いた):〓
[1884]
aer・ó・bi・cal・ly
―adv.
『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

aerobic (ār‐ō′bik).〓
=aerophilic; aerophilous.
1.好気〔性〕の,有酸素〔性〕の(空気中に生息する).
2.好気性生物に関する.

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

aerobic /ɛːˈrəʊbɪk/
▶adjective
<Biology> relating to, involving, or requiring free oxygen:〓
◾relating to or denoting exercise taken to improve the efficiency of the body’s cardiovascular system in absorbing and transporting oxygen.〓
-DERIVATIVES
aerobically adverb〓
-ORIGIN
late 19th cent.: from AERO― + Greek bios ‘life’ + ―IC.

●Oxford Dictionary of English, Second Edition revised

an・aer・o・bic [ænəróubik,ænɛər―]〓
―adj.
1 〈生物・組織が〉嫌気性の;嫌気性生物の:〓
2 酸素欠如の[で起こる].
[1881]
àn・aer・ó・bi・cal・ly
―adv.

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

ゼウス
Zeus
ギリシア神話の最高の神。天空神。ホメロスでは神々と人間たちの父とされる。ローマの⇨ユピテルと同一視される。ティタン神族の神⇨クロノスと⇨レアの末子として生れた。クロノスは自分自身の子に支配者の地位を奪われるだろうと予言されていたので,生れた子供を次々と飲み込んだ。妻のレアはこれを不満に思い,ゼウスが生れたとき,彼を隠し,代りに産着にくるんだ石をクロノスに与えて飲み込ませた。ゼウスは山中で⇨クレテスたちと⇨アマルテイア(あるいはアドラステイアとイデー)に育てられたが,成長後,オケアノスの娘メティス(思慮の意)の助けをかりて,クロノスに吐剤を飲ませ,腹中の身代りとなった石と兄弟たちを吐き出させた。以後,ゼウスら兄弟姉妹はティタンたちと戦い,10年後,⇨タルタロスに幽閉されている者たちを味方にすれば勝利を収めるだろうという予言を⇨ガイアから得,⇨キュクロプスたち,⇨ヘカトンケイルたちを解放し,首尾よく勝利を収めた。そしてゼウスら3人の兄弟はくじにより,ゼウスは天界,ポセイドンは海,ハデスは冥界の支配者となった。ゼウスはヘラを妻(ヘシオドスによると3番目の妻)としたが,そのほかに女神,ニンフ,人間の女たちと交わり,ギリシア神話の複雑な系譜の源の1つとなっている。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.
雷を放つゼウス.ブロンズ(前5世紀初頭)ギリシア・ドドナ出土,ベルリン国立美術館蔵

ユピテル
Jupiter
ギリシア神話の⇨ゼウスと同一視された古代ローマの最高神。語源的にもこの両神の名は,インドの⇨ディアウスなどとも一致し,インド=ヨーロッパ語族に共通する天空神の名を継承したものである。ゼウス同様,雷を武器にし,高天から無量の魔術を行使しつつ世界を支配し,秩序と正義を維持する主権神で,マルスおよびクイリヌスとともに,⇨フラメンと呼ばれる特別の神官を有し,元来はこの3神が,ローマ神界において三大主神格の地位を占めていたと思われる。3人の大フラメンたちのなかでも,ユピテルの祭司だったフラメン・ディアリスは当然最も地位が高く,祭司団のなかで,王の地位を継承した⇨レックスに次ぐ位にあるとされ,日常生活でも妻のフラミニカとともに,さまざまなタブーに服さなければならなかった。エトルリア人の王たちにより,カピトリヌスの丘上に「至善至大なユピテル」(ユピテル・オプティムス・マクシムス)の神殿が建設されてからは,⇨ユノおよび⇨ミネルワと合祀されたカピトリヌスのユピテルが,ローマの最高神とみなされ,帝政期にはその崇拝が帝国の版図に入れられた各属州,植民・自治都市に移植された。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.
ユピテル像(バチカン美術館蔵)

フラメン
flamen
古代ローマの神官。ユピテル,マルス,クイリヌスを中心に 15神の祭儀を司る神官団に分れ,いずれも⇨パトリキ(貴族)が任命された。ことに3神の神官たちにはきびしい宗教的儀式と生活が課せられた。これらは大神官に統轄され,白い制服を着,日々それぞれが担当する神を祀った。帝政期には死んだ皇帝および神格化された皇帝の礼拝を司るフラメンも設けられた。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

レックス
rex
古代ローマ人の王の呼称。語源的には regere(指揮する)に由来すると考えられている。そのことば自体,ローマの古史に王政の存在を立証するもので,伝承,考古学,法的・宗教的遺制によっても裏づけられている。この語はローマ中央広場(フォールム・ロマーヌム)の黒石 Lapis Nigerの碑文に表れているが,その製作年代およびここにいう rexとは真に王を意味するのか,⇨レックス・サクロルム(祭王)なのか決定しがたい。初期の王政は世襲制ではなく,個人的に選出された。それは中間王(⇨インテルレックス)によって指名され,即位式の際ユピテル神によって任命された。しかし王政最後のタルクイニウス家の諸王は世襲的で,⇨エトルリアの影響とみられる。ローマ共和政は rexになじまず,ユリウス・⇨カエサル暗殺の素因となり,⇨アウグスツスも rexと呼ばれず,元首 princepsの称号をとった。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

こつじき【乞食】
paiṇḍapātika
仏教用語。インド一般の出家修行者に認められた生活法。一定の行儀作法に従って在家から食物を乞う。仏教ではその作法が律によって規定されている。日本では中国伝来以来托鉢の名称によっても知られる。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

「ルンペン」の「穢」と「快楽主義」は「人非人乞食ひとひにんこじき」です。こちらは磯崎洋三だろう。

※貰い学生・貰い労働者・貰い研究者(論文不正)
(場所に拘った。)
(ゴルフ場を潰し赤坂の場所に拘った。)

人非人乞食ひとひにんこじき」は「コンフィデンスマン」(Titan)です。

ティタン
Titan
ギリシア神話で,オリュンポスの神々より以前に世界の支配者であったとされる古い世代の神々の呼び名。天空神⇨ウラノスと大地女神⇨ガイアを父母として生れた,⇨オケアノス,コイオス,クリオス,ヒュペリオン,イアペトス,⇨クロノスの6兄弟と,その姉妹でティタニスと呼ばれる,テイア,レア,テミス,ムネモシュネ,フォイベ,⇨テテュスの6女神。ウラノスを去勢し,その王権を簒奪したクロノスを統領とし,世界の支配権を握り,それぞれ結婚して多くの子をもうけたが,クロノスとレアの子孫の,⇨ゼウスを頭とするオリュンポス神族の神々との戦いに敗れ,⇨タルタロスに幽閉された。しかしティタンたちのすべてがこの運命にあったわけではなく,オケアノスとテテュスは,ゼウスの統治下においても,世界を環流するすべての水の源をなす大河の地位を保持し,テミスとムネモシュネはそれぞれ,ゼウスと交わりその子を産んだとされる。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

cónfidence màn〓
(取り込み)詐欺師,ぺてん師. (また⦅話⦆ con man)
◊[文学・著作物]The Confidence Man『信用詐欺師』H.Melville の小説(1857).
[1849.米語]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

cónfidence màn
―n. (金品をだまし取る)詐欺師, ぺてん師 (cf. con man).
〖1849〗

『新英和大辞典 第6版』 研究社

cón àrtist
—〓 〓 ⦅略式⦆ 取り込み詐欺師.

『ルミナス英和辞典(第3版)』 研究社

Cónfidence―Màn
—n.
[The ~] 『ペテン師』 ⦅Herman Melville の諷刺小説 The Confidence―Man: His Masquerade (1857); Mississippi 川の蒸汽船 Fidèle 号に最初は聾唖の若者として乗り込んだペテン師が, 次々と仮装して乗客をだましていく⦆.

『リーダーズ・プラス』 研究社

confidence man [trickster]/––[–]/
⦅英正式⦆詐欺師, ぺてん師(⦅俗⦆ con man, ⦅PC⦆ swindler, trickster).
confidence vote/––/
信任投票 (vote of ~).

『ジーニアス英和大辞典 用例プラス』 大修館書店

confidence man
a ~ ⦅省略形 a con man⦆ 取り込み詐欺師, パクり屋, ペテン師

『ビジネス技術実用英語大辞典V5 英和編』 プロジェクト ポトス

こじき【乞食】
こつじきともいう。本来は仏教の托鉢の意であったが,のち転化して,他人に物乞いをして生活する者を総称して乞食というようになった。路傍にすわって通りがかりの人から物乞いするのをカタイ,家々を訪れて金品をもらい歩くのをモノモライといい,薦(こも)を着てどこにでも寝起きするのでオコモなどという。古語でホイトというのは祝人(ほぎびと)の転じたもので,正月をはじめ年中行事のおりおりに家々を訪れ,めでたい祝福の言葉を述べ,そのお礼に金品をもらったもので,本来は万歳,春駒,福俵,大黒舞,獅子舞,琵琶弾奏などの芸を行い,その見返りとして施しを受ける者のことであった(→門付芸)。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

「月と鼈」

公共は「聖ラテン語化」(Libocedrus decurrens)によって成立する。
エニグマは「俗ラテン語」である。

エニグマ〖enigma〗
謎。謎めいた言葉。

『大辞泉 第二版』 小学館

e・nig・ma [əníɡmə]〓
―n. (pl. e・nig・mas,e・nig・ma・ta[~tə])
1 なぞ,不可解な出来事[状況].⇨PUZZLE〓:〓
2 なぞの人,正体のつかめぬもの:〓
3 (なぞめいた)言葉,質問,絵;なぞなぞ.
4 ⦅E―⦆ エニグマ:1920年代初期にドイツで開発された暗号機械;当初は民間用に製造されたが,第二次世界大戦中ドイツ軍や枢軸国軍に幅広く使用された.
◊[音楽]Enigma『なぞ』Elgar の変奏曲作品36番(1898).
[1539.<ラテン語 aenigma なぞ<ギリシャ語 aínigma なぞ(aînos「寓話(ぐうわ)」の派生語 ainíssesthai「なぞめいた言葉で話す」より)]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

月読命は「恵田乞食えでんこじき」です。
鼈は「人非人乞食ひとひにんこじき」です。

○月(つき)と鼈(すっぽん)
月もスッポンも同じように丸いが、比較にならないほどその違いは大きいこと。二つのものがひどく違っていることのたとえ。提灯(ちょうちん)に釣鐘。

『大辞泉 第二版』 小学館

このような「月と鼈」はアメリカメジャーリーグでポピュラーです。
何故ならばアメリカメジャーリーグで尊敬されるのは「恵田乞食えでんこじき」だからです。
一方で「人非人乞食ひとひにんこじき」は軽蔑の対象となります。

現在の「恵田乞食えでんこじき」の代表選手は「アーロン・ジャッジ」であり、「人非人乞食ひとひにんこじき」の代表選手は「大谷翔平」となっています。

「アーロン・ジャッジ」の愛称「オール・ライズ(All Rise)」は「楊梅は孤り高く」(楊梅は誇り高く)と同じです。

「大谷翔平」の愛称は「みちのくのダルビッシュ」やShohei Ohtani(ショウヘイ・オウタニ)を短縮して「ショータニ」とファンから呼ばれていた。
その後、ショータイムSHOWTIMEもしくはSHOTIME)という愛称も誕生した。
2018年4月にMLB初本塁打を記録した際、エンゼルス専属実況のビクター・ロハス英語版)が叫んだ「Big fly, Ohtani-san!(オウタニ-サン!)」という言葉がある。
以降ロハスは「大谷がホームランを打った時だけ」"Ohtani-san"(オウタニ-サン)と表現している("Big fly"は元々用いていた)。
「大谷さん」「オオタニサン」は日本人が使用することがある。

「彼は『ユニコーン』でスーパーヒーロー、漫画のキャラクターです。
彼がやっていることは、(現実には)起こりえないことなんです。
彼ができることを実現するためには6人の選手と契約しなければいけません」

実況が使った英語は「Unicorn(ユニコーン)」という言葉だ。
神話に登場する一角獣で実在しない生き物だが、そこから転じて人々が夢見るような現実離れした存在、滅多に目にすることのできない人物を意味する。

リーグ本塁打数トップ(7本)の選手が先発のマウンドに立つのは、1921年6月13日のベーブ・ルース以来、メジャーでは100年ぶり。
投打躍動した類い稀な才能に脱帽したからこそ、実況は「Unicorn(ユニコーン)」という言葉を使っていた。

「ユニコーンは実在する、新しい研究が発見した」
「防御率が2点台で、本塁打が30本、本当に馬鹿げている。大谷は正真正銘のユニコーンだ。非常識なくらい、信じられない選手だ」

大谷のカタカナ表記は「オオタニ」だが、ohの英語読みが「オウ」なので、(ビクター・ロハスが言っているように)Ohtani、Ohtani-sanの英語読みは「オウタニ」「オウタニ-サン」である。

ユニコーン
unicorn
一角獣ともいう。額に1本の長い角をもち,馬あるいは小羊に似るとされる伝説上の動物。⇨アッシリア遺跡からその姿を描いたレリーフが発見されており,インド,中国の説話にも現れる。前4世紀ギリシアの自然学者クニドスは,インドの実在動物としてその角の薬効などを書いているが,これはさいのことらしい。キリスト教では聖書に現れる動物として親しまれているが,これは旧約聖書のギリシア語への翻訳の際,ヘブライ語で re’emと呼ぶ二角獣の1種をギリシア語 monokerōs(一角獣)と誤訳したことに始る。これが,処女でなければこの獣を捕えることができないという,インド説話と結びついて,聖母マリアに関係づけられ,中世にはさまざまな比喩的解釈が行われた。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.
ユニコーン(『貴婦人とユニコーン』タペストリー,部分,15世紀末期,クリュニー美術館蔵)

キブツ
kibbutz
イスラエル独特の集団農業共同体。ヘブライ語で集団の意。 20世紀の初めおもにロシアや東ヨーロッパからパレスチナに移住してきたシオニスト(→シオニズム)の多くは社会主義の影響を受け,ユダヤ人自身の労働によってパレスチナにユダヤ人の理想社会をつくろうと考えた。そのためにつくられたのがキブツである。構成員間の完全な平等,相互責任,個人所有の否定,生産・消費の共同性の原則に基づいて組織され,その形態は,中心に共同食堂を含むサービス区域をおき,これをはさんで居住区域と作業施設区域があり,そのまわりを農場が取巻く。衣食住など生活に必要なものはすべてキブツが提供,夫婦の家,子供の家,青年の家などが別々にあり,両親と子供は寝食をともにせず,育児や教育も集団で行われる。いわば一種の共産制農業共同体で,個人所有を認めながら農作業や販売を協同組合方式で行う入植農村モシャーブとは区別される。 1909年にガリラヤ湖畔につくられたのが最初で,48年のイスラエル建国までに約 130ヵ所建設され,パレスチナのユダヤ人社会の食糧自給,防衛活動,移民の受入れの面で先端的役割を果すとともに,ユダヤ人の入植活動,労働シオニズム運動の中核的にない手であった。建国後もキブツはふえつづけ,90年の時点で,約 350を数える。しかし労働シオニズムを体現する存在であったキブツの性格は,1970年代に入って大きく変容した。かつてはイスラエルの全農産物の 70%近くがキブツによって生産されていたが,その後その多くが経営危機に陥って政府の財政援助に依存するようになり,特に 1977年のリクード政権成立後は,商業的農業の拡大に伴って「自己労働」の原則も薄れ,アラブ人労働者を雇ったり,雇用労働力による軽工業や観光施設経営に転じるものが多くなった。現在,キブツ成員はイスラエルの全人口の約3%にすぎず,そのうち農業従事者は約4分の1にすぎない。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

アメリカメジャーリーグ文化は「キブツ」(聖ラテン語化)であり、大谷翔平は「ユニコーン」(俗ラテン語)と見做されている。
「キブツとユニコーン」は「月と鼈」なのです。
そして「キブツとユニコーン」は「公共とエニグマ」「キブツとエニグマ」を示しています。
それは「ユダヤとナチズム」を指し示している。
ここから想起するものは「ユダヤ人大虐殺(ホロコースト)」「第二次世界大戦(ホロコースト)」であるだろう。
ユダヤ人大虐殺のホロコーストはナチス・ドイツが主導した。
それはアドルフ・ヒトラーやヨーゼフ・ゲッベルスらが主導した。
「同じ穴の狢」は「俗ラテン語」だった。
「スマートレイヤー」は「聖ラテン語化」(Libocedrus decurrens)であり「獺」だった。

「教訓」は「猿も木から落ちる」だった。

○猿(さる)も木から落ちる
木登りがじょうずな猿でも時には誤って落ちる。その道にすぐれた者でも、時には失敗することがあるということのたとえ。弘法にも筆の誤り。上手(じょうず)の手から水が漏れる。

『大辞泉 第二版』 小学館

スマートレイヤーをことごとく暗殺していくのがナチズムだった。
ナチズムの正体はスマートレイヤーの虐殺だった。
そして第二次世界大戦のホロコーストはアメリカが主導した。
それは天軍九隊だった。
天軍九隊はスマートレイヤーを救出した。

「游侠列伝」は「天軍九隊」だった。

例 カール・ヤスパース救出劇

仮説・テレビシティ構想の参考資料

鹿倉吉次の緑山スタジオシティ構想(五章 呑舟の魚)

「新しい社会ですよ。放送会社は、小さな個々の番組を作っていればいいというものではありません。放送会社は社会に対して何をなし得るのか、それを考えるのが、放送人の責務です。現在のこの都心の土地のような、昼間の人口が夜間の人口の倍になるような、本当に居住している人間の少ない商業地で、番組を作る必要はありません。こういう土地は商業地に適わしい目的のために、再開発すればよい。しかしそれは放送会社の本来の目的ではないから、ぼくら放送人にとっては副次的な問題です。」

呑舟之魚、不游枝流

「呑舟之魚」は「イクトゥスを示せ!」を示している。
「不游枝流」は「枝葉末節は不要だ!」を示している。

TBSの入社試験のイクトゥスは「Holy Ark」であり「Moses」 の五書トーラー(Torah)だった。
ただこの回答の秘密を知っている「乞食」なら誰でも合格できる。
しかしそれが「恵田乞食えでんこじき」であれば大正解だが、それが「人非人乞食ひとひにんこじき」となると「黒ミサの儀式」が起こり大失敗となるだろう。

恵田乞食えでんこじき」(御手洗菜々)の「白ご飯」は「味わい(比較・吟味)」を意味する。
「味わい(比較・吟味)」 はイクトゥスを示して入社するホワイト・マジック・オーケストラと言える。

人非人乞食ひとひにんこじき」(南後杏子)の「薬味」は「味あわず流し込むこと(鵜呑み・丸呑み」を意味する。
「味あわず流し込むこと(鵜呑み・丸呑み)」はコンフィデンスマンで入社するブラック・マジック・オーケストラと言える。

このように「鹿倉吉次」と「磯崎洋三」は対象的な二人だった。

ark/áɚk|áːk/〓
〖初12c以前;ラテン語 arca (箱)〗

1 〖旧約〗[the ~;時に the A~] ノアの箱舟(Noah’s ~)《◆Gen. 6-9》〓
2 安全な避難所.
3 ⦅米⦆大型の平底船(flatboat);⦅略式⦆大型のぶかっこうな船[乗物];古い車.
4 ⦅米⦆大きな変な家.
5 [the A~]〖ユダヤ教〗
a聖櫃(ひつ)(Holy Ark)《ユダヤ教会礼拝堂のエルサレムに向いた壁にある Moses の五書トーラー(Torah)を納めた箱》.
b契約の箱, 約櫃(the Ark of the Covenant)《Moses の十戒を刻んだ石板を納めた櫃(Exod. 25:10-22)》.
6 ⦅古・詩・方言⦆箱, 櫃.
7 =~ shell.
Ark Royal/––/
[the ~] アーク=ロイアル《(1)1588年にスペインの無敵艦隊と戦った英国の艦船.(2)1941年にドイツの潜水艦に撃沈された英国の航空母艦》.[◆英国海軍では重要な船にこの名を付ける]
ark shell/––/
〖貝類〗フネガイ《フネガイ属(Arca)などフネガイ科(Arcidae)の二枚貝の総称》.

『ジーニアス英和大辞典 用例プラス』 大修館書店

ark /áɚk | áːk/
―n.
1 [the ~] 〖聖書〗
a (ノアの)箱舟 (Noah’s ark).
b =ARK of the Covenant.
2 [the A―] 〖ユダヤ教〗 =Holy Ark.
3 身を寄せる所, 避難所 (refuge) (cf. 1 a).
4a (ノアの箱舟のような)大舟, 箱舟.
b ⦅米⦆ (もと川で農作物などの運搬に用いた)大型平底船 (broadhorn).
5 ⦅方言・詩⦆ 櫃(ひつ), 箱, (ふたのある)かご.
Árk of the Cóvenant [of Téstimony]
[the ̶] 〖ユダヤ教〗
(1) 契約の箱⦅十戒を刻んだ 2 個の平たい石を納めた箱; ユダヤ人にとって最も神聖なもの; cf. Exod. 25: 10‐22⦆.
(2) 聖典保管所[容器] (cf. Torah). ⦅1667⦆
〖OE (e)arc ▭ L arca chest, coffer ՟ IE *arek― to hold〗

『新英和大辞典 第6版』 研究社

平田敬「権力者の伝説」の主人公は「鹿倉吉次」だった。

新社屋完成記念番組の異変

新社屋完成記念で社員全員が大合唱した第九もシラー(イマヌエル・カント)の詩が素敵で磯崎洋三さんのハイセンスを感じさせる。
そういう意味でシラーの詩は「聖ラテン語化」(Libocedrus decurrens)です。
シラー(聖ラテン語化)は「信仰生活」です。
「信仰生活」は禊から三貴子を信仰することです。
しかし屋根(愛徳)の愛嬌(冒涜)はシラー(聖ラテン語化)と言うより第九を作曲したベートーヴェン(俗ラテン語)のゲルマンを象徴している。
ベートーヴェン(俗ラテン語)は「ルンペン」ですね。

このイベントで永六輔さんは感動の余り会場から何かを叫びながら発狂して飛び出して行きました。
当時、僕は吃驚してTBSの放送番組を見ていました。
しかし黒柳徹子さんはそれを知っていても軽く扱っていましたね。
だからトットちゃんの方が永六輔さんより軽薄に見えました。

これでTBSのイマーゴ鹿倉吉次は浄土宗へ昇華されたわけです。
TBS上層部一同は「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えました。

いっこう‐しゅう【一向宗】イツカウ‐
《一向(ひたすら)に阿弥陀仏を念ずる宗派の意から》浄土真宗。主として他宗派からの呼び名。一向一念宗。門徒宗。

『大辞泉 第二版』 小学館

一向宗
(イッコウシュウ)
〓鎌倉時代、親鸞上人(シンランショウニン)が開いた、浄土宗の一派。浄土真宗。一向は、ひたすらの意味で、ただひたすらに念仏を唱えるからいう。

『新漢語林』 大修館書店

いっこうしゅう【一向宗】
〖日本史〗 〔浄土真宗〕 the Ikkō sect (of Buddhism).

『新和英大辞典 電子増補版』 研究社

ただ昨今囁かれているTBS黄金時代の復権は無理でしょうね。
何故ならば「三葉のクローバー」はもう生えてこないからです。

TBSから毎日新聞へ

これからはデジタルで新聞を読む時代が再来すると思います。
最近、僕の家は毎日新聞デジタルの年間購読者になったよ。
毎日新聞は「聖ラテン語化」(Libocedrus decurrens)だからです。
しかしTBSは「俗ラテン語」へ完全に堕落してしまいました。
磯崎洋三さんの影響力が大きかったのかもしれません。

毎日放送をキー局とするテレビネットワーク構想

毎日放送がテレビネットワークのキー局になったら新味がありそうです。
民放連会長人事みたいにキー局をMBSとTBSで持回りにしたら面白いかもね!
良いアイデアでしょ!(エッヘン)

最後に「楊梅は孤り高く」(楊梅は誇り高く)

TBSの餃子さんへ

ヤマモモの花言葉は、「教訓」「一途」「ただひとりを愛する」とされる。
これは「純愛信仰」だね!
「カトリックロゴス感覚・純愛メシア信仰」(Holy Communion)

毎日放送の高橋信三も「三」が一番下です。
でも「三を信じる」だから「信仰」の意味だね。
何故なら「長く信じる」だから「信長」を示しているのだよ!

「明智光秀」のペンネームが「信長」だったのだろう。

信長「長く信じる」
イクトゥス

おだ‐のぶなが【織田信長】
[1534~1582]戦国・安土桃山時代の武将。信秀の子。桶狭間(おけはざま)に今川義元を討って尾張一国を統一。のち、京都に上って比叡山を焼き、浅井氏・朝倉氏を破り、将軍足利義昭(あしかがよしあき)を追放、武田勝頼を三河の長篠(ながしの)に破ったのち、安土に築城。中国出陣の途中、京都本能寺で明智光秀の謀反にあって自殺。

『大辞泉 第二版』 小学館

おだのぶなが【織田信長】
[生] 天文3(1534).尾張,那古野
[没] 天正10(1582).6.2. 京都
⇨戦国時代の武将。信秀の子。幼名吉法師または三郎。元服して信長。天文 20(1551)年父信秀が没して家督を相続して以来,一族内部の抗争に奔走,永禄2(1559)年には岩倉城の織田信賢を破り,尾張一国を統一,次いで駿河の⇨今川義元を桶狭間で奇襲して敗死させた(→桶狭間の戦い)。そののち三河の⇨徳川家康と同盟して後顧の憂いを除き,美濃に進出を企て,永禄 10(1567)年斎藤龍興を滅ぼして美濃をくだし,稲葉山城を岐阜と改名して,尾張清洲より移った。翌 11年⇨足利義昭を奉じて上洛,義昭を将軍職につけたが,のち義昭が信長の勢力拡大を喜ばなかったため元亀2(1571)年信長は義昭に内通していた比叡山の焼き打ちを決行した。天正1(1573)年には⇨朝倉氏,さらに⇨浅井氏を滅ぼし,義昭を河内に追放して⇨室町幕府を滅亡させ,天正3(1575)年,⇨武田勝頼を三河長篠に破り(→長篠の戦い),翌年には近江安土に築城した(→安土城)。やがて中国経略を志して⇨毛利氏と対立したが,一方では石山本願寺を降伏させて畿内一円を支配。天正 10(1582)年には甲斐⇨武田氏を滅ぼし,信濃の北口を平定。しかし同年6月2日,⇨本能寺の変で⇨明智光秀のために殺され,その統一事業は中絶した。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

しんちょうこうき【信長公記】
「のぶながこうき」とも読む。別名『安土記』『信長記』。安土桃山時代の軍記。 16巻。⇨織田信長,のち豊臣秀吉の右筆太田和泉守資房(牛一)著。慶長5(1600)年頃成立。首巻は信長の幼少時の織田家,尾張,美濃およびその周辺の政情,永禄 11(1568)年上洛するまでの信長の経歴を記し,第1~15巻は,上洛後から天正 10(82)年までの信長の事績を編年体で記述し1年を1巻に収めたもの。全体を通して誤りもあるが,信長およびその家臣の伝記史料としてよく使われる。写本が数種類ある。なお『⇨史籍集覧』に収める『信長記』(15巻)は慶長 16(1611)年⇨小瀬甫庵がこの『信長公記』の一部を書直したもの(22刊)。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

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