見出し画像

少年漫画が好きだった

昭和の幼少時から今に続くわたしの漫画好きの源流は歳も歳なのでもちろんガラスの仮面でもキャンディキャンディでもアリエスの乙女たちでもなくて少年サンデーの赤塚不二夫先生の天才バカボンだと思う。

わたしは小学校に入るか入らないかの子供の頃祖父が某会社の社員寮の管理人だったせいで週末の独身男だらけの社員寮を遊び場にしていた。
今思えばかなり危険な状況だけれど社員寮の食堂の隅のお客さんを迎える応接セットのソファの上に投げてある少年誌は読み放題だった。

サンデーもマガジンもチャンピオンもソファーの上に誰かが買ったその週の号がぶん投げてあってたまにお兄さん達に「勝手に読むなや!」って叱られることはあってもこっそり読んで満足し古い号は勿論祖父の部屋に「捨てといてください」とまとめられているものを紐がかかる前に読みまくっていた。デビルマンも確か雑誌で読んだし松本零士先生はまだエロい感じの漫画を書いていて「子供はダメ」って取り上げられたりした。

今日なにか少女漫画の事を書こうとして、「アンソニー派ですか?テディー派ですか?」って書こうとしたけれどそれよりまずルーツはどこかって考えたら結局小さい頃から漫画漬けだったと思い出した次第です。
描ければ良い絵師になっていたなわたしは、なんて思います。
なにせ少女漫画を読んだ挙句少年漫画に戻って「愛と誠」を全巻持ってたんですから。いやー懐かしいね。 ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?