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パリオリンピックを遡る

機内で見た、映画ナポレオンのオープニングは、マリーアントワネットがギロチンにかけられる場面からだった。美しい白髪の王妃の首に木枠が何度も調整される。バックには、あの狂ったような女性が歌う革命歌。オリンピックでは、王妃らしき首のない貴族に革命歌を歌わせる。このシーンは、フランス人の友人と議論した。どうして、革命歌を歌わせるの?残酷過ぎない?って聞いた。ただ、みんな開会式を見てなかったけど…。
私が開会式で、一番好きな場面は、アヤ ナカムラがフォーミダーブルを歌いながらポンデザールを歩くところ。ホテルのお兄さんに動画を見せたら、すぐに、ミュゼだ。でも背後の建物の名前は知らない。と言った。ホテルのフランス人みんな開会式を見ていない…。すぐに地下鉄に乗って、パレロワイヤルで降りて、ピラミッド前に行った。反対を向くと、コンセイユデタ。そのまま、コメディフランセーズに行った。そこで、アヤ ナカムラが歌うボキャブレール デュ モリエールの意味が心に反射した。来てみて良かった。
あの建物は、アンスティチュ フランス。ポンデザールを歩きながら動画を撮ってみた。みんなもしてる…。2人の女性が、5人の自転車隊の警察に職務質問され、所持品検査に抵抗してる。オペラ界隈は、詐欺やスリがたくさん。一応、女性達の顔は覚えた。

横の本屋さんに入った。品揃えの意味はよく理解できなかった。Institut de Franceをわかっていないから。

そこから、開会式場まで歩いた。空中聖火台の付近は、聖火で暖かい。今日のパリは18度で、肌寒いからちょうどいい。聖火の公園は予約しないと入れなくて今日の分は売り切れだった。次の公園は、フランスチームのアトラクション会場ですぐに予約できた。

車椅子レースややカヌーも体験できるアトラクションがある
ピクトグラムが全ての壁のアトラクション 3兆円赤字の東京オリンピックのオマージュ?
クリーンエネルギーの会場では、障子と畳で落ち着けた。

お腹が空いたので、公園の売店で、クレープを焼いてもらった。チーズの。熱々で肉厚でもっちり。
お上りさんらしく、シャンゼリゼまで歩いて、ロキシタン ピエールエルメコラボのカフェでお茶した。シャンパンにしたかったけど、グラスで18ユーロしたから、半分のロゼワインにした。でもピエールエルメの代表のバラのマカロンととっても合う。