アパレルの世界へ。

プロのファッションモデルを目指すにはお洋服の事をもっと知りたい。
そう思い立ち、元の福祉の仕事ではなくアパレルのアルバイトを探す事にした。
もちろん普通の人よりも体力のない私は、フルタイムは無理だった。アパレルは長時間の求人が多くて苦戦したが、なんとかそれでもアパレルの仕事に就く事が出来た。

その仕事はバスと電車を乗り継いでの、大都会の中のショッピングモールにあるしっかりとしたブランドのお洋服屋さんで、有名な雑誌にも掲載される所だった。

働いている時の服も買わないといけないわけではなく、
貸してもらえて、素敵な質の高いお洋服に身を包まれて接客出来るというのはとても幸せな事だった。

アパレルが未経験だった私は、始めはお洋服屋さんには立つことが難しいので、まずは系列店での鞄屋さんで働くことになった。


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