端午快乐!と端午安康

グレゴリオ暦2024年06月10日は中華人民共和国の旧暦(中国のどの部門が制定しているかは不明)においては05月05日となり「端午節」にあたり法定休日になります。

2007年に休日法が改訂されて旧暦の05月05日が休日になりました。当時から旗日のお祝いムードで 「端午节快乐!・端午快乐!」とするのが普通でした。しかし何時ごろからかは不明ですが最近は「端午安康」とするのが多数派になっています。これは中国戦国時代の楚の副宰相「屈原」の故事によるものと思います。

中国には56の民族があります、その中の最大は漢族であり、残り55が少数民族になります。55の少数民族が総人口に占める割合は約1割で1億4千万人ほどになるものと思います。

屈原の故事は漢族(特に楚の人々)にとっては悲哀の出来事かもしれませんが他の民族にとってはあまり関係のないことのように思います。

折角の法定休日なので悲しいモードを強調するのではなく中華民族全体としてお祝いムードで盛り上がるのがよいと思います。


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