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無鉄砲さを存分に使うことは、未来にタネをまくこと。

こんばんは。

突然なんですけど、僕は高校を卒業して一番最初に就いた職は、『税務職員』でした。
国家公務員で、一年間は簿記や税法の研修を受けながらの寮生活をし、給料も発生する。
勉強ができ、お金も入ってくるという、とてもとても恵まれた環境にいたのですが、僕は半年で退職しました。

理由は、『沖縄でダイビングをする』ため。

お盆休みにはじめてやったダイビングにはまり、


もっとダイビングがしたい

ライセンスを取りたい

ネットで調べる

沖縄では働きながらライセンスが取れる

沖縄行くしかない!

というあまりにも単純な考えで、税務職員を辞めました。

『公務員』という周りからみたら、安定していて、土日休みで、研修中なんて勉強しながらお金ももらえる、本当に恵まれた環境にいました。

でも、当時の僕は、『税務職員なんて辞めたって、自分はやりたいことがある』、『公務員の安定なんていらない』と思って、周りの声を(たぶん)聞こうともせず、自分の声だけを信じ切って、貫き通していました。

それができたのは、『無鉄砲さ』があったから。
『根拠のない自信』があったから。

社会経験もなく、19歳の若造に何がわかるはずもなく、ただただ自分の声だけが全てでした。

あのときの決断を後悔はしていません。
ただ、思い返してみると、恥ずかしいほどにわがままで、独りよがりで、自分が世界の中心だったな、と思います。

でも、それらはきっと若いうちだからこそ抱けるものでもあると思います。
歳を重ねるごとに、なくなってしまうもの。
いくつになったって挑戦は続けられると思うけど、やはり同じ場所に居続けたら腰は重くなるし、頭もかたくなる。

そんな『無鉄砲さ』を存分に使えることって、とてもありがたいことだと思います。
僕の場合だと、僕の無鉄砲さを渋々でも受け止めてくれた家族には本当に感謝しています。
(未だに心配はかけておりますが。。)

そして、無鉄砲さを使って得られたものは、未来へつながるもの。
僕は、無鉄砲さを使ったからこそ感じた虚しさだったり、もどかしさ、不安もありました。
税務職員を辞める、と言って飛び出したものの、自分には何もできないんだ、と辞めてから気づいたり。

でも、そのとき感じた虚しさやもどかしさ、不安も全て今の僕をつくっているものであるし、未来への糧であると思っています。

現在、僕は23歳です。
年齢だけの話ではないと思うけれど、『無鉄砲さ』を使えるうちは存分に使うようにしたいと思います。


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