傷つきし林檎ふつふつ煮詰めおり
飽きもせず猫の動画と落花生
運動会見知らぬ子へも声援す 昭和の時代は10月10日が体育の日だった。
noteを始めて3か月が過ぎた。 飽きっぽい自分には ここからが危険ゾーン。 私生活でも のほほんとしてきたこの数年が 変わってしまうかもしれない 岐路に立たされている。…
舞う巫女の絶えて久しき秋祭
長き夜をやつるる歌姫のなみだ
いさかいのやがておおごと猫じゃらし
牛乳の品切れ秋湿の午後
秋の湖サンドイッチの旅の朝
こころ澄む綺麗なことば青蜜柑
賜るは明けの三日月よき船出
療養の窓の高さを秋薔薇
秋草の頭を折りぬ朝の雨
陽にひらく竜胆語りだす間合い
舟を折る紙は銀星月夜
雨粒をふくみコスモス立ち上がる
noteを始めて3か月が過ぎた。 飽きっぽい自分には ここからが危険ゾーン。 私生活でも のほほんとしてきたこの数年が 変わってしまうかもしれない 岐路に立たされている。 新米へ割り溶く初産の玉子 女郎花キレイは言っていい言葉 葛かづらけふの空には雨遠し まんじゅしゃげ下唇を噛んだ赤 満月のうさぎを信じない孤独 十五夜のさくりと割れるビスケット ただ生きてあらば十六夜見る資格 賜るは明けの三日月よき船出 月のまた満ちてあしたを疑わず かまきりのいのち貪りつ