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誰にも需要のないProtrekSmartの記事を書く

以前ファーウェイやシャオミのスマートウォッチと一緒に比較対象として使用した、CasioのProtrek Smart

いや正確に言うとPROTREK Smart WSD-F30。

スペックは・・・なんてことを語る必要もないか。
もはや生産も終了し、2022年になっても後継機の話題も一切ないのだ。

(正確には、Casioは「G-SQUAD」というスマートウォッチを出してはいる)

ソニーもwenaシリーズを出しているが、あれはもう一般的なディスプレイのあるスマートウォッチとは別モノと言っていい商品だ。

日本企業はスマートウォッチにはもうあまり関心がないのかもしれない。
新製品の話題をかっさらうのは基本的にApple watch。
そして中国のスマートウォッチだ。

悲しい時代になった。


いやそんな暗い話は置いといて、日本が誇るProtrek Smartには、
長期間使用可能になるモードがあったのである。

その期間はCasioによると一か月とのこと。

これならいざ遭難したときも、
このモードを使ってバッテリーを長持ちさせられる。

未だにApple watchを始めとした多くのスマートウォッチは、
たった数日のバッテリーしかもたない。

そんな中、ひときわ輝くモードではないだろうか。


・・・まあ、このモードの実態は、
時刻表示以外のすべての機能をオフにするというものなのだが・・・。

つまり、ただの表示が見にくい時計になるわけだ。

で、でも電池はもつから・・・!


実験は5月末に開始した。
バッテリー100%から長持ちモードにして、一体どうなったか。

いや今更こんなことしても誰にも需要がないのはわかっているのだが、
世間で同じことやってる人もいないし・・・。
(このモードを一体何人が活用したんだろうか)


では、ご覧いただこう!!

赤:PROTREK 青:mi band5

グラフの赤い線がPROTREKの結果だ。
1160時間が経過したが、バッテリーは52%も残っている!!

1160時間といったら約48日である。
つまりはこのままいけば100日くらいバッテリーがもつ可能性があるのだ。

公式が言っていた”一か月”とは一体何だったのか。
まさかの伸びを見せた。
これならいくらでも遭難できそうだ。

0%までやれという声が聞こえるような聞こえないような気がするが、それはそのうち気が向いたら追記しようと思う)


ちなみにグラフの青い線はmi band5そのまま放置した結果だ。
100%の状態から、45日で0%になった。

mi band5は公式では節約モードで20日と言っているが、
放置しておくだけなら45日もつというのもなかなか凄い話だ。


いやー素晴らしい結果だった!

誰かに価値を提供できた気はまったくしないけど。


それにまあ、日本のスマートウォッチ分野はちょっとアレなことになっているとはいえ、日本の時計に関してはまだまだ人気なのだ。

スマートウォッチにこだわらず、普通の時計で勝っていれば良い。たぶん。

実際、国内の時計売り上げでは、Casioは見事1位に輝いている。

そして高級時計も世界シェアで見ればSEIKOが3位だ。


自分はどうせ着けるなら、あれこれできるスマートウォッチやスマートバンドにするが、かっこいい時計を着けている人が魅力的なのも確か。

かつての同僚に時計の営業販売をしていた人が居たが、数千万の時計を買っていく人は普通にいて、その時計を売った社員にはそれに応じたボーナスが入るという。

・・・だめだだめだ。

あまりにレベルが違う世界の話をすると精神にダメージが入る。
今日はお開きにしよう。


国産スマートウォッチが話題になる日を夢見て・・・。


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