件名:6月19日から受注会を開催しようと思っています
宛先:親愛なるお客様
○○さま
こんにちは。
以前オーダーいただいたシャツは今でも活躍してくれていますでしょうか?
その時には想像もできなかった毎日ですが、お元気でしょうか?
このお知らせを緊急事態宣言下の今、するのかどうかすごく迷いました。
今こんな告知をされても判断できないし、そもそもそんな状況じゃない!とお叱りを受けるかもしれません。
僕自身、普段着のオーダーシャツは「急ぐもの」からは外れているという自覚があります。
なので、今は必要ないかなというお返事も納得です。
でも、もし家の中やお出かけに着ていく新しいシャツが欲しい!気分を上げたい!という方がいらっしゃるのであれば、喜んでシャツを作りたいと思っています。
現在は『ORDER at HOME』というご自宅で試着をしてオーダーできるサービスも始めていますが、僕は対面も大事にしたいです。
ずらっと並ぶサンプルの中から「こんなのもあるのか!」「これが似合うとは思わなかった…!」という発見をして、シャツの引き出しを増やしてもらうことも僕の仕事だと思っています。
ぜひお会いして、同じものを見ながらゆっくり似合うシャツを考えましょう。
『普段着のシャツのオーダー会』
【日時】6月19(金)〜22(月)12:00〜18:00
【会場】hako gallery(代々木上原)
1組一時間の完全予約制にて承ります。
ご希望のご来場日時を info@holoshirts.com までお知らせください。
いつものようにふらっと寄っていただける形にできず心苦しいのですが、同じ時間帯に多くの方が居合わせないようにするための判断としてご理解いただければ幸いです。
お会いできた時の喜びは、今からすでに想像してしまえるくらいです。
ただ、何も不安なくというのは難しいので、もしよろしければお越しください。
万全の準備をして、(マスクをしていますが)笑顔でお待ちしています!
holo shirts.
窪田健吾
info@holoshirts.com
お客様に送るメールの下書きを載せてしまいましたが、今は本当に「告知をする」ということを逡巡させる状況です。
6月には感染者数も少なくなって、緊急事態宣言も一旦解除されるかもしれません。
でも、その時になってからのお知らせでは、告知としては遅い。
それなら今、正直な気持ちを添えて告知するしかないです。
僕自身、リスクの高いことをしたくないですし、安全と健康を一番に考えています。
でも、開催できるならしたいんです!!
経済的な面でも、心の健康の面でも、お客様とお会いして、シャツのことを話したり、雑談したりすることが必要なんです。
状況が許して、こちらが万全の準備をしても、お客様の気持ちが外に向かなければ集客は見込めません。
なので、そのお気持ちを知りたいという思いもあって、このタイミングでお知らせしようと思っています。
告知のメールに、返事を書く人の方が少ないかもしれません。
でも、「今はそういう気持ちじゃない」にしても「そろそろシャツのことを考えたい」にしても「揺れてる」にしても、お伝えいただける範囲でいいので、よろしければお返事ください。
それを受けて、ユラユラ動きながら開催するのかどうか判断していきます。
(前提は開催したいです、繰り返しますが)
やれることをやって、前を向きますよ!
オーダーという業態を選んだ時点で「無駄なものを作らない」が頭にありました。これまでもこれからも、ちゃんと袖を通して着倒してもらえるシャツ作りを続けていきたいと思います。