日本学生支援機構の貸与型奨学金申請(大学院在学採用)-社会人博士課程

先日,日本学生支援機構の貸与型奨学金(第一種,無利子,12万2千円)に社会人博士学生として申請したので,そのときのことを記録

申請条件を調べたときの記事はこちら

1. 自分自身の前提条件

・進学先:国公立大
・前大学/大学院:私大
・仕事:民間企業の技術系総合職(退職or休職予定)
・年収:修士卒の社会人3年目の金額
・仕送り:退職後,母親から家賃分のみ
・奨学金:JASSOの貸与実績無し,前大学独自の給付実績有り

仕事については,まだ退職か休職か決着がついていません
アラサーにもなって親のすね囓るなとか,甘えんなとかという声が聞こえてきそうですが,家庭事情はそれぞれなので追求しないでください
私の場合は入学金と学費,引っ越し費用で2年分の預貯金がぶっ飛びます

今回は通らない可能性が高いと思っているので,通らなかったら,退職or休職後に緊急採用で申請する予定です

2. 申請スケジュールと提出書類

コロナウィルスの影響で,例年と申請スケジュールが変わりました
緊急事態宣言が出たのが2020年4月7日,この申請スケジュールが発表されたのが2020年4月13日です
大学から遠方だったりすると申請するまで結構タイトなスケジュールに感じました

奨学金申請スケジュール

3. 申請書類請求

在学採用の場合,自分の大学や前の大学では説明会に参加後,申請書を配布する流れでした
今年はコロナの影響でイレギュラーです

前述したように,4月13日に申請書類の請求方法とスケジュールが発表されましたが,自分は4月6日の時点で学生課に電話し,申請書類の郵送をお願いしました
この時期,「不要不急の外出を控えて」と言われていたため,新幹線に乗って説明会に参加し,資料を受け取るのは最善ではないと判断したためです
学生課に電話したとき,まだこのときは「申請書類の郵送はできますが,申請は学校に直接きてください」と言われました
教授に相談したら「オンラインでできるよう自分で交渉してみて」とのことで,学生課に連絡しようとしたところに緊急事態宣言が出されたので,大学の発表を待つことに
申請して1週間程で申請書類が大学から送られてきました

4. 大学への提出書類

私が提出した書類は以下です

①貸与型奨学金確認書兼個人信用情報の取り扱いに関する同意書
→未成年であれば親権者の欄に記入が必要ですが,院生は成人しているので自分の連絡先と印鑑のみ

②収入計算書
→どんな内容で提出したかは後日

③収入を証明する書類
→2019年1~12月の源泉徴収票,2020年1~3月の給与明細のコピー

④父母等からの給付額に関する書類
→指定書類に母からの仕送り金額のみ記入

⑤前大学/大学院の成績証明書
→窓口に行ける距離でしたが,コロナの影響で郵送のみでした

現時点では,退職か休職か決まっていないので,それを証明する書類は無いため,提出していません
まだ仕事と研究を平行して取り組んでいます

大学側に提出する書類は大学によって異なると思うので,各大学に従ってください
大学によっては,教授の推薦書が必要なところもあるみたいです

5. スカラネット入力

常識的な内容をネットで入力します
詳細は公式HPを確認してください

研究情報として,「研究題目(50字以内)」「進学の目的と研究計画(400字以内)」が必要です
自分は院試のときに使った志望動機と研究計画を合わせて,400字以内にしました
※2年次以上は「研究内容(400字以内)」も必要

家庭事情情報(200字以内)の欄に,退職or休職するため,支払いが厳しい旨を書きました

6. 今後

結果や進展があれば,今後記事にしていきます
在職中でももらえるのか,情報が全くなかったのでどうなるのか

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