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「ランチェスター戦略」「勝つ」「生き残る」事を目的とした戦略。低階層から抜け出せ!

私の心の中で「勝ちたい」という気持ちが、年々薄れている感覚があります。負けず嫌いですが、「勝つ事」ましては「生き残る事」にフォーカスを当てて、過ごした日々はありませんでした。

少し前までの私は、「売れている人の真似をすればいい」「流行りに乗っかって、話を合わせればいい」「タピオカ美味しよねー」って言っていればいい。つまらない事なかれ主義です。

TVやヤフーニュース、LINEニュースで取り上げられている、トレンド的を批判されないように言う。わたしは、そのように生きてきた気がしています。

「ランチェスター戦略」は、過去のわたしの思考を完全に覆す戦略となります。「勝つ」「生き残る」を軸にした戦略は、時に自分を追い詰めるリスクもありますが、何となく頑張るのではなく、明確な勝ちのロジックを組み立てて行動するのです。賛否が分かれる戦略なのですが、Youtube大学で有名な中田敦彦さんが取り上げた事もあり、わたくしなりの考察を交えます。

ランチェスター戦略とは

ランチェスターの法則(ランチェスターのほうそく、英:Lanchester's laws)は戦争における戦闘員の減少度合いを数理モデルにもとづいて記述した法則。一次法則と二次法則があり、前者は剣や弓矢で戦う古典的な戦闘に関する法則、後者は小銃やマシンガンといった兵器を利用した近代戦を記述する法則である佐藤84(p72-74)。これらの法則は1914年にフレデリック・ランチェスターが自身の著作L1916で発表したもので、原著ではこれらの法則を元に近代戦における空軍力の重要性を説いている。この論文は今日でいうオペレーションズ・リサーチの嚆矢となった佐藤84(p72-74)。
ランチェスターの法則は実際の戦争においても確認されており、例えばJ.H.エンゲルE1954は二次法則に従って硫黄島の戦いを解析することにより、わずかな誤差でこの法則が成り立つことを確認している佐藤84(p184-185)。
古典的な戦闘と近代的な戦闘で従う法則に違いが生じるのは、剣や弓矢による古典的な戦闘では個々の味方が個々の敵を相手とする一騎討ちを基本とした局地戦になるのに対し、小銃やマシンガンを利用した近代的な戦闘では集団的な行動をとる味方が、乱射により不特定の敵を確率的に殺していくものだからである佐藤84(p72-74)。
古典的な戦闘の場合には、個々人による一騎討ちの寄せ集めであるので、戦争による戦闘員の消耗は単純に味方の人数と敵の人数の一次式になる(一次法則)。それに対し近代的な戦闘の場合、戦闘員の消耗は味方の人数と敵の人数の2次式(双曲線)になることが示せる(二次法則)。よって古典的な戦闘とは消耗する人数が大きく異なり、近代的な戦闘では古典的な戦闘と比べ、人数が多い方の軍隊が大幅に有利になる(後述)。

ウィキペディアより

ランチェスター戦略は、第一次世界大戦から生まれたと言われています。

敵味方の戦闘機が、何体何で戦い、損害状況を確認し、研究した事が始まりのようです。

このように、軍事戦略に用いられていましたが、マーケティング戦略としても活用されています。日本人では田岡信夫さんがビジネスマーケティングとして使用し、販売戦略を実行しております。

戦略と戦術の違いとは

「戦略」「戦術」は、勝利を収めるために大切な方法論で、車の両輪の関係にあると言われています。

しかし、両者には大きな違いがあると言われています。

「戦略」

①状況

②条件

③場面

④範囲

上記4つの要素の組み合わせの中から、敵を打ち負かす為にベストな方法を編み出すことです。

「戦術」とは

戦略を達成させるための手段を指します。

①全体的な方針

②長期的な視野

③目に見えない行動

④変更できない

といった特徴があるようです。

戦略と戦術は似ていますが、「戦略」は「戦術」の下位の位置づけになります。

戦略で目標、ゴールを設定し、自らが進むべき道を決めます

次に「戦術」で、目標、ゴールを達成する為に何をするべきか?どのように行動するか?という事を指します

では具体的に何をすればいいのか?

答えはカンタンです。「強者」がやらない事をするのです。もっと言うと、「強者に勝てる分野で勝負する」といえばいいでしょうか。

1位の人の戦略は決まっていますが、2位以下の人が1位になる為の戦略は一緒と言われています。1位の人は1位になっている理由があります。その努力で1位になったのですから、スタイルを貫くことが大事でしょう。スタイルに時代の流れをプラスしていきます。

では2位以下は何をするか・・、多くの人が1位の人の真似をしようとするでしょう強者の戦略を真似して、自分なりにカスタムして・・これではダメ。自分が絶対に勝てる分野、勝負できる分野を伸ばしましょう

強者がイケメン→優しさや心配りで勝負する

強者が頭がいい→素直さや愛嬌で勝負する

強者が話が面白い→瞬時に的確な回答ができるようにする。主張と反論への理解を示し、共感を狙う。


同じ努力をするなら、ゴールに向かって努力をしましょう。あさっての方向に走り出してもゴールは遠ざかってしまします。

そして、大事な事をいいます。ランチェスター戦略を実行する場合

「達成できる目標を立てることが大事です。」

「年内に1億稼ぎたい」

「橋本環奈似の彼女を作りたい」

「フォロワーを10万人にしたい」

考えることはOKですが、「勝つ」「生き残る」という戦略を立てる場合は、実現可能な目標を立て、クリアしたら、ハードルを少し上げる。といった戦略を立てましょう

ランチェスター戦略は奥深いです。わたくしももっと勉強して、ランチェスター戦略を深堀して、実践し、発信していきたいと思います。

今回、記事の参考にさせていただいた書籍です。

お勧めですので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

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