見出し画像

オランダのネット販売会社coolblueを利用してみた(Amazonはまだ最強じゃなかった!)

日本でのネット販売会社Amazonの地位は不動のものになりつつある。無料の配達やオンラインでの映画視聴,30分以内のお届けサービスなどを低価格で提供しているためだ。

しかし,驚くべきことにアマゾンは未だにオランダには進出していない。つまり,オランダのアマゾンで物品を購入して,オランダの自宅に届けてもらうことはできないのである。

このようにアマゾンがオランダに進出できない背景としてはオランダ国内のネット販売会社である,coolblue やBolの存在がある。そこでアマゾンが参入できない理由を見つけるために実際にcoolblueでなにか購入してみることにした。

携帯のカメラのレンズが壊れいていたので,今回2014年発売のサイバーショット DSC-WX220[ブラック] をcoolblueで購入することにした。

その前に,なぜcoolblueを用いたかというと,周りのオランダ人の友達に聞いたところcoolblueのほうが早く届き,尚且つ配送ミスが少ないと聞いたからである。

本記事ではcoolblueがアマゾンの参入を妨げる三つの理由について述べる。

1.無料配達,14日後まで無料返品

まず,驚いたことにウェブサイトには無料で配達すると書いてあるではないか。これは日本のアマゾンでは年会費3900円のプライム会員にならないと受けられないサービスである。さらに,購入してから14日後までは無料で返品可能ということもうれしい。これなら,新しいカメラを買って気に入らなければ返却という一連の流れをノーリスクで行うことができる。

2.セカンドチャンス商品の購入

少し気になるのが無料で返品された商品のその後だ。単に御蔵入りするのか,それとも別ルートで再度販売されるのか。その答えはカメラの購入手続きの途中でわかった。購入の手続きを踏んでいくと,途中で”セカンドチャンス商品もありますよ”という表示がでる。これをクリックすると新品に比べ30 euro程度安い値段で同様の商品を購入出来ると書いてある。なるほど!返品された商品は新品よりも安めの価格で再度販売されているのだ。これなら,お金がギリギリの人はセカンチャンス商品を購入することで,少しでもお金を節約することができるし,会社側からすればセカンドチャンス商品というお得な商品を提供しているとアピールできる。

もちろん,自分はすこしでもお金を節約したいのでセカンドチャンス商品を買うことにした。しかも,よくよく考えてみるとセカンドチャンス商品というのどこでもやってることじゃないか。ヨドバシカメラなどでは展示されていた商品を正規価格よりも安くして販売されているのをよくみる。個人的には展示品のように何ヶ月も何人もの人に触られた商品よりは,ひとりの人間が14日間だけ触った商品のほうが良いと思う。それでも潔癖症で新品しか購入したくないという人はいるしそれはその人の考えだろうから新品を買えばいい。思うに,オランダでは新品に固執する人が少ないからこのようなサービスを提供しているのではないだろうか。

3.配達が早い

自分が購入した商品は翌日までの届くとのことだった。実際,翌日までにはちゃんと届いた。このスピード感は日本のアマゾンと同程度である。また,日本のアマゾンのように当日配達(別途費用発生で数ユーロ)もできるのでもし急ぎの場合対にも応してくれるのは非常にありがたい。


感想

coolblueを利用してみて自分としては非常に満足のいく結果となった。翌日までに届く素早い配達に加え,セカンドチャンス商品をとおして安めの価格で手に入れることができて嬉しかった。日本でアマゾンが台頭できた主な理由として,無料で素早い配達が挙げられる。しかし,coolblueはこの二点をかっちり抑えながら現地の人に根強い人気を誇っているため,アマゾンが今後もオランダ市場への参入はむずかしいだろう。みなさんもオランダでもしなにか買う機会があればぜひcoolblueを利用してみたらどうだろうか?


。。。coolblueの広告みたいになってしまった。。。

広告みたいになってしまったのでアマゾンの肩を少しもつと,品数においてはアマゾンのほうが優っているように思える。それからオランダでアマゾンが必ずしも使えないというわけではなく,実はオランダの隣国であるドイツ,イギリスのアマゾンから品物を購入することができる。もしcoolblueで見つからない品物であればぜひそちらを利用していただきたい。

参考サイト

coolblue : https://www.coolblue.nl/

amazon イギリス:https://www.amazon.co.uk/

amazon ドイツ:https://www.amazon.de/






















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?