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アムステルダムのカフェ・アメリカン【オランダ】

思い出深いアムステルダムの「カフェ・アメリカン」の記事が! https://getnews.jp/archives/3152263

オランダでいうと、日本の銀座4丁目交差点的なところにある「アメリカン・ホテル」に併設されているカフェ。人生で最初に入ったオランダのカフェ。ちょっと、長くなるけど、このホテル&カフェに出会った想い出を話したい。
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大学の選抜で「夏の一か月イギリスで英語を学ぶ」というツアーに参加し、ケンブリッジにホームステイしていた4週間。ひとつの週末の行先にオランダを選んだ。その時泊まったホテルが「アメリカン・ホテル」だ。
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週末にビートルズのふるさとリバプールに行ったり、ロンドンに行ったりした私は、最後の週末に「オランダにいかせてください‼」とお願いした。生徒を国外に出すことは大学事務局もすぐには首をたてには振らなかった。ただ、日頃の行いが幸いし(?)「ホテルはちゃんとしたところに泊まって夜は出歩かないこと‼」という条件でオランダ行きにOKが出た。
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当時は、父がヨーロッパの撮影旅行でロンドン、アムステルダム、アテネ、ローマなどに行った時の話を聞いていて、イギリス好き!ヨーロッパ大好き!という感じだった。
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なのに‼ ケンブリッジの旅行業者が「ここなら先生も文句ないと思いますよ!」とおすすめのホテルの名前が「アメリカン・ホテル」。なんだよ!興ざめだよ!と思っていた。(アメリカファンの人ごめんなさい)
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豪華客船?にのってやっとホテルに到着して愕然😱。20歳の学生がスポーツバッグとペラペラのウィンドブレーカーで行くとこじゃなかった!!カフェの写真でもわかるように、建物もカフェもそれ自体がアールヌーヴォーの美術館のようなところだった‼
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チェックインで並んでる他のお客さんは、素敵な皮の(しかも、飴色になって使いこなしてる感じの)スーツケースとカジュアルでも質の良さげな服を着てる人ばっかだった😲😲。
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そんな私の風体でも、差別されることはなく、「マダーム」とか言われて、そのペラペラのウィンドブレーカーを脱ぐのを手伝ってくれて、スポーツバッグも恭しく(!)持ってくれて部屋まで案内してくれた😌😌。
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・・というわけで、初めて英語を母国語としない国オランダ、アムステルダムで英語を使いながら、美術館に行ったりしているうちに、「オランダ語」という運命の出会いをしたのもこの時。「オランダ語ってなんてきれいなんだろう😍😍😍‼‼ あんなふうにしゃべりたいな~😍😍❣❣」特にGの発音が大好きになった! (Gの発音については、こちら>>https://note.com/holland_daisuki/n/n0d1d10faf263)
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親からは、イギリスに英語を勉強しに行って、オランダに恋して帰ってきたと呆れられた😅😅
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日本に戻って、すぐオランダ語の本(カセットテープ付き!)を買い、発音を含むオランダ語の勉強が始まった。😤😤
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それにしても、私を国外に出すことを許してくれた教務課の人ありがとう~🤣🤣🤣❣
そして、無事に犯罪に巻き込まれることなく過ごせたアメリカンホテルありがとう🤣🤣🤣❣

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