見出し画像

妊娠糖尿病★管理不良

こんにちは(*‘∀‘)
今日は「妊娠糖尿病の管理不良とは?」という事を書きます。

妊娠糖尿病と診断されたばかりの女性はもちろん、
医療者も妊娠糖尿病に取り組みだしたばかりの頃はココをまちがえやすいものです。

なぜかというと「自己血糖測定」が簡単にできちゃう現代だからです。
自己血糖測定をすることは、め~っちゃ素晴らしいことです。
これをしないで血糖値管理をするなんて
目隠しして車を運転するようなものだと、師匠の江部康二先生が表現されています。

でもね、自己血糖測定を行って、血糖値ばかり見ていると
血糖値管理ありきの妊娠糖尿病ニンプになっちゃうの。

もうちょっといい方を変えると
血糖値を管理するためにニンプをやっている状態になっています。

医療者側も血糖値だけでニンプを評価し始めちゃう。
もちろん私もこの管理を始めた頃は、そんな色眼鏡をかけておりました(*_*)


それ、違うよね??

赤ちゃんを育てるための長い妊娠期間です。

ということは、
妊娠糖尿病の管理を見るとき
自己血糖測定の結果は大事ですが、それだけではない。
赤ちゃんの大きさ、特に腹囲ばかりが標準以上に大きくなっていないか?
グリコアルブミン(GA)で2週間程度の血糖値平均値はどうか?
母体の体重増加量は過剰でないか?
などなどさまざまな要素を見ていきます。

また食後2時間血糖値ばかり見ていて
安心して好きなものを取り入れているニンプのあるあるですが
食後1時間血糖値をチェックしてほしいです。
1時間の血糖値は140mg/dlが基準値です。
2時間後の値が正常値でも1時間後がオーバーしているなら管理不良です。
だってグルコーススパイクこそが赤ちゃんにも、ママにも良くないの。
「2時間後に下がってれば、何を食べてもいい」わけはありません!

①赤ちゃんのための栄養素タンパク質をしっかりと毎食とれている

②全体的なカロリー不足はない

③お腹の赤ちゃんの推定体重はおおよそ週数あたりの正常で、徐々に大きくなる、小さくなるといったことがない(特に腹囲)

④母体の体重増加は過剰ではない

⑤ママのストレスがない

⑥虚偽報告がない

⑦自己血糖測定を定期的に実施している

というあたりが管理良好かどうかの指標です。
その逆が管理不良です。


パンや麺やお菓子が食べたくて、
血糖値が怒られない値になっていればいいでしょ?的なママをよく見ます。
赤ちゃんの健やかな発育のためにニンプをやっているのです。
妊娠糖尿病だからといって、血糖値さえ問題なければ好きなものを食べるというのは、本末転倒です。

その発想になりやすい方は、ズバリ ⇓ こんな人!
https://note.com/holistic_momorin/n/n0193dd0c70f2

チェックしてみてくださいね☆

LINEでは、わたしの日々思う「心」「身体」「食」の情報発信をしています。日々を楽しく過ごしたいあなたと繋がっていきたいです。
もしよろしければ、ご登録くださいね(^^♪

わたしのHPはコチラ▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?