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『編集思考』を読んで思う、二元論からの脱却

News Picksの佐々木さん著書の『編集思考』、読みました
読んで、自分の考えで通じる部分があったのでめもめも

■ 本『編集思考』の勝手なまとめ

編集思考

もちろん本では具体例もふんだんに入ってわかりやすく説明されてましたが
特にポイントと思ったところだけ勝手に拾ってまとめ。

「編集」というのは、その文字の通りにとらえられたり、
それこそ出版やメディアの話に捉えがちなものだと思いますが、
「編集思考」としたことで誰もが鍛えられてどんな場面でも使えるスキルに
捉えなおしやすくなったなーと思うのが、この本で私が好きなところ。

また、ただ情報にラベルを付けて出す、ではなく
(ここでいうとCONNECTとPROMOTEの段階?)
その前後も含めて編集であるということで、一気にできることが増える
これも好きなところ。

■ 「編集思考」はどうやって身に着けるのか

佐々木さんはとてもシンプルかつ具体的にまとめて下さっていて、
読者は実行に移しやすいんじゃないかなと思いました。
引用すると、下記

1古典を読み込む
2歴史を血肉とする
3二分法を超越する
4アウェーに遠征する
5聞く力を磨く
6毒と冷淡さを持つ

ここから思ったのは、とにかく世界をありのまま受け止めてインプットし
編集の材料を蓄えていくことと、
その材料を多様な角度から見れるようにすることなのかな、と感じてます

この中で一番気になっているのが、「二分法を超越する」

一番最初のエントリーにも書いてますが、
自分や他人や周りの環境をあるがまま受け止めてあるがまま活かすために
ものすごく大事だなーと考えています ↓
https://note.mu/preview/neff8102a3c14?prev_access_key=617eeb294469a904d9aa25dd78401039

この本の中で佐々木さんが引用していたのが、
「融通無碍(ゆうずうむげ)」という東洋思想。

[名・形動]考え方や行動にとらわれるところがなく、自由であること。また、そのさま。「融通無碍な(の)考え」「融通無碍に対処する」 
― デジタル大辞典より

西洋思想は二分法や論理的の考え方があり、東洋思想は、未分法や直観的
と、鈴木大拙が東洋と西洋の違いを表現していたそう。
この東洋的な思想だけが大事なわけでは決してないけれど、
現代は西洋的な思想に偏っている感覚があるので、取り戻していきながら
中庸でありたいなーと感じましたとさ

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