日本初!賃料入札システムを取り入れた2つの理由

原宿・明治神宮前のシェアオフィス「HOLDER jingumae6」をリリースしまして、まだまだ知名度は低いものの、リリースや広告を見て頂いた方々にご内覧を頂いています。

ちょっと準備期間も短かったし、1号店の初年度は大丈夫かな?と思っていましたが、おかげ様でご内覧頂いた方々の反応も悪くなく、いいスタートがきれそうです。

ご質問を頂く中で、やはり皆さんが気になるのは入札システム

ぼくは15年ほど賃貸オフィス業界で、オフィス仲介・オフィス内装・オフィス家具販売などの事業を手掛けてきました。

不動産業界には、いまだ情報の非対称性というものが存在するため、そこを少しでも埋めたいと思って事業を行ってきました。

仲介手数料無料、インターネットでの情報開示、内装フィーの定額制、日本全国送料無料のオフィス家具通販など、多少キャッチーなサービスを作ってきましたが、どうしても根本的なところの解決には至りませんでした。

仲介事業はリスクも低く利益も出しやすいですが、どうしてもある程度の範囲の中でしか仕事ができません。

今回のHOLDERでしたかったことは、大きくこの2つです。

1:駆け引きをしない。
2:空室を発生させない。

1:駆け引きをしない。

不動産会社の設定した賃料は、特にオフィスだと、そこからどれだけ下がるの?という腹のさぐりあいです。また、設定賃料に特に妥当性がないため、見に来て、やっぱり違うと思われることも多いです。日本最大規模のオフィス仲介サイトにまで成長した「officee」は基本室内画像など全部の情報を開示しているので、見に来る方はそれを確かめに来るだけで、成約率30%という驚異の実績を誇りますが、それでも70%は契約になりません。


なので、ユーザの評価に考え方を変えてみようと思いました。すると、本音の評価をお聞きできる。それは今後のマーケティングデータとして実に意味のあるものです。賃料1万円から入札可能なので、ほとんどの方は興味を持って頂け、入札をご検討頂けます。

ユーザ評価を上げるためには、僕たちはいい施設を作り、いいサービスを提供するだけなので、それもウィンウィンな感じがしていいなと思ってます。


当然ですが、入札を僕たちが不正に操作するなどといった行為も行いません。駆け引きをしないがもはや手段というよりは目的になっているのかも知れません。

2:空室を発生させない。

転貸ビジネスではなく、賃料はベース収益としながら、付帯サービスで収益化したいと考えています。そのために、削れるコストは極限まで削りたいと思いました。いつ発生するかわからない空室リスクは大きなコストです。募集手続きも、内覧対応も、審査対応もいつ発生するかわかりません。当然広告費用も人件費も協力会社さんへの手数料なども必要になります。

HOLDERは、1年間契約で、入居者の移動があった場合でも、365日中360日稼働しています。空室期間は入れ替え時期の5日間のみ。入札は全室最低1万円からとしていますので、まず空室になることはないと思います。「HOLDER jingumae6」も知名度は低いですが、おかげ様で満室稼働は確定しております。(当然ですが)

今回の入札期限は2019年2月22日(金)18時までとなります。

ちなみに、どうでもいいですが、2月22日はぼくの誕生日です。今年はまた格別な誕生日になりそうです。


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