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映画「救いたい」を鑑賞して。

怒涛の残業の日々を乗り越えて、
やっと人間らしい時間帯に終業できたので。
なんとなく目に留まった邦画を観てみた。

タイトルは、「救いたい」
東日本大震災で津波に襲われたあとに暮らす人々と
被災地で地域医療に携わる人々の心情を描いたお話。

感動した、とか悲しかった、とか
薄い感想は書けるけれど、今感じている気持ちを言い表すのは難しい。
こういう時、私の言葉はいつも言葉足らずになる。

苦しくても、それでも暮らしていく人々の姿は
「励まされる」とかではなくて、本当にリアルだ。

コロナで更につながりや距離が開いてしまったのかなと思うと、
どうにも悲しく寂しく、わびしくなる。

きっとエキストラで参加された現地の方もいらっしゃるだろう。
お祭りのシーンで映し出された写真はきっと、本物だと思う。
そこに暮らす、暮らしていた、方々。

胸を打たれたし、自然と画面の前で合掌していた。
犠牲になった方々に、改めて心からご冥福をお祈りします。
どうかどうか、安らかに。

いま生きていること、生かしていただいていることを謙虚に思い出す。
心が洗われるような、背筋がのびるような映画だった。