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Dota2勢がLoLランクを半年でB3→G4まで上げた成長記録

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初めまして。「Dota2」という日本で超マイナーなMOBAを3000時間プレイした人間です。

そんな私ですが、今年のはじめ頃からリアフレと一緒にLoLをプレイし始めました。
最初は「Dota2やってるし、ゴールドくらいはすんなり行けるだろうな」と、ランク戦に対してかなり悠長な態度で構えていたのですが…


ゴールド4に上がるのに10ヶ月かかりました。ウケる。


なので今回は、その過程での試行錯誤を記録としてまとめたいと思います。同じような境遇で伸び悩んでいる人の何かの糧になれば幸いです。


◆2021年2月:ブロンズ3

OPGGの記録が残っていないので記憶頼りなのですが、この頃はメインJG・サブMIDでキューを入れていました。しかし、知識もないのに感覚でJGをプレイしていたので、みるみるうちにランクは落ち込み、最終的にブロンズ3まで沈みました。

このままではいけないと思い、とりあえずメインロールをMIDに変えました。結果的にこれが正解で、ブロンズ1まで上り詰めることが出来ました。

ここでの学びとして、とりあえず慣れないロールをやるべきではないということ。そして、レーンの基礎が身に付いてない状態でジャングルをやっても上手くいかない事が多いという学びを得ました。


◆2021年4月:シルバー4

この頃からサブロールをJGからSUPに変更して、完全にレーン戦中心にランクをプレイするようになりました。チャンピオンはアニー・アーリ辺りがメインで、時々相手のカウンターチャンプを初見で出して逆に負ける、といった事を繰り返していた記憶があります。

そしてここで、私のランク人生を少し良い方向に運ぶ第一のチャンピオンとの出会いを果たします。アニビアです。

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アニビアの良いところは、スキル性能がDota2のヒーローに似ている所でした。特にWの壁とトグル式のUltは、少しテクニカルな代わりに上手く使いこなすと集団戦で相手を壊滅させられるポテンシャルを持っています。また、Q→E等のコンボでバーストダメージも出る他、一度死んでも復活できるので、メイジにありがちな耐久力不足を誤魔化すことも出来ます。

そんな訳でアニビアをメインに据えてミッドを回し続けた結果、なんとかシルバー昇格戦で勝ち越し、シルバー4への昇格を果たしました。

↑この頃に書いた記事


◆2021年6月:シルバー4

4月から6月の2ヶ月間は、シルバー3の壁にぶつかり続けた日々でした。シルバー昇格戦で活躍したアニビアも頭打ちになり、色々なチャンプを試しては変え、試しては変えを繰り返していました。スランプというヤツです。

そんな最中、私はとあるLoL攻略ブログを見つけました。
「LoL Garen」です。

この胡散臭いサムネイルの攻略ブログと出会ってから、私のLoL人生は良い方向へと進むことになります。

LoLGarenは北山楓氏が個人で更新されているブログなのですが、驚くべきはその更新頻度。なんと毎日必ず1記事投稿されています。情報の質は実際に見てもらえれば大体分かると思うので詳しく言及しませんが、私は非常に勉強になりました。(※結構好みが分かれる文体なので、好き嫌いが分かれるブログではあります。私のフレンドはダメでした。)


◆2021年7月:シルバー3

そんな訳でLoLGarenの助けもあって、7月頭にシルバー3に上がる事が出来ました。

4日後にはブロンズ落ちの危機に瀕してました。何なんだ。


…という感じでこの頃は完全に自分の実力に限界を感じてました。今振り返ると、何がダメなのか分かっていなかったのだと思います。

丁度この時期から、LoL配信者で有名なしゃるる氏の「リスナーコーチング企画」がスタートしました。私もこの動画シリーズを見て「自分より上手い人にコーチングしてもらいたい!」という思いが強まりました。

しかし、私はひねくれ者なので、ある程度信頼できる人にコーチングしてもらわないと、教えてもらったことをすんなりと聞き入れることが出来ません。また、可能ならDota2のことを知っている人に教わりたいと考えました。その方が信頼しやすいからです。めんどくさいですね。

そんな折、前述のLoLGarenでコーチングの案内を見つけました。実は私がLoLGarenの記事を信用していたのは、たびたび記事内でDota2の用語が出てきたからなのです。

「この人(※管理人の楓氏)に教われば何か変われるかもしれない」

そう感じて私は即座にコーチングを依頼しました。7月5日のことです。

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結論から言うとこの選択は大正解で、このコーチングをキッカケに私はランクを大きく高めることに成功します。具体的な数字を言うと、7月頭にシルバー4だったランクは、7月末の時点でシルバー1まで上昇しました。以下は証拠のOPGGです。

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上の画像:7月1日時点でのOPGG(S4)
下の画像:7月31日時点でのOPGG(S1)


では、私の何がダメだったのでしょうか。以下に箇条書きで書いてみます。

・Midで10分時点でのLHが50~60と非常に低い。
・JGを理解しないままMIDをプレイしている為、味方JGとの連携が壊滅的。
・アタックムーブを利用していない。
・ミニマップが小さい。その他のUIを小さくしていない。
・チャットをミュートしていない。
・脅威/物理防御貫通/魔法防御貫通の計算式を理解していない。など

(※あくまで自分のケースですので、人によって個人差はあると思います)

ざっとまとめるとこんなところでしょうか。自分は2時間分のコーチングを1度受けただけで、その後は自力でランクを上げていく事になるのですが、現時点での自分の問題点を客観的に判断してもらうだけで、その後のランク戦がだいぶ戦いやすくなりました。

そして、このコーチングを受けて私は、それまでのメインMID・サブSUPロールから、メインJG・サブMIDにロールを変更しました。当時はJGの経験を積むことで、いずれMIDに回帰した際にその知見を活かすことが出来るのではないかと考えていましたが、結果的にはG4までメインJGを突き通す事になりました。運命の出会いその2を果たしたからです。


2021年8月:シルバー1

無題のプレゼンテーション (18)

はい。私の運命のお相手その2は"ノクターン"です。サモナーズリフトの電気を消すのが得意なオバケですね。こわくないよ。

実は彼、私がLoLを遊び始めた当初(と言っても本格的にランクを回し始める前ではない3~4年前の話)に初めて有料で購入したチャンプなんです。理由は、私がDota2で愛用している"Bane"というヒーローにクリッッッッッッッッッッッッッッソツだったから。

無題のプレゼンテーション (16)

そんなダークネス君を使い始めた私は、今まで何に苦労していたのかわからないくらい順調にランクを上げていきました。そして、8月頭の時点でシルバー1に到達することに成功したのです。

ノクターンの良さは、操作が単純でJGの基本を学ぶのに最適だった事と、Ultでのガンク合わせがミニマップを見る癖を付ける訓練になる事でした。常にレーンの状況を把握し、瀕死の敵もしくは甘い立ち位置にいる敵を刈り取る事で、マップ全体を見渡す事が出来るようになりました。
また、オブジェクトを取るスピードもかなり早く、体感的にはトランドルと同じくらいの速度でタワーを破壊する事が出来ると感じています。少なくともアカリの10倍くらいはオブジェクト速度が速いと言えるでしょう。

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最終戦歴は88勝46敗で勝率65.67%と、圧倒的なスコアを叩き出しています。すごいですね〜。


◆2021年9月:シルバー2

…と、実は8月・9月の2ヶ月間は、シルバー2と1を行ったり来たりする第二次スランプ期に陥っていました。ノクターンでJGが勝てるようになった反面、それ以外のチャンピオンではあまり上手くいかなかったのです。ただし、いろいろなチャンピオンを触る事になったので、身についた知識はその後のゴールド昇格戦に活かす事が出来たと思います。


◆2021年10月:ゴールドⅣ

そんな訳で、10月26日にゴールドⅣ昇格を果たすことが出来ました。当日は配信しながら昇格戦をプレイしていたのですが、昇格戦になった途端に味方がゲームを楽しく遊び始めて非常に困りました。す~ぐ遊ぶんだから。


あとがき

私はランクを始める前から、目標をゴールドⅣに設定していました。ランク人口分布を見た時に、ゴールドⅣが上位20~30%に位置するからです。この目標のお陰でゴールドⅣに到達できたと思っているので、皆さんも真似すると良いんじゃないでしょうか。しらんけど。

それと、一緒に遊ぶフレンドはやはり大事だと思います。私は同じレート帯で遊んでいるフレンドが数名居たのですが、ライバル精神を勝手に燃やしてランク上げていた時期もあるので、切磋琢磨する仲間がいるのもモチベ維持に役立つのではないかと。まあ、これは人によるかもしれませんね。

そんなところで今回の記事は締めにしたいと思います。ちなみに、LoLのランクを上げている期間中はDota2を完全に封印していたので、これからDota2ランクの方も上げていく予定です。目標はAncientですので皆様応援の程を宜しくお願い致します。では。


筆者について


スキを押すとランダムなDota2あるあるが出ます