急成長中のHOKUTOで、品質文化の立ち上げを先導できるQAエンジニアを募集しています!

こんにちは、株式会社HOKUTOで Engineering Managerをしている 山田( @masaofyamad )です。

現在HOKUTOでは事業の成長に伴い、様々な職種で採用活動をしております
今回はその中でもQAエンジニアについて募集背景などを深く知っていただきたいと思い、発信させていただきます。
よろしくお願いします!


QAエンジニアの役割と募集の背景


テスト専門家ではなく、「品質面の課題解決を担う職種」

HOKUTOではQAチームのミッションとして「医療従事者に愛される・クライアントが安心して使えるサービスを継続的に提供するための品質担保を様々な方面から考え実現する」を掲げています。
HOKUTOでのQAエンジニアは手動テストや自動テストなどに限らず、現場の状況を見ながら品質担保のために必要なことを考えて課題解決をする職種のことを指します。

そして、その実現のために以下のような状態を構築・維持することが必要だと考え、日々の業務に取り組んでいます。

開発プロセス(仕様定義・詳細設計・開発・リリース・運用)の様々なフェーズで高いレベルの品質担保が行われている
品質状況を可視化・分析し、不具合やインシデントが起きる根本的原因を特定し、品質改善を行っている

なぜ "今"QAエンジニアが必要なのか

HOKUTOの事業は、課題を探索し仮説検証することが全てだったフェーズから、ビジネスを成長させることが重要なフェーズに移ってきています。
それに伴い現在提供しているサービスを安定して提供することが非常に重要になっており、横断的にプロダクトの品質担保を高めていくQAチームの重要度も高まっている状況です。

QAチームの重要度が高まっている背景

しかし、現状は理想状態との間に大きなギャップがあるというのが正直なところです🙇‍♂️
足元の品質についても日々課題が出てきており、エンジニアからQAエンジニアに職種変更した1名の社員を中心に、業務委託QAエンジニアの方、社内の医師、PM、エンジニアなどによる総力戦によって医療事業者の方々に使っていただける品質を担保しています 💦

このような状況なので、中長期的な品質課題やその論点が把握しにくく改善が進みにくいと感じています。
その結果、品質担保と開発生産性にトレードオフが発生し、生産性が徐々に低下していく兆候が見えてきています。
そこで、品質担保に対して専門性を持っている方にHOKUTOの組織にフルダイブしていただき、最も良い品質担保の在り方を考えながら共に作っていきたい!という思いで、QAエンジニアを募集しております。


求めている人材像


求めている人材像について「募集要項」から2つピックアップして解説したいと思います

提供するサービスの品質保証、品質改善について考え、必要なことを選択できる方

提供するサービスの品質保証や改善は、定常業務・ワークフローなどの仕組み・開発プロセスなど様々な要素の組み合わせによって作られます。
しかし、その全てに対して完璧を追い求めることは、時間的・労力的な制約があり、非常に困難です。

そのため、事業内容や提供するサービスの価値を理解し品質優先順位を考えた上で、「この事象は課題なのか?」「どれくらい重要度の高い課題なのか?」「重要な課題だとして、課題を生み出している根本的な原因はなにか?」などの問いを立てて本当に解くべき課題を選択し、課題解決に取り掛かる必要があります。
そのような取捨選択(特に何をやらないかの選択)ができる方だととても心強いと考えています。

開発プロセス全体で品質担保を行う状態を作るという考えをもっている方

私たちは、施策の企画段階からリリース後の運用に至るまで、一貫して品質を維持、向上させるための仕組みを作ることで高い生産性と品質を維持していきたいと考えております。

現在は、まだまだ理想的な品質保証活動をできていない状況ではありますが、同じ志を持って一つ一つ課題を潰すことにチャレンジしてくださる方、そこに意義やワクワクを感じてくださる方と一緒に働きたいと思っています。


提供できる機会


このように今のフェーズでは、品質担保が非常に重要でQAエンジニアの採用が急務です。とはいえ、入社してくださる方に対してもそれに見合った貴重な機会やリターンを提供できる/したいと考えています。
もちろん、何を機会と捉えるかは個々人によって変わってくるかと思いますが、その中でも2つほどお伝えしたいと思っています。

品質に対する文化を1から作り上げる機会

まず一つ目は、品質文化を1から作り上げる機会です。
「組織内のニーズ」「組織規模」「改善機会」の3つの観点から考えて、今がこの機会を提供するのに最適だと考えています。

組織内のニーズ:
品質担保活動を開発に関わる全員で行っているため、もっと効率的にしていくための計画が受け入れられやすく、改善活動がしやすいです。
また、QAチームとしても、今品質担保に専門性を持った方が仲間に加わることでもっと良い意思決定や素早い改善をしやすくなると考えています。

組織規模:
現在の開発組織の規模は10名強と大きくはなく、全員と直でやりとりすることが容易です。
そのため、個々人レベルでの改善活動にも目を向けやすく、全体の改善に対して必要なエネルギーも少ないです。

改善機会:
隔週で「今すぐ対応はできないけど、技術面・プロセス面で気になっていること」や「直近で起きたインシデント」についてエンジニア全員で話すエンジニアMTGがあります。
これまでもこのMTGをきっかけに様々な取り組みが行われてきました。
定期的に全体に対して意見を募る機会やメッセージを発する機会があるからこそ、一次情報を集めながら改善活動をしやすいです。

品質担保に専門性を持ちつつ、横断的なスキル獲得と意思決定ができる機会

2つ目に提供できる機会は、「品質担保」に対して裁量権を持って必要な手段を検討・選択できる機会です。
先にも申し上げたように、HOKUTOのQAエンジニアは「品質担保」という領域に対して、現状を把握して課題を見つけ出し、品質基準の再定義/手動テスト/自動テスト/エラー監視/ドキュメント化/オペレーション整備・改善・自動化 etc. など様々な手段から有効な手段を考えて課題解決を行う職種です。

実行時に他チームの協力を得ながら進めることも含め、必要な権限をセットでお渡しできるからこそ、QAエンジニアとしての専門性を活かしつつも、HOWとしてのスキルの幅を広げる成長の機会も提供できると考えています。


どんな形で業務をしているのか


ここまで少し概念的な話が多かったので、もう少し現場感の伝わるお話をしたいと思います。

業務の進め方

QAチームの業務には定常業務と施策業務の2つがあります。
定常業務は毎週繰り返し行っている業務で、
施策業務は四半期ごとに目標設定を行いその目的達成のための業務です。
施策業務は月水金の頻度で目標との乖離を見ながら改善活動を行っています。

定常業務・施策業務の例

開発との連携

QAチームは、PMや開発エンジニアとチームこそ分かれているものの、個人レベルで連携をとって業務を進めています。
PM,エンジニアとは朝会で毎日話をする機会があり、誰がどの実装を担当しているのかを常時把握しながら、必要に応じてSlackで直接担当者に連絡する。といったことが行われています。

ワークフローなど

実際の業務はヒューマンエラーを減らすために自動化するように心がけています。
Slackからリアクションすると不具合チケットを起票できる。といった簡素なものから、リリース前テスト時に、リリースに入るPRのリストを自動で出力するワークフローなども作っています。

リリース開始時ワークフロー(ラベルごとのPRのリストが表示される)


最後に


今回は、QAエンジニアの募集背景や提供できる価値についてお話ししました。

誤解されないように補足させていただくと、
私たちは、入ってきてすぐに高いクオリティのアウトプットやアウトカムを求めるようなことはしません。
最初はHOKUTOの事業全体やプロダクトの提供価値、文化などをキャッチアップしていただきながら、私やエンジニアメンバー、経営陣と一緒に何をするべきか考えていけたらと思っています。
また、足元やるべきことについてこちらで用意することも可能です(お渡しできることはたくさんあります笑 )。
そういった環境の中でご自身のやりやすいやり方でお力を発揮していただきたいと思っております。

選考については、下記のページから応募可能です!
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