届かない。 僕の云うこと。 届かない。 君の云うこと。 100%何て無理で、60%ぐらいが丁度いい。 届けたいけど、君に変換される。 届けたい、僕の云うこと。
どうすることもできない日。 何をすればいいのだろう。 どうしようもない日。 何ができたろう。 そんな日の積み重ね。 積み重ねが増えていく。 理由をつけていく。 それもありだろう。 どうすることもできない日。 また、増えていく。
黄色い朝に真っ赤な午後に青い夜。 僕たちは生きている。 生きている。 涙を流している君、笑い転げる僕。 色とりどりの模様。 僕たちは生きている。 さよならと言った僕、おはようと言った君。 また、黄色い朝。
青白い夜の中、歩いていた。 良いことなんて、起こりそうにない夜。 帰り道。 見上げると涙が流れた。 青白い夜。 このまま照らし続けてくれないか? 生きていることを実感できる。
今日もミスをして、怒られました。 かっこ悪い。 そんなたいした人間ではないんです。 かっこ悪い。 こんな自分と向き合い続けなければならない。 恥ずかしい。 生きねば。こんなかっこ悪い自分を。
天使が善を作り、悪魔が悪を作ったてさ。 下手くそだよな。僕ならもっと上手く作る。 性善説は嘘で性悪説はしみったれ。 神様は死んだよ。下手くそのせいで。 僕たちが苦しいのは、そいつらのせいだ。
夕日が泣き始めて、空が黒く染まり出した頃。 僕は目を閉じた。 もう少しで夜だ。雨の夜になるだろう。 夜は好きだ。静寂に包まれる。 ずっと夜が続いて欲しい。 明日が怖い。いつもそうだ。 明日が来なければいいのに。 電車の車内で、夜を見た。 さよなら今日。
僕のことを嫌いな人なんて、大勢いるんだろうな。 好きでいてくれる人の方が少ない。 そんなものかもな。 嫌いな人の顔を見るより、好きな人の顔を見て、笑いあいたい。 と、友達の少ない僕が云う。
父の日。オーバードーズ。 母の日。自殺未遂。 全く素晴らしい世界だ。 勤労感謝の日。退職。 多くの祝日。誰かにとっては嫌な日。 生きてこそ。生きてこそ。
夕日が赤くて涙がでました。 隣の少年が楽しそうに見ていて、 僕にもこんな時があったかと、思いました。 赤い夕日が街を染めて、 僕は悲しみを堪えきれませんでした。 夕日が僕の悲しみまで照らしてくれるのなら、涙は枯れるかもしれない。 夕日に今は照らされたい。
生きるって難しいな。 直ぐに死にたくなる。 でも。生きてみる。弱く弱く。 呼吸のように、生きるって言いたいな。 どうしても死にたい時は詩を書いてみる。 呼吸のように。
多くの死を書いてきた。多くの希死念慮を書いてきた。 そろそろ止めるよ。 多くの生を書いてみよう、と思う。 無理かもしれないけど。 世界は今日も生で溢れている。中には、希死念慮もあるかもしれないけど。 生で溢れている。 生きる為に皆必死だ。
どこかで鳥の鳴き声が聞こえた。 よだかのような声だった。 僕もよだかのように、星になりたい。
自己愛は悪いものだ、と思っていた。 利己的だと。 でも、自分を愛せない人に他人が愛せるはずがない。 でも、自分の愛し方なんて難しくて僕には出来そうもない。 だから、僕は人を愛せない。 まず、自分を愛することから始めるよ。下手くそでも。
恋などしたことがない。 人を好きなったことはある。 しかし、恋はない。恋の定義は分からないけど。 ラヴソングの意味が分からない。 感情が共感できない。 悲しいことなのか、それすら分からない。 教えて欲しい。 恋はいいものですか?
長い間、生について考えてきた。 長い間、死について考えてきた。 答えはまだ出ない。 死にたい日もあれば、生きたい日もある。 生きたい日があるのならば、もう少し生きてみる。 死にたい日は死にたいままにしておく。 死について、多く考えてきた。 答えはまだない。