【チャレンジ②簿記3級】第2話 テキストの選び方&簿記3級テキストへの挑戦!

前回は第1話として、テキストの読み方の話をさせていただきました。

記事で紹介した『お茶でも飲みながら会計入門41のきほん』を読み終えたので、いよいよ本格的に簿記の学習スタートです!


1.テキストの選び方

まずはテキストの選び方について少し説明をいたします。

資格試験や入学試験への合格に向けて「よし、勉強するぞ!」となってから、最初に悩むのがテキストの選び方ではないでしょうか。

しかしこれ、実はものすごくシンプルなんです。


原則としたい合言葉は、

「どれでも一緒」


これだけです。

テキスト選びの段階であれこれ悩む気持ちもよく分かりますが、ダメです。

できれば10分以内、長くても1時間以内には決めましょう。


そうは言っても、「どんなテキストが売られているか調べて、ネットでレビュー見比べて、評判がいいやつをちゃんと選ばないと・・・」と思ってしまうのも分かります。

しかし、厳しいことを言えば、この考え方は不合格への入り口です。


なぜ「どれでも一緒」だなんて無責任なことを言えるのか。

その理由を説明します。

まず、受験者の数とテキスト購入者の数は比例しますので、受験者の多い有名な試験であればそれだけテキストが売れる可能性が高いわけです。

そうなると、多くの人がテキストを書きます。

すると激しい競争になりますので、必然的に売れない本は淘汰されて、売れる本だけが生き残るのです。

そして余程大きな本屋さんでない限り、並んでいるのは売れることが期待される本ばかり。

つまり、そもそも一定程度以上の質の本しか、本屋さんの棚には並んでいないし、出会えないのです。

だから、その中からどれを選んでも一緒、というわけです。


強いて言えば、試験は出題範囲が変更されますので、できるだけ新しい版のものを選ぶのが良いです。

もし見つかれば、最新の過去試験日の後に更新されているものがオススメです。

それは最新の出題傾向を踏まえた改訂がなされている可能性が高いです。


しかし相当大幅な変更でない限り、その変更点は後から補強すれば良いので、気にしすぎることはありません。

もし選んだテキストの中に、出題範囲から外れた分野があったら、その部分はやらなければ良いだけです。


なので、テキストの選び方は、

「どれでも一緒。自分が何となく『これ好き』と思えるものを買う」

これに尽きます。


もしテキストが簡単過ぎたら?

サクッと終わらせて、自信を持って次のレベルのテキストに進みましょう。


もしテキストが難し過ぎたら?

自信を持って「これはレベルアップしてから挑む用」と脇に置いて、もう少し簡単なものを買いに行きましょう。

自分でテキストを進めてみて実際に「難しい」と感じた後であれば、「どのくらいのレベルが自分に合うのか」を把握できるようになっているはずです。

残念ながら「自分にどのレベルのテキストが合うのか」は、いくらレビュー記事を読み比べても分かりませんし、本屋さんでテキストを見比べた段階で判断できなければ、実際に進めてみるしかありません。


それらもひっくるめて、

「テキストはどれでも一緒。10分以内に選ぼう」

なのです。


2.スッキリわかる日商簿記3級(テキスト&問題集)

私が簿記3級対策用に選んだのは、こちらです!

受験者の多い簿記だけあって、テキストがたくさんありましたが、こちらを選んだ理由は、

もちろん「なんとなく」です。


強いて言えば、

・版が新しい

・サイズが小さめ(持ち運びやすい)

・ネコがかわいい

・練習問題がセットになっている

といったところです。


3.学習の成果は・・・

『スッキリわかる日商簿記3級』は難易度も構成も初心者の私にとってちょうど良く、1つ1つの項目を理解しながらスムーズに進めることができました。

学習時間は14時間36分。


最後の仕上げとして、本番と同じ構成の模試を使っていざ測定!

結果は、

1仕訳:20/20(7:33)
2帳簿:10/10(1:39)
3試算:30/30(36:20)
4伝票:4/8(2:04)
5精算:32/32(28:48)

合計:96/100
時間:1時間16分/2時間

でした!

合格点は70点なので、ひとまずクリアー!


4.次回予告

無事にテキストを終えたので、次は過去問題に進みます。

同じシリーズで過去問題&予想問題集があるので、そちらを進めます。


5.ここまでの合計学習時間

前回まで:3時間44分

今回:14時間36分

合計:18時間20分

自分が主体的に学ぶチャレンジによって、同じように学びに挑む人たちの励みや希望・応援になれたら嬉しいです! 学びの成果を世の中に還元していきます!