【チャレンジ②簿記3級】第1話 テキストの効果的な読み方って?

自分の学習法をレベルアップするべく、新しい分野にチャレンジしよう!

ということで、これまで何となく興味はありながらも手付かずで来た「簿記・会計」の分野に挑戦していきたいと思います。

まずは簿記3級からスタートして、簿記2級、税理士、公認会計士まで視野に入れられたら・・・という皮算用をしています。

しかし本当に全くの素人分野なので、まずは入門書で概要をおぼろげながら掴むことを目指していきます。


今回、入門書の1冊目として利用したのは、こちらの書籍!

選んだ理由は、単にAmazonのKindle Unlimitedで読み放題対象に入っていたから。笑

というのは冗談で、もちろん同様の(つまり無料の。笑)書籍をいくつか見比べて、一番読み進めやすそうなものを選びました!

(ただ、本書はSEやプログラマー向けの連載がベースになっているので、少しだけでもシステムやプログラムの考え方が分からないと、説明に置いていかれる部分があるかもしれません)



私が大学受験勉強で日本史や地理をゼロから勉強し始めた時もそうでしたが、最初に概要を掴んでおくと、詳細な分野別学習に入った時の理解度や効率が桁違いなのです。


知識学習のコツは、端からしっかりと塗り固めていくのではなく、薄く薄く何回も塗り重ねること!

これに尽きます。


テキストの順番で言えば、まずは出来るだけ薄い入門書からスタートして、徐々に詳細な内容・高度な内容の教科書・参考書に入っていくのです。

最初のハードルは低ければ低いほど良いので、例えばマンガや映像であったり、「〜日でわかる!」のような基礎テキストであったり、とにかく「薄ければ薄いほど良い!」と(極端ですが)思ってください。


テキスト1冊ずつの読み方も同様です。

頭から順にじっくり読んではいけません。

そのような読み方をしていると、たとえ1章の内容を完璧にしても、2章を進めているうちに忘れてしまいます。

そうなると、「忘れたからまた1章に戻って、そのうちに2章も忘れて、一体いつになったら3章に進めるのか・・・あーもう!このテキストはダメだな!」というパターンに陥ってしまいがち。


そうではなく、例えば全5章の内容であれば、とにかく一気に5章全体に目を通すのです。

まずは章のタイトルだけ5個目を通して、「1周目完了!」で構わないのです。

次は章の中の大きい見出しだけを読んで「2周目完了!」です。

次は中見出しまで、そして小見出しまで、これでもう「4周目完了!」です。

こうするとおぼろげながら全体像が見えてくるので、自分がこれから学んでいくことの「本棚」あるいは「地図」を準備することができます。


ちなみにこの際、目次ページは使わずに、実際の本文でタイトルや見出しを読むようにしましょう。

パラパラとめくるだけでも、意外と目に入って、何となく記憶に残ったりするものです。

あるいは本の厚さから、章や項目ごとの分量感が掴めるメリットもあります。

目次のメリットである一覧性が、ここにおいてはデメリットになってしまいます。


本文を読んでいくときも、要領は同じです。

一度で完全に理解できる可能性は高くありません(理解できるに越したことはありませんが、現実として)。

何度か読み直す前提で、まずはスピード重視で読み進めましょう。

大事なのは勢いです!

何周もしているうちに、段々とどこに何が書かれているか、書かれているのはどんな内容か、全体としてどのような関係性があるのか、が掴めるようになります。

頭から読んでいくだけだと、特に関係性を掴むのが難しくなります。


騙されたと思って、塗り重ねる発想での学習を試してみてください!



◆学習記録

『お茶でも飲みながら会計入門 41のきほん』:3時間44分

総計:3時間44分


自分が主体的に学ぶチャレンジによって、同じように学びに挑む人たちの励みや希望・応援になれたら嬉しいです! 学びの成果を世の中に還元していきます!