麻雀・メンタルがヤバくなった時の対策
麻雀において、個人差はあれど、メンタルが打牌に影響を与えることは明らかです。
しかし、その割にメンタルを制御する技術は軽視されがちです。まあ理由はいくつか想像できますが、対策を打っておくに越したことはないでしょう。
というわけで、私個人(個牌)のメンタル対策について述べます。
A.メンタルの変調を、メンタルで解決するのは難しい
例えば弱気になった時に、「いや、まだまだこれからだ!」とか、「練習の日々を思い出せ!」とか、それで復活できる人はそもそもメンタル面で悩まないでしょう。
何が問題かって、不調になった部分を使って不調な部分を直そうというのに無理があると思います。
B.具体的な解決法
1.時間で解決する
間を置くことです。他の趣味を行ったり、食事・睡眠を挟みましょう。
2.運動で解決する
メンタルの不調はストレスが原因であることが多いので、運動で解決するのはとてもいいと思います。みんな運動不足でしょうし。
3.制約で解決する
「メンタルがヤバくなって来たらやめよう」では解決できません。メンタルがヤバくなって来た頃には、メンタルを検査する部分もヤバくなっているからです。
なので、「4位になったらその日は終わり」「1日何半荘打ったら終わり」というように、システム的な終わりを用意しましょう。それでも守れない人は守れませんが、明確にルールを破った(=メンタルがヤバくなっている)、と認識することが出来るので、「いや別にメンタルヤバくなかったし?」というノリでズルズル行くのは防ぐこと出来ます。
C.対局中の対策
上述の対策は対局と対局の合間には可能ですが、対局中に立て直すにはもう少し即効性が求められます。かなり困難ですが…。
1.ルーティーンを用意する
メンタルがヤバくなってると感じたらなんか飲むとか食べるとか深呼吸するとか、それらをメンタル関係なく毎回行うとか、そういうやつです。忘れていた場合、メンタルの回復を促すというよりは、「メンタルがヤバくなっていることに気付ける」効果があります。
2.リセットする
1と併用できますが、局と局の間、リーチ中などに一旦何も考えないか別のことを考えて、まっさらな気持ちでやり直す方法です。実践できるなら効果はあると思います。
3.経験で慣れる
不利な状況が原因でメンタルがヤバくなることもあります。そういう時は、「なあに、こういう状況はいくらでもあったさ」と思うことで多少ダメージを軽減することができます。気休めですが、この辺は経験が物を言います。
4.メンタルがヤバくなっている自分を笑う
いわゆる客観視みたいな感じです。宇宙から見たら自分なんてちっぽけなもんだ、みたいな感じで、麻雀から見れば自分なんてちっぽけなもんだ、というノリで笑うと笑いやすいかもしれません。知らんけど。
☆まとめ
・メンタルはメンタルでは直りにくい
・物理か時間かルールで解決する
・対局中に直すのは難易度が高い、頑張れ
そんな感じです。少なくとも、メンタルの影響を完全に否定するのはもはやオカルトなので、自分に合った対策を見つけられるといいですね。
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