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契約/頭金支払いまでの長いなが〜い道のり

日本のお家契約から決済までの、長い長い道のり。

こんにちは。ココセラです。

イントロ
私たちが住む場所をこだわる理由

お家ハント(第一弾)
遂に日本のお家決めました!!!

契約〜決済まで(第二弾)
今日はここ!

さてさて、ようやく住みたい場所が見つかり、
買いたい物件/土地が見つかりました。

買付証明を出し、待つこと2週間…
遂に売主側が承諾をしてくれました!!!

ということで、遂に契約に至ります。

土地+新築を建てようとしていた私たちは、
思いもよらない運命で中古物件を買うようになったのですが、、、
内覧では、内心「ここも旦那はパスするだろうなぁ〜」と、思っていたので、
写真…ゼロ。笑
外も中も一枚も撮ってません。と、まぁそんなことはどうでもいいのですね。。。

今回の買い物で、「日本の中古に対する価値観の置き方」が、
欧州とはかな〜り違う事が浮き彫りになりました。
そして、その違いに主人は驚きを隠せず、
「信じられない!!!」の連続です。

改めて、日本人がいかに新品好きか。


新品に重きを置き、
価値を見出しているか、
を思い知らされました。

中古になった瞬間全ては、買主側の責任の元、全てが動き出します。
いわゆる現状融資。(現状のままお渡しということ)

ということは、買う方が慎重にチェックをして、
しっかりと手綱を引く必要があります。
購入後に「知らなかった!」ということがあっては、遅いですから。

車も家も服もなんでも、結局新品だと売主側の責任が「保証」という形で付いてくるわけです。
保証には責任が伴います。
この責任追及することって、日本人が得意としている所。
でも、追及する以前の確認の時点では曖昧なグレーが多い。
わからなくても、質問しないし、なんとなく「そういうもんなんだ〜」で、事が動いてしまいます。
なので、あれこれ質問する私たちは誰が相手であっても、
「厄介な客」としか見られていない感じが否めませんでした。
でも、「厄介な客」と思われるとこちらも不本意なので、
そこはちゃんと説明します。笑
「何に対して(どんな物件かという意味)お金を支払うのかが明確でない限り契約も購入もできない」としっかりと明確にさせていただきました。
中古は、取引額が何千万円であっても、その責任を果たしてくれる保証は一切ないのだから、それは当たり前と思うのです。(厳密に仲介業者に対して保証はあるものの、そこの期間も内容もグレーです….)

中古で買う時のリスクはズバリこの保証がないという事です。


そして、このリスクをいかに最小限にできるかが肝だな、と感じました。
ですので、私たちはリスクを最小限にする為にできる事は全てしました。

  1. インスペクションを入れる

  2. 土地家屋調査員にて座標を確認してもらう

  3. 図面などの書類が残っているかの確認

  4. ハウスメーカーの保証期間の確認

  5. 現状融資を理解した上での現状物件確認
    などなど。

ありがたくも、旦那は北欧で何度も物件の売買を経験しているので、確認すべきポイントは心得ていました。
私の父は、不動産売買・土地関係で仕事しているので、契約書等は一緒に確認してくれました。
この2点は、本当に心強くラッキーでした。

でもね、日本の不動産業界って本当マフィアみたいだな、って思いました。。。。
手数料もバカ高い。

そもそも購入物件を紹介されたわけでもないし、全ては売主側仲介業者へのメッセンジャーという役割。
私たちからしてみれば、ぶっちゃけ…何十万円も支払って仲介していただく必要性を一切感じませんでした。

取引を円滑に行う為や、契約書・重要事項説明書など、先方の業者が間違ったことを言った時に、修正してくれる役割として重要なのかもしれませんが、それは本来なら先方の業者が責任を負うべきところで、わざわざダブルチェックの必要はないとも思うのです。

でも、これが日本のやり方。仕方ないです…。

リスクを最低限にする為に行った「インスペクションを入れる」に関してです。
インスペクションと言って、家に構造上問題ないか、欠陥などを洗いざらいしてもらう調査を、第三者機関でお願いするのですが、それも買主が必要だと判断したら、全てが買主負担でするのもおかしな話だと思いました。

売主は、もしかしたら欠陥があるかもしれないけど、現状融資だから、それでお願いね〜という感じ・・・とても不透明でリスクしか感じませんでした。

しかも、このインスペクションを売主側は拒否もできるそうなので驚きです。。。北欧であれば、欠陥箇所なので調査は業者がちゃんとやって、物件自体のランク付けをし、中古であっても分厚い物件情報がちゃんと共有されます。(少なくとも私たちが売買した物件はそうでした)

でね、このインスペクションをするに当たって、購入者(つまり私たちが)とてつもない事をお願いしているような感じで話が進んでいったんです。。。(売主側がやるべき事だと思っているこちら側からすると、そこにも違和感)
色々気になる事があって、聞こうとすると「あまり細かいことまで聞くと嫌がられる方もいらっしゃるので…インスペクションをやらせていただくわけですし…」みたいな感じで、仲介業者からメールが返ってくるわけです。

こちらからすると…インスペクションを拒否されるのであれば、「そこまでリスクを負って購入する」という選択をしないだけなので、それでもこちらは大丈夫なんですが…という感じ。
すごい嫌な奴みたいな感じに聞こえるかもしれませんが、数千円の買い物じゃないですし、、、売主買主共にフェアな形で取引をしたいと思っているからこそ、【こちらのあるべき姿勢】を指摘されたときに違和感を感じました。

まぁまぁ、100歩譲って、100%費用はこちら持ちで調査を行わせていただく、でもいいのですが、、、、
それをした後の調査結果を公の書類に入れるかどうかでも、また揉めました。
インスペクションを入れる段階で、結果が共有のものになるとは聞いていませんでした。
法律的にいうと、お金を支払って手に入れた情報の所有は支払った側にあるはずなのに、それを共有財産の中に組み入れるのであれば、そもそも支払いが片方から100%出すのはおかしくないのか…?とも思うのです。

この私たちの主張は、仲介業者は理解に苦しんだ上に理解できなかったようです。。。😅

などなど、まぁ〜〜〜〜〜色々ありました。
毎日不動産とメールのやり取りです。。。。

それから、まだあります。笑

不動産会社への手数料に関して、ノルウェーは売主側のみ支払います。

(日本では、なぜ購入する側が手数料を支払う必要があるのか、未だに不明です)そんなことを全ての業界でしてたら、いくらあってもお金足りないです。。。

他にも、契約書と重要事項説明書が、催促しない限り全く届かないのもびっくりしました。


契約日の2週間前でも届かず、結局1週間前にきました。こちら側も修正依頼もあるし、業者は2社も通すし、結局予定していた契約日からさらに2週間遅れでの契約になりました。(両親を関西に呼んでいたので、新幹線代も無駄になりました💦)

業者が何回も口にしていたのが、「一般の業界は分かりませんが、不動産業界ではこれが一般的です」「一般的には〜です」という、【一般的攻撃】笑

契約書と重説を完成させる為に、何往復したことやら。。。
無事に契約ができ、頭金を支払ったのは、買付証明を出してから2ヶ月もの先の事でした。。。3000字超しちゃいました💦

続く。(まだ続くんかい!


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