ニートの日常:中田敦彦のオンラインサロンに入ってみた編

私は中田敦彦が好きだ。
どれくらい好きかというと

こんなことを考えてしまうくらい。

YouTube大学はもちろんのことトークチャンネルも好きだ。むしろトークチャンネルの方が好きかもしれない。

そんな私は一時期、オンラインサロンPROGRESSに入っていた。入っていた時期は「提言」前後ぐらい。
オンラインサロンのこと話したら規約違反だとか、うるさいこと言わないでね。そこまで入り込んでないから暴露、みたいな話ではないし。勘弁してほしい。

いざ入ってみると、思ってたのとは違ってファン同士の交流の場っていうイメージが強かった。もちろん1日1回中田さん自身がライブ配信(ホームルームと呼んでいる)してるんだけど、それ以外は12支(子・丑・寅・卯…)のリーダー(委員長と呼んでいる)がいて、みたいな。正直そのシステムもよくわかんないし、中田さん以外の素人のことなんてマジでどうでもいいなって思ってたから内容についてはよくわからない。

オンラインサロンはDiscord内で活動してて、いろんなチャンネルがあってサロンメンバーそれぞれが活動してる感じ。生成AIについて研究するチャンネルとかあったな。それは見るだけは楽しかったけど、そんなのこのオンラインサロンじゃなくてもいいよなぁとも思ってた。中田さんが動画内で使う背景画像とか差し込み画像とかそういうのを作ってた。いいのがあったらピックアップされて実際に使われる、みたいな。みんなで一緒に作ってる、っていうより作らせてる感を覚えた。本人にとっては「中田さんに使われた、嬉しい」なんだろうし、win-winだから別にいいんだけど。

あと祭りを開催する?とか言ってたけど、実イベントに興味ない私はそれにもあんまり興味持てなかった。当時色々やるって言ってたな、舞台とか。やってること自体はすごいなぁって感じだけど、内容に興味持てなかったからあまり詳しくは知らない。

そして例の提言動画。
動画の感想を書くチャンネルもあったんだけど、サロンメンバー(というかもはや信者に近い)の感想が大絶賛ばかり。別にそれはその動画に限ったことじゃないんだけど、とにかく大絶賛の嵐。

いや、実は少しだけ批判めいたコメントもあった。基本的には褒めてるんだけど、今は削除されてる「ドストエフスキーのくだり」について内容がブレるから必要ないかも、とか。後輩の名前出しちゃうのはどうなの?みたいな。批判っていうか生産的な意見だと思ったけど、でも次見た時にはそのコメント見当たらなかったんだよね。多分、運営が消したんだろうなって思う。多分、私が今まで気づかなかっただけでコメント消しは日常的に行われてるんだろうなって思った。これが中田さんの指示によるものなのか、運営が忖度した結果なのかは知らないけど、YESしかないコメント欄って結構不気味だった。オンラインサロンていう閉じられた空間ぐらい、そんなん許してあげなよ、とか言う人もいるかもしれないけどね。身内の身内ぐらいはYESで埋め尽くしたい気持ちはわからんでもないけど、でもやっぱり気持ちは悪かったし、馴染めないなって思ったのは事実。

中田敦彦のことは好きだけど、オンラインサロンは合わないなーと思ってたら、そのあと、サロン内の内容が漏れたとかで更に内へ内へなっていった。具体的には、認証マークがついた人だけがライブ配信を見られるようになった。認証マークをもらうには、1分前後の顔出しの自己紹介動画をアップロードしないといけない。これは運営のリスク管理というか、一定の変なやつを弾くバリアの役割を果たしていたと思うんだが、はっきり言って私にとっては非常にハードルが高いものだった。顔出しすることによって、もしかすると、知り合いに見られてしまう可能性があるから(もちろんお互い様だけど)。元々ROM専だったし、ライブ配信もたまに見るくらいであまり他の機能も使わず、コメントもしてこなかった私は、このオンラインサロン結構サムいな〜と思ってしまっていた。そんなとこに入ってるの知り合いに知られたとしたら恥ずかしすぎる。これを機に退会しよう、と思って退会した。そう言う人たくさんいたんじゃないかなぁとなんとなく思う。

退会した後でも変わらず中田敦彦のことは好きだし、提言動画についても思うことはあるけど正しいことも言ってると思うし、YouTube大学は見るし、トークチャンネルも見る。はっきり言ってファンだ。
これぐらいのファンでもオンラインサロンという閉じられた空間での運営やサロンメンバーの無条件賛同に違和感を持ってしまったので、動画の最後の毎回の宣伝に踊らされて、「オンラインサロン入ってみよっかなー楽しそう」って思ってる人は参考にしてほしい。
初月無料(今でもやってるのかな?やめたのかな?)で怖いもの見たさで試してみるのももしかしたらありかもしれない。私がハマらなかっただけでオンラインサロンを否定するわけじゃないし、ハマったら楽しいだろうし価値あると思うよ。

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